阿部寛はかつて「ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、モデルとして一世風靡しました。
その後俳優として活動しますが、モデル出身という肩書きと顔立ちからありきたりな二枚目の役しか与えられませんでした。
更に背が高すぎるために女性とのツーショットが撮りにくいということもあり、次第にドラマの仕事が減っていきます。
パチンコで生計を立てていたこともありましたが、脇役として一定の地位を確保しながら次第に今の地位をつかんでいきました。
今や阿部寛と言えば一癖も二癖もあり不器用だけれどマイペースで成長するキャラクター、ちょっとコミカルでみんなが応援したいと思わせるキャラクター作りが上手な俳優さんとして不動の地位を確立しています。
映画『テルマエ・ロマエ』の印象も強いですが、今回は阿部寛出演のドラマに絞り、おすすめ10選をお届けします。
目次
阿部寛出演ドラマおすすめ10選
『下町ロケット』
『下町ロケット』は、池井戸潤の小説を原作に何本もテレビドラマ化・ラジオドラマ化されています。
ここでは、視聴率の高い2015年10月期TBS系日曜劇場の第1作と第2作『下町ロケット2 ガウディ計画』、2018年10月期同枠の第3作の『下町ロケット ゴースト』と第4作の『下町ロケット ヤタガラス』について書いていきます。
阿部寛演じる佃航平は、死んだ父の経営していた中小企業「佃製作所」の社長となりますが、経営は困難を極め資金繰りに奔走し、社員たちと共に奮闘します。
特許を20億円で譲らないかという話を持ちかけられますが、結局提案を断り、ロケットに搭載する水素エンジンを提供することに落ち着きます。
そして、遂に夢のロケット打ち上げに成功するのでした。
後半では、それから数年後の佃製作所が描かれています。
再び窮地に陥っていた佃製作所が、困難にぶつかりながらも、遂に心臓の人工弁「ガウディ」の製作に成功し窮地を脱することとなるというのが2015年放送分の内容です。
一方、2018年放送の『ゴースト』『ヤタガラス』は、スピードのある展開で、スケールも大きく、無人農業ロボットの開発という大きな目標を掲げています。
ミルトモ 編集部
2015年放送分では、佃製作所が技術力で戦いを挑むという形になっていました。
『下町ロケット』であれば帝国重工、『ガウディ計画』であればライバル会社と実績を重視するPMDA(医療機器を認可する機関)でした。
いずれも一筋縄ではいかない問題にたいして持ち前の技術力と下町の心意気で立ち向かっていくところが魅力の一つでした。
けれども、2018年放送分では、『ゴースト』なら特許侵害で訴えられたギアゴーストを、『ヤタガラス』ならダーウィンに差をつけられた帝国重工を手助けする側にまわっています。
ミルトモ 編集部
とはいえ阿部寛の熱い社長ぶりは常に健在でした。
唾を飛ばしながら社員の士気をあおり、ひたむきに技術力を磨き努力するという泥臭い姿はもう彼以外に会う人は思いつきません。
ミルトモ 編集部
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『結婚できない男』
『結婚できない男』は2006年7月期フジテレビ系列の火曜夜10時枠に放送されました。
偏屈で独善的、皮肉屋だけれどどこか憎めない主人公が、1人の女性との出会いを契機に恋愛そして結婚を模索するまでの日常がコミカルに描かれました。
そして、この13年後を舞台とする続編『まだ結婚できない男』が同系列の火9ドラマ枠にて2019年10月8日から放送されました。
阿部寛演じる主人公・桑野信介は、有能な建築家で、独立して事務所を構えています。
2006年版第1話で40歳の誕生日を迎えます。
めったに妥協しない性格のため、顧客や知人とトラブルを起こすことも少なくありません。
また、「どうしても」と頼まれると断れない性格で時に優しい一面を見せます。
ルックスは良く、高学歴、高収入、高身長の「三高」を満たしていますが、偏屈男で、協調性や社交性に乏しいです。
自分は「結婚できないのではなく結婚しない」のだと主張しており、女性に興味がないわけではありません。
ミルトモ 編集部
- 単独で行動することが多く、食事やショッピングも1人、1人焼肉や1人手巻寿司もいといません。
- レンタルDVD鑑賞をしますが、アダルトビデオは人目が気になりレンタルできません。
- 『男はつらいよ』のファンで、葛飾柴又観光ツアーでは、ガイドよりも詳しく語りガイドを泣かせました。
- 料理・家事等は自ら完璧にこなします。キッチンが汚れているのが我慢できません。
- 自分の家に他人を入れません。
- 花柄はこの世で嫌いなものトップ5に入ります。
- オーディオでのクラシック音楽を流し、大音量で時に指揮の身振りをします。
- 人生ゲーム1人プレイをします。「必ず結婚しないといけないのがこのゲームの欠点だな」とぼやいています。
- タイタニックのプラモデルを仕上げた後で、部品が1個足りないだけでもう1つ同じプラモデルを買うほどの完璧主義です。
ミルトモ 編集部
ある日、激しい腹痛を起こした桑野は、病院に搬送されます。
大腸の検査を嫌い、腹痛が治まると帰宅してしまいます。
その数日後、40歳の誕生日に痛みが再発し、またも病院に搬送された桑野は、女医の早坂夏美(夏川結衣)に服を剥ぎ取られ検査を受けます。
ベッドの上で悶える桑野に、夏美は「誕生日おめでとうございます」と声をかけました。
夏美も独身で恋人もいなく、互いに辛らつな言葉を交わしあううちに、次第に気になる存在になっていきます。
第1シリーズ終盤で桑野は「好きなんじゃないかな」と告白をし交際しますが、破局してしまいます。
第2シリーズ「まだ結婚できない男」では、同じマンションに住み、クラッシックを聞き、お1人様で美味しい物を食べ、シングルライフを謳歌する日々を過ごしています。
最近の桑野の悩みは、自分の事を非難する「やっくんブログ」の存在で、弁護士のまどか(吉田羊)に相談をします。
まどかを通して出会った、離婚裁判中の有希江(稲森いずみ)、隣に引っ越してきた女優の早紀(深川麻衣)と人間関係が広がってきました。
そこに建築事務所の人達も加わって、以前の隣人が飼っていた「ケン」とそっくりなパグが登場したりと桑野の周りは賑やかです。
スライダー式の大型流しそうめん器を購入し、1人流しそうめんを楽しんでいます。
大仏を見に鎌倉を訪れ、女性3人に知識をひけらかしドン引きされました。
ミルトモ 編集部
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『TRICK』
『TRICK』は2000年深夜枠でスタートしたミステリードラマですが、本格的な謎解きと独特の世界観が話題を呼び、連続ドラマ3シーズン、スペシャルドラマ3本、映画4本が制作されています。
主人公は仲間由紀恵演じる自称売れっ子マジシャン・山田奈緒子、阿部寛扮する天才ゆえに騙されやすい物理学者・上田次郎です。
万年金欠の奈緒子と自己顕示欲の塊のような上田は、本人たちの意思とは裏腹に超常現象にまつわる奇妙な事件に巻き込まれてしまい、手品や物理学の知識を駆使してそのインチキを暴いていきます。
舞台となるのは、主に都心から遠く離れた山奥の寒村です。
奈緒子と上田が、そこで暮らす風変わりな村人たちや、珍奇な事件関係者たちと、奇想天外なやり取りを繰り広げるのが作品の見どころです。
警視庁公安部の刑事・矢部謙三(生瀬勝久)や、奈緒子の母で書道を通じて金儲けを企む山田里見(野際陽子)など、個性あふれるサブキャラクターとの絡みも魅力のひとつです。
バラエティ番組の要素をドラマに取り入れたような構成になっていて、ストーリーには関係のないギャグやパロディ的なおちゃらけを多用し台詞や視覚的・音響効果で笑わす演出が散りばめられています。
阿部寛が演じる上田次郎は、大学教授で専門は物理学です。
自称天才物理学者で、どんな怪奇現象も科学で解明できると自負しています。
態度がデカいが気は小さく、怪奇現象を見るとすぐに気絶し、簡単なトリックにはコロっと騙されてしまい、事あるごとに奈緒子に頼っています。
ミルトモ 編集部
阿部は、自身のモデル時代の写真を自虐ネタとして多用するなど、徹底して三枚目の役を演じており、現在の阿部の原型がこのドラマにあります。
ミルトモ 編集部
初期のトリックは奈緒子、上田、矢部に対する身体的な特徴のいじりがしつこく今だと厳しいような内容が多くいただけない面もあります。
ミルトモ 編集部
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『ドラゴン桜』
『ドラゴン桜』は、2005年7月期TBS系「金曜ドラマ」枠で放送されました。
原作は三田紀房の同名漫画です。
弁護士・桜木健二のもと、特進クラスに入れられた落ちこぼれ高校生たちが東大受験を目指し、そのうちに様々なものを学び成長する青春ドラマです。
阿部寛演じる桜木健二は、東大合格の実績を持つ元暴走族で、現在は弁護士という変わった経歴を持ちます。
貧乏弁護士の桜木は龍山高校の学校法人清算の仕事を引き受けますが、この高校は、偏差値36・大学進学率2%で倒産寸前という最悪の状況でした。
そこで桜木は龍山高校を進学校化しようと、東大合格を目指す特別進学クラスを創設します。
合格者を5人出すと豪語し担任希望者を募りますが、誰も手を挙げず、桜木自ら担任することになります。
特別進学クラスには6人が入り、桜木は各教科の特別講師を外部から招きました。
教職員からの反発を受けながらも、東大合格を目指して桜木の叱咤激励する日々が始まります。
桜木は徹底的な合理主義で曖昧な言動や小さな反発には、容赦なく現実を突き付けて黙らせます。
よく賭けを吹っ掛けますが、必ず勝算を用意しており実際は相手を従わせるための常套手段なのです。
生徒をバカにする発言をしますが、本当の目的は「世の中の仕組みと現実」を教え「東大合格」のためのモチベーション維持をさせるためでした。
結果的に3人の合格者が誕生し、その功績を称賛されましたが、5人合格を実現できなかった責任を取り辞表を提出し1年で任期を終えるのでした。
ミルトモ 編集部
テレビドラマ版は受験テクニックよりも、生徒たちが受験を通して成長していく姿を重点に置き人間関係を重視した作りになっています。
高校生の青春もうまく描かれています。
眩
ミルトモ 編集部
余談ですが、特進クラスの生徒役は長澤まさみ、山下智久、中尾明慶、小池徹平、新垣結衣、サエコと豪華な顔ぶれが揃っています。
彼らの若い頃の演技が見られるのも注目ポイントの1つです。
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『新参者』
『新参者』は、2010年4月期にTBS系「日曜劇場」枠でテレビドラマ化されました。
原作の東野圭吾の同名推理小説は、複数ランキングで売り上げ1位を記録しています。
ミルトモ 編集部
そこに阿部寛演じる加賀恭一郎というまったく異質の人物が舞い降りて、この町の人間模様を解きほぐしていきます。
1人の女性が殺害されこの殺人事件を担当することになったのが、日本橋署に異動してきたばかりの新参者・加賀恭一郎です。
加賀の捜査線上に浮かび上がった容疑者は、なんと人形町の商店街住民全員です。
加賀は人形町の人々の「心の謎」を抜群の洞察力と、推理力で紐解いていきます。
複雑に入り組んだ人間関係を一つ一つ解き明かし、最後に容疑者が浮かび上がってきます。
バラバラに散らばっているかのように見える物語が、実はひとつの線で結ばれており、その一本の線が繋がったとき、全ての謎が解き明かされるのです。
ミルトモ 編集部
「なぜ、嘘をつかなければならなかったのか」「なぜ、その場所にいたのか」「なぜ、その行動を取ったのか」そして、「なぜ、殺してしまったのか」
全ての謎が解き明かされたとき、そこに人間の「真の心」が見えてきます。
ミステリーとしてのハラハラドキドキ感と、人の心の奥底に突き刺さるヒューマンドラマとしての温かさ。
この相反する二つの要素を阿部寛演じる加賀恭一郎が絶妙のコントラストで引き出していきます。
阿部は刑事ドラマは嵌ってしまう怖さから避けていましたが、多くの役柄を演じてきて、やっと「刑事役をやってもいいんじゃないか」と自分で思える年齢になり、この役を承諾したと言います。
ミルトモ 編集部
刑事ものは毎回の捜査対象が主役なので、向き合う相手が変わっていくことで雰囲気、演じ方も変わってくるというところを楽しんでいく余裕があります。
年上の方に対する芝居と、年下に対する演技とは違うので、加賀のいろんな顔を出して遊びの芝居も本気の芝居も阿部の持ち味を存分に出しています。
加賀は基本的にポーカーフェイスで、共演者たちが加賀をどんどん壊しにくるので、ポーカーフェイスを保ちながらの加賀とのコミカルな絡み方を楽んでいるところが面白いです。
このシリーズは加賀恭一郎目線で語られるのではなく、その周囲の人々が物語を進行していく形です。
ミルトモ 編集部
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『ゴーイング マイ ホーム』
『ゴーイング マイ ホーム』は、2012年10月期フジテレビ系火曜10時枠で放送されました。
是枝裕和監督による略称「ゴマホ」のオリジナルテレビドラマです。
阿部寛演じる坪井良多は、CMエグゼクティブ・プロデューサーです。
ある程度強硬な態度を取ったとしても許されるポジションですが、上司やCMタレントのわがままに「間違っている」と言わず、それに従い苦労しています。
何事も「まあまあ」とやり過ごすことが多いことから、部下からは陰で「マー君」と呼ばれており、家庭内でも娘に対して頭ごなしに説教できないでいます。
マヨネーズが好きで「小さい」と言われる事と虫が大嫌いです。
そんなある日、疎遠になっていた父が倒れたことをきっかけに、彼の“それなりに幸せ”だった人生に異変が起きます。
謎の美女や、父の過去を知る男の登場、そして思いもよらぬ父の不可解な行動とストーリーは展開していきます。
父親は生まれ故郷で伝説の小さな生き物“クーナ”と呼ばれる妖精を探していたというのです。
「そんなモノいるはずがない」と思いながらも、父の謎を探ろうと様々な人に出会う内に良多の心に少しずつ変化が起こり始めます。
ミルトモ 編集部
空気感が独特すぎて好みが分かれるドラマかもしれません。
ミルトモ 編集部
料理鍋のシーンが優しくて丁寧な映像でとてもあったかい感じです。
最後までイタい良多というファミリーのオチスープまでほっこりしました。
ミルトモ 編集部
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『スニッファー 嗅覚捜査官』
『スニッファー 嗅覚捜査官』は、2016年10月期にNHK総合の土曜ドラマで放送されました。
原作「The Sniffer」は、2013年にウクライナで制作された、世界的な大ヒットドラマ。
ロシアでは過去5年のドラマの中でNo.1視聴率を獲得し、海外テレビドラマ祭で数々の賞を受賞。
すでに60か国以上が放映権を取得、世界に先駆け日本でリメイクされました。
異例の嗅覚を持つ主人公が現場に残されたニオイという見えない証拠を嗅ぎわけ、犯人をプロファイリングし、真相を究明していきます。
阿部寛演じる華岡信一郎は、超人的な嗅覚を持ち、犯罪現場に残された匂いを嗅ぎ、事件解決に協力するコンサルタントとして活動しています。
警察官ではありませんが、特殊な重要犯罪にだけ呼ばれる男で別名“スニッファー(匂いを嗅ぐ人)”。
人並み外れた鋭敏な嗅覚を持ち、匂いに敏感すぎるため、普段は鼻栓をして生活をしています。
彼が一嗅ぎすれば犯罪はもちろんのこと、全ての謎を暴いてしまうのです。
ミルトモ 編集部
華岡が捜査の前に必ずすることは現場の匂いをかぐために”鼻栓”を抜くこと。
ミルトモ 編集部
そして事件現場の匂いを嗅ぐやいなや、「劣化した油、乾麺の匂い、カップラーメンだ」とか「年齢は30代後半から40代前半、年齢は加齢臭の元になるノネナールの匂いでわかる」という具合に、残された匂いからズバズバと犯人をプロファイリングしていきます。
匂いでそんなことがわかるのか!という驚きで視聴者を包んでしまうのです。
ミルトモ 編集部
華岡のお守り役として登場するのが香川照之演じる小向達郎で、阿部寛との辛みの時間は至福です。
確かな銃の腕を持つ人情派の刑事で、にぎやかで親しみのある人物です。
性格も外見も対照的な2人ですが、事件の解決を重ねるうちに次第に良き相棒となっていきます。
回を重ねるごとに深まっていく人間関係、主人公・華岡の恋愛なども見どころです。
全体の色調が独特で綺麗で、記憶に残るドラマです。
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『HERO』
『HERO』は、フジテレビ系で放送された日本のテレビドラマシリーズです。
第1期は、2001年1月期「月9」枠で放送されました。
その後2006年に単発ドラマ、翌2007年には劇場版が放送され、第2期は2014年7月期に続編が「月9」枠にて放送されました。
翌2015年には劇場版第2作が制作されています。
第1期は木村拓哉演じる型破りで正義感の強い検察官と、松たか子演じる一見生真面目だがどこかとぼけたところのある検察事務官のコンビの捜査活動が同僚検事たちの巻き起こすコメディを交えて描かれています。
主人公である久利生検事は刑事さながらの行動派な検事として自ら現場の捜査も行い、法曹界における型破りな検事像です。
「月9」枠としては平成中期の大ヒット作となりました。
阿部寛は、この第1期にのみ出演し彼らしい存在感を残しています。
昨晩の HEROの録画を観てるん(๑•ᴗ•๑)
阿部寛さんが…若い(*´`) pic.twitter.com/zqeIJGWI5x
— ころたん (@TM9725ryrJMtZt0) January 6, 2019
阿部演じる芝山貢は、東京地検城西支部に所属する主任検事です。
ストレス解消の矛先は担当事務官の遠藤賢司(八嶋智人)で、よくデコピンや暴言などを浴びせています。
ミルトモ 編集部
実は密かにタレント弁護士への転身を考えていましたが、第4話で大手弁護士事務所からヘッドハンティングの話を持ちかけられると最終的に検事続行を決意して断ります。
仕事に真面目な一面を感じさせることもあります。
昨日今日とはHERO。何回みたやろこれ。かっこよすぎる、阿部寛が← pic.twitter.com/FzhFXp3r5p
— なちゃ (@7cha3y) August 27, 2015
既婚者ですが、中村検事(大塚寧々)とは不倫の関係を続けています。
ミルトモ 編集部
かなりの長身で、遠藤からは「無駄にデカい」と皮肉を言われよく足を踏まれています。
ミルトモ 編集部
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『最後の弁護人』
『最後の弁護人』は、2003年1月期日本テレビ系列で水曜夜10時から放送されました。
阿部寛が13年ぶりに連続ドラマの主演を務めたドラマでもあります。
阿部寛演じる有働和明は、有働弁護士事務所の国選弁護士です。
妻を亡くした娘持ち、ひねくれた性格で他人からの優しさを素直に受け止めずに皮肉ばかり言いますが、それが楽しくて仕方ありません。
貧乏で事務所の家賃を滞納しています。
検察の沢登(松重豊)とは裁判でいつも対面し、ライバルのような関係ですが、全勝している腕利きの敏腕弁護士です。
誰もが見放す難事件や弁護士を雇う費用がない被告のため国の依頼で裁判を引き受ける毎日で、質素な生活です。
吉野という男の過去に携わったことがきっかけで妻を殺され、娘を傷つけられた経験があり恨んでいます。
人を裁いていいのは真実であるという意思を常に貫き通すのは、世界中の人間から恨まれてもいいけれど、亡き妻からは軽蔑されたくないという強い意思があるからで、そのことが最終回で複雑な事態を招くこととなります。
一話ごとに完結する逆転勝利が痛快な裁判話の一方で、全話を貫く有働自身の過去の暗い事件も興味深いです。
ミルトモ 編集部
有働弁護士からホッカイロを手渡される赤倉きゅん…♡ 可愛がられてるのがかわいい…♡ #最後の弁護人 #今井翼 pic.twitter.com/vJgUBDQQfy
— 栞 (@txt_tenmadetobe) February 7, 2019
このドラマはあくまでキャラクターが命です。
痛々しい本性を持つ工場長のおじいさん、親を捨てようと大人になることを選んだ少年、金のために大嘘をつき諦めの悪さを残した女、尊敬する父を殺してしまい苦悩の末に死んだ息子、人生最後の10秒を息子を守るために使い命と引き換えに密室殺人を完成させた父親、子供を捨てきれず後悔のあまりに孤独な死を求めた母親、愛した者を守るために罪を被ろうとした弁護士。
ミルトモ 編集部
法廷ものとしてあるいは各話のトリックなどは決して手放しで素晴らしいものではないけれど、有働弁護士の存在自体がこのドラマをユニークなものにしているのは間違いありません。
http://t.co/RhBTXQ735Y #日本のドラマ #DVD #最後の弁護人 個人的には、とにかく、かゆいところに手が届くようなドラマだった。有働弁護士の台詞の一つ一つが、僕の心の<かゆいところ>に届く。そうだよ… pic.twitter.com/SWySOtn4Xt
— ドラマ、見逃しちゃった (@zakiyama0720) July 4, 2014
ミルトモ 編集部
暴言は吐くし誰かれ構わず愚痴り、娘に邪険に扱われ、義理の姉から嫌われています。
お金は払わないし検事から名前を覚えてもらえません。
ミルトモ 編集部
「 人生最後の10秒」なんて素晴らしい言い回しです。
ミルトモ 編集部
『アットホーム・ダッド』
『アットホーム・ダッド』は、2004年4月期フジテレビ系の「火曜10時枠」で放送されました。
題名は和製英語の「アットホーム」と、主夫を指す英語の“stay-at-home dad”(dadは「パパ」の口語)を掛けていると思われます。
阿部寛は主人公の山村和之を演じます。
大手広告会社に勤めるCMディレクター・和之は、妻子持ちの37歳です。
「男は仕事、女は家事」という概念を持った典型的な亭主関白タイプで、妻の美紀(篠原涼子)と娘の理絵(安藤咲良)と幸せに暮らし、仕事も順調です。
ついに念願のマイホームを手に入れ、まさに順風満帆な時を迎えていました。
ミルトモ 編集部
生活のため和之の仕事が見つかるまで、美紀が以前勤めていた職場に復帰して働き、和之が専業主夫を努める事になります。
和之は女の仕事と馬鹿にしていた家事に戸惑いつつも、隣の家の専業主夫・杉尾優介(宮迫博之)に指南してもらう中、家族について改めて考えるようになっていきます。
娘のために甘いものが苦手なのにスイーツクラブに参加したり、お受験に意欲的になるなど「いいお父さん」でもあります。
口下手で素直に愛情を表現することができませんが、主夫業を通して美紀の偉大さを知り、心から彼女を愛し感謝して最後は仕事より主夫業を選びます。
ミルトモ 編集部
妻の美紀や、娘の理絵との温かい会話に心が和むシーンもあります。
ちょっと古くなってしまいましたが現在の家庭のあり方を考えさせられる部分もあります。
ミルトモ 編集部
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阿部寛出演ドラマおすすめ10選・まとめ
いかがだったでしょうか。
ここまで多彩な阿部寛のドラマを紹介してきました。
ほんとに癖が強い役ばかりですね。
そして気になる今後の阿部寛の出演作ですが、2020年内に公開予定の伝説的日本画家・葛飾北斎の生涯を描いた時代劇映画『HOKUSAI』で、北斎を助ける版元の商人・蔦屋重三郎を演じています!
和服にちょんまげも様になりますね。
そしてこれからも一癖も二癖もある役をやっていって欲しいです。