『プラスチックの海』著名人コメント解禁!海洋プラスチック汚染の実態を追うドキュメンタリー

『プラスチックの海』著名人コメント解禁!海洋プラスチック汚染の実態を追うドキュメンタリー

多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。

年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているといいます。

その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていきます。

プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?

そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?

デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。

レオナルド・ディカプリオ製作総指揮の必見のドキュメンタリー『プラスチックの海』の公開が2020年11月13日(金)に公開されます。

に自然写真家の高砂淳二さん、モデル、女優、歌手の土屋アンナさんら著名人コメントが到着しました。

『プラスチックの海』著名人コメント解禁

高砂淳二(自然写真家)

地球に心から謝りたくなりました。

そして同時に、地球と一心同体の僕ら自身も蝕まれ始めていることも、あらためて実感しました。

誰もがすぐできること、それは『プラスチックの海』でまず現状を知ることです。

土屋アンナ(モデル、女優、歌手)

私は海が大好きです。

そして今はフリーダイビングをはじめてもっともっと海を大切にしていきたいと思ってます。

でもそんな海が私達人間のせいで悲鳴をあげています!

全人類に見てもらいたい映画です。

現実から目を逸らさないで。

私達は大自然によって生かされている事を知って今すぐに行動しよう!

私はやります!

地球は人間だけのものではない!

井田徹治(共同通信社編集委員)

使い捨てプラスチック製品による便利な暮らしの裏で、人間がどれだけ海を汚し、どれだけ多くの生き物を追いつめてきたことか…。

それを改めて教えてくれる。

そして、この問題の解決に一刻も早く、真剣に取り組まなければならないんだということも。

マリエ(タレント・デザイナー)

この作品を見て、いつものスーパーにいってみよう!

いつものコンビニに行ってみよう!

いつものバッグの中身を覗いてみよう!

我々一人一人がプラスティックアディクションであることに気づこう。

プラスティック中毒=それなしでは生きていけなくなっている。

100年前にはなかった存在なのに。

今我々はそれを水と同じように欲しているのだ。

なくても生きていけるのに。

高田秀重(東京農工大学大学院 教授)

「プラスチックはよく回収されリサイクルされているから大丈夫」と思ってプラスチックをたくさん使っている方がいたら、ぜひ観てほしい映画です。

たくさんプラスチックを使っているうちに有害な化学物質に暴露されて、体内のホルモンバランスが崩れ、免疫系までおかしくなる、そんな警告を発している映画です。

プラスチック汚染は人間の健康の問題なのです。

全文はこちら→https://unitedpeople.jp/plasticocean/archives/15866

『プラスチックの海』概要


シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。

しかし、世界中の海を訪れる中、プランクトンよりも多く見つけたのはプラスチックゴミでした。

美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意します。

21世紀に入り、生産量が激増しているプラスチック。

便利さの一方で、大量のプラスチックが海に流出し続け、近年は5mm以下の「マイクロプラスチック」による海洋汚染にも大きな注目が集まっています。

調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。

海鳥の体内から、276個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。

そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれません。

撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていきます。

Galleryギャラリー

『プラスチックの海』作品情報

『プラスチックの海』

監督:クレイグ・リーソン
プロデューサー:ジョー・ラクストン、アダム・ライプジグ
製作総指揮:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ダヴィッドソン、ダニエル・アウエルバッハ、ソンジア・ノーマン、クレイグ・リーソン
脚本:クレイグ・リーソン、ミンディー・エリオット
出演:クレイグ・リーソン、デイビッド・アッテンボロー、バラク・オバマ、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、リンジー・ポルター、ジョー・ラクストン、ダグ・アラン、ベン・フォーグル、マイケル・ゴンジオール、他
撮影:オリバー・トンプソン、ダグ・アラン、他
編集:ミンディー・エリオット
楽:ミリアム・カトラー、ウラジ・スラブ
原題:A PLASTIC OCEAN
配給:ユナイテッドピープル
102分/2016年/イギリス・香港

数字で見る『プラスチックの海』

『プラスチックの海』

世界中の人々が毎週クレジットカード1枚分に相当する5gのマイクロプラスチックを摂取している!?

人間が1年間に体内に取り込むプラスチック量は、推定約250gに上ると言われています。

また、このままプラスチック使用が増加し続けると、プラスチックごみの総量は2050年には海の魚の量を超えると予測されています。

数字で見る『プラスチックの海』
  • 年間3億トン以上のプラスチックが生産されている。50年前の約5倍の量。
  • 250mlの油と3リットルの水を使い1リットル用のペットボトルを製造している。
  • 欧州では毎年1,500万トンのプラスチックゴミが埋め立てられている。
  • 米国では毎年380億本のペットボトルが廃棄、200万トンのプラスチックゴミが埋め立てられている。
  • 1秒間に4,000個のペットボトルが使われている。
  • 年間800万トン以上のプラスチックゴミが海に捨てられている。そのうち大半は海に沈んでいる。
  • プラスチック製品の半数は使い捨て。平均するとプラスチック製品の寿命はなんと12分。

出典:映画『プラスチックの海』本編

日本でも…
  • 日本周辺の海に漂う量は世界平均の約27倍と言われている。
  • 日本はプラスチックごみの総量は940万トンで世界第5位。
  • 日本人口1人当たりのプラスチック廃棄量は年32kg/で世界第2位。

出典:国連環境計画(UNEP)報告書「シングルユースプラスチック,2018」、平成30年8月環境省作成資料「プラスチックを取り巻く国内外の状況」

『プラスチックの海』は2020年11月13日(金)アップリンク渋谷・吉祥寺他全国順次公開!

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