『アイヌモシリ』コメントチラシビジュアル&タイアップ情報解禁!著名人12名から絶賛コメントが続々到着!

『アイヌモシリ』コメントチラシビジュアル&タイアップ情報解禁!著名人12名から絶賛コメントが続々到着!

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project

10月17日(土)より公開の、トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門にて長編日本映画史上初の審査員特別賞を受賞した話題の映画『アイヌモシリ』。

グアナファト国際映画祭国際長編部門最優秀作品賞も受賞した話題作です。

『アイヌモシリ』コメントチラシビジュアル&タイアップ情報解禁

『アイヌモシリ』

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project

公開に先駆け、コメントチラシビジュアルが公開されました。

好奇心あふれる表情の主人公・カントの視線の先は?ぜひスクリーンでお確かめください。

併せて、アイヌ文化を味わえるタイアップキャンペーンが決定。

『アイヌモシリ』

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project

ユーロスペース同ビル1Fの「LOFT9」ではカフェ内にて公開記念パネル展開催&映画コラボアイヌ料理・ドリンクをご提供。

都内唯一のアイヌ料理屋の新大久保「ハルコㇿ」ではユーロスペース上映期間中、本作の200円割引鑑賞券を設置中。

※詳細は作品HPTwitterまで。

『アイヌモシリ』著名人12名から絶賛コメントが続々到着

『アイヌモシリ』

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project

入江悠(映画監督)

福永壮志監督は、『リベリアの白い血』に続き、本作で新たな達成を見せてくれた。

神聖な儀式を映画に刻むという偉業で、映画史に残る作品になるだろう。

岡山天音(俳優)

とっても嬉しくなりました。

冒頭、1カット目で、その世界に連れて行ってくれる映画。

画面から匂い立つ、そこで生きている人々の温度。

「静けさ」を孕んだ作品でした。

小川紗良(女優・映像作家)

何かを失って辛いということは、心の中にあるということ。

人々の言葉が、衣服が、音楽が、舞踊が、そして少年の強い瞳が、あまりにも真実味を帯びて語りかけてくる。

映画が終わったあとの暗闇にまで、アイヌの魂が浮かび上がる。

尾崎世界観(クリープハイプ)

冒頭で見た主人公カントの眼が忘れられない。

この映画を観終わったとき、あの眼の奥深くへ行って帰ってきた気持ちになった。

気軽に旅行ができない今だからこそ、観れて良かった。

片岡礼子(女優)

地図から線が消える日を想像してしまう。

気が遠くなるほど先かもしれないが、

『地図にはたくさんの線が必要だったんだよ』

そんな声が聴こえそうだった。

それくらいに彼らから感じる地球との絆はとてつもなく長いように感じた。

甲田まひる(ジャズピアニスト・女優)

アイヌの伝統儀式を継承することの難しさ。

日本人としてちゃんと知るべき事実が美しく詰め込まれていました。

斎藤工(俳優・監督)

画『アイヌモシリ』には

“本物”しか映っていない

“本当”しか描かれていない

熊のチビの瞳に映るモノは何なのか

そしてカントが”アイヌの今”として存在し

我々人間の未来を聡明に照らす

清水崇(映画監督)

「大半の日本人は自分のルーツすら見つめようとしない」

本作の撮影前、福永監督が仰った言葉にはっとした。

出自と世界との距離を掴もうとしない事は、まるで生きていないかのようだ。

コロナを経て、僕らは今一度“生き、生かされている”事を感じなければいけない。

中川裕(言語学者・千葉大学文学部教授/「ゴールデンカムイ」アイヌ語監修者)

まるで透明人間になって、阿寒アイヌコタンの人々の日常に入り込み、目の前で生活を見ているような気分であった。

松浦弥太郎(エッセイスト)

私たちの暮らしが、川のように絶えず流れ続けているのは、常に新しい水が注ぎ込んでいるからだ。

日本にはアイヌという川は今日も流れている。
奈良美智(美術家)
声にならない亡き父への少年の想い。

関わり合う隣人たちが彼を自己に向かい合わせ、悩みながらも彼の瞳には自我と言う炎が灯り始める。

その瞬間に立ちおう。

YOON(AMBUSH®︎ クリエイティブディレクター)

伝統と現代の衝突、そして少年カントが成長するにつれて見出す重荷をも描き出した映画。

彼は個人として自由に生きるのか、それとも自分の一部としての過去を未来に繋げることを選ぶのか?

この映画は、私たちそれぞれがルーツに関係なく、自分の問題として考えるきっかけを与えてくれる。

『アイヌモシリ』概要

『アイヌモシリ』

(C)AINU MOSIR LLC/Booster Project

近年、アイヌが注目されています。

「アイヌ新法」成立は記憶に新しく、直木賞受賞作『熱源』や、大ヒットコミック『ゴールデンカムイ』により、多くの人がその文化の多様性や自然との共生を大切にする精神性に新たに魅せられています。

前作『リベリアの白い血』が国内外で高く評価された、新鋭・福永壮志監督が5年をかけて作り上げた今作は、北海道阿寒湖・アイヌコタンを舞台に少年の成長を通して現代のアイヌ民族のリアルな姿を瑞々しく描き、トライベッカ映画祭国際コンペティション部門にて審査員特別賞を受賞。

映画祭からは「福永壮志という独自の視点をもった有望な監督の発見である!」と正式にコメントが寄せられ、審査員の映画監督のダニー・ボイルや俳優のウィリアム・ハートらに絶賛されました。

本作にて初主演を果たしたのはアイヌの血を引く新星・下倉幹人。

演技は初めてとなりますが、力強い眼差しが印象的な主人公・カントを演じ、アイデンティティーにゆれる等身大の役どころに挑戦しました。

その他主要キャストもアイヌが務め、三浦透子、リリー・フランキーら実力派がゲスト出演しています。

『アイヌモシリ』作品情報

出演:下倉幹人、秋辺デボ、下倉絵美、三浦透子、リリー・フランキー
監督・脚本:福永壮志
プロデューサー:エリック・ニアリ、三宅はるえ
撮影監督:ショーン・プライス・ウィリアムズ
音楽:クラリス・ジェンセン、OKI
編集:出口景子、福永壮志
録音:西山徹
整音:トム・ポール
製作:シネリック・クリエイティブ、ブースタープロジェクト

2020年/日本・アメリカ・中国/84分/カラー/ビスタ/5.1ch

配給・宣伝:太秦
公式サイトainumosir-movie.jp

あらすじ


14歳のカントは、アイヌ民芸品店を営む母親のエミと北海道阿寒湖畔のアイヌコタンで暮らしていた。

アイヌ文化に触れながら育ってきたカントだったが、一年前の父親の死をきっかけにアイヌの活動に参加しなくなる。

アイヌ文化と距離を置く一方で、カントは友人たちと始めたバンドの練習に没頭し、翌年の中学校卒業後は高校進学のため故郷を離れることを予定していた。

亡き父親の友人で、アイヌコタンの中心的存在であるデボは、カントを自給自足のキャンプに連れて行き、自然の中で育まれたアイヌの精神や文化について教えこもうとする。

少しずつ理解を示すカントを見て喜ぶデボは、密かに育てていた子熊の世話をカントに任せる。

世話をするうちに子熊への愛着を深めていくカント。

しかし、デボは長年行われていない熊送りの儀式、イオマンテの復活のために子熊を飼育していた。

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『アイヌモシリ』は10月17日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開!

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