『6アンダーグラウンド』あらすじ・感想!マイケル・ベイが最も「ベイしてる映画」が誕生!【ネタバレなし】

映画『6アンダーグラウンド』あらすじ・感想!マイケル・ベイが最も「ベイしてる映画」が誕生!【ネタバレなし】

出典:Netflix公式Twitter

傑作を生み出すことの多いNetflixが、ハリウッドの破壊王マイケル・ベイと手を組んで世に送り出したアクション映画『6アンダーグラウンド』。

プロフェッショナルを集めた謎の大富豪が、最強チームを作って悪党をぶちのめす

ド迫力のカーアクションに大爆発が満載。

最難関のミッションに挑む6人を描いたノンストップアクション。

ポイント
  • 破壊王マイケル・ベイの名に偽りなしのド迫力カーアクションと爆発、銃撃戦が楽しめます。
  • アメコミ好きならきっと気に入る、中二病心をくすぐられる設定の映画です。
  • 難しいことは何も考えず気軽に楽しめる、まさに「娯楽作品」です。

それでは破壊王が本領を発揮した映画『6アンダーグラウンド』をネタバレなしで紹介します。

『6アンダーグラウンド』作品情報

作品名 6アンダーグラウンド
公開日 Netflix配信限定
上映時間 127分
監督 マイケル・ベイ
脚本 レット・リース
ポール・ワーニック
出演者 ライアン・レイノルズ
メラニー・ロラン
ベン・ハーディ
デイヴ・フランコ
アドリア・アルホナ
マヌエル・ガルシア=ルルフォ
リオル・ラズ
コーリー・ホーキンス
ペイマン・モアディ
ジェームズ・キャロル・ジョーダン
吉松育美
音楽 ローン・バルフェ

『6アンダーグラウンド』あらすじと感想【ネタバレなし】


映画『6アンダーグラウンド』あらすじ

自らの死を偽装したテクノロジー界の大富豪が、様々な特殊技能を持つ精鋭を集めて結成した最強チーム

「死人」となった男女6人は、中東トゥルギスタンの悪辣な独裁者を倒し政権交代を実現させ国民を救うというミッションに挑みます。

互いの名前も過去も知らずナンバーで呼ぶ合う6人。

彼らは無事ミッションを遂行しトゥルギスタンを救うことができるのか?

マイケル・ベイが史上最高にマイケル・ベイしている、超大作アクション映画!

マイケル・ベイの本領発揮。ド迫力のカーアクションと大爆発、危険なアクションが盛り沢山!

マイケル・ベイ監督と言えば「ハリウッドの破壊王」と呼ばれるように、大爆発やカーアクションが代名詞。

ベイヘム」という、マイケル・ベイの名前と、破壊行為を意味する単語「mayhem」から造られた言葉があるほどです。

『トランスフォーマー』シリーズを1作でも観た人なら、なるほどと納得する異名でしょう。

容赦なく破壊され、吹き飛ぶ建物、車、そして道路。

くりす

マイケル・ベイの映画でなくてはならないモノ、それが「破壊と爆発」です!

『6アンダーグラウンド』では、実はずっと遠慮していたのね監督、と思うほど、いい意味でやりたい放題のマイケル・ベイが観られます。

何せ使用車両はアルファロメオを含めて750台で薬量も6万ℓです。

マイケル・ベイ、今まで一応は自制していたのか、それとも規制されていたのか。

くりす

しかしアルファロメオを9台破壊とか、もったいなさすぎるよ、監督…。

冒頭のカーチェイスシーンはまさに圧巻、クレイジーの一言です。

ぜひ大画面で観たいと思う、ド迫力アクションの連続!

飛び散る火花、次々起きる爆発、壊れて吹き飛ぶ車たち、跳ね飛ばされる露店に人間、そして激しい銃撃戦。

これぞまさに遠慮を知らない「ベイヘム」。

各ロケ地が無事だったか心配したくなるほど、クレイジーなマイケル・ベイ。

大聖堂の上空3メートルでヘリを旋回させ、その上でパルクールをさせたり、ローマにある未完成の巨大スタジアムに「香港」を作ってしまって撮影したりと、クレイジーさのスケールが半端ないです。

世界的建築物の間を車2台に飛び越えさせるシーン、壁まで30センチ程度だったとか。

くりす

ヴィラ・メディチに何かあったら、どうするつもりだったんだ、ベイやん!

とにかくタガが外れたかのような、マイケル・ベイのアクションだけでも、観る価値ありなのです。

何せ、今まで監督にあまり見られなかった「バイオレンス」というスパイスが、今までになく振りかかっています。

くりす

車も吹き飛ぶけれど、血も飛びますよ、的な。

製作費1.5億ドルかかっているのもすごいですが、破壊した車両も半端ないので、やはり破壊王の名はダテじゃなかったということです。

くりす

あととっても大事なことですが『ボヘミアン・ラプソディ』のロジャー・テイラー役のベン・ハーディのパルクール姿もキュートですよ!

濃すぎるキャラクター、青年漫画的な設定。アメコミ好きにもオススメ!

『6アンダーグラウンド』は、それぞれ特殊技能や優れた才能を持った男女が、謎の大富豪に集められてチームを組み、世界の悪党を倒しに行くという、まさに青年漫画のような物語です。

テクノロジー開発で大儲けした大富豪がとあることがきっかけで有り余る財力を使って世直しを始めた話でもあります。

この大富豪は、自らの死を偽装していて、ルクルートしてきた仲間と一緒に任務にも当たっています。

コードネームは「ワン」。

ワンを演じるのは、ライアン・レイノルズです。

デッドプール』や『名探偵ピカチュウ』、『ワイルドスピード/スーパーコンボ』など、とにかく最近はしゃべり倒す役が多いライアンですが、今回もやっぱりよくしゃべります。

「おしゃべりじゃないライアン・レイノルズ」に違和感を覚えそうなほど、よく合うんですけどね。

早口でしゃべり倒すキャラ。

くりす

ワンの特技は「金持ち」で、戦闘に使えるハイテクなガジェットも開発しているんですが、それ何てバットマン…とか思ってはいけません。

そんなワンが集めた精鋭は、全員がとっても個性的。

『6アンダーグラウンド』

出典:Netflix

  • 元CIAエージェントで、銃で撃たれても戦闘参加、素手でもお強い美女スパイのツー
  • チーム内のムードメーカー的なヒットマン・スリーは実はツーといい仲だったりします。
  • パルクールで建物の上をひょいひょい飛び回るいかにも今時の青年といったフォー
  • チームのドクター・ファイブは、ツーとは違う雰囲気の美人。
  • 冒頭のミッションで死んでしまったけれど、凄腕ドライバーだったシックス
  • そして、シックスの穴埋めにと、途中からメンバーになる元軍人のスナイパーのセブン

コードネームがナンバリング、世間的には死んだことになっていて、全員キャラ立ちバッチリとか、本当にアメコミや漫画の世界です。

それまでビジネスライクな付き合いだったメンバーは新しく仲間になったセブンが、仲間思いで熱いイイ奴だったため全員が感化されていき、チームというより「家族」のようになっていきます。

絆が深まっていく過程だったり、ワンの過去だったり、感動ポイントはそこそこあります。

くりす

ありますが、へーそーなんだー、くらいの感動です(笑)
もっとも、マイケル・ベイ作品に感動を求めている人はいないと思うので、これでいいんです!

エンディングを見る限りでは、いくらでも新しいミッションをこなす続編は出来そうです。

シリーズ化も視野には入れているようですが、ネックはやはり莫大な製作費かも?

しかしNetflixの最も見られた映画らしいので期待は持てますね。

スタイリッシュなポップコーン・ムービーなので、気軽に観るにはもってこい!

アンダーグラウンド」は直訳すれば地下ですが、違法、非合法を差す時などに、使われることも多い言葉です。

また、北米で土葬を行う時には棺桶を地上から6フィート(182cm)の深さに埋めるという慣例があります。

なので、タイトルにある『6アンダーグラウンド』とは死者が眠っている深さとも言えるかと思います。

主人公たちは自らの死を偽装し「死者」となって、少しでも世界を良くするためにと悪党と戦っています。

戦っているんです、が、いかんせん、一般人を巻き込み過ぎで、怪我人どころか死者が山ほど出ていないか真剣に心配になるレベルです。

くりす

そんなところも、やっぱりマイケル・ベイなんですけどね。
でも解決するまでに死人を出し過ぎで(笑)

『デッドプール』の脚本を手がけたポール・ワーニックとレット・リースという2人のアイデアから生まれた『6アンダーグラウンド』。

死人、幽霊となってでも悪を裁くチームの物語と聞けば、シリアスで重たい内容を想像しがちですがそんなことはまったくありません。

破壊王と『デッドプール』が組んでそんな真面目な内容の作品のはずがなかったのです。

出来上がったのは、クールでスタイリッシュな映像と音楽、息つく間もないアクションシーンも楽しめる、まさにポップコーン・ムービー

くりす

少し?グロテスクなシーンは、ご愛敬(苦笑)

ただし『トランスフォーマー』とは違ってエロもありなのでお子様とのご鑑賞はご注意を。

内容ははっきり言えば薄いのですが、シリーズ物にするならつかみの物語としては◎。

くりす

ぜひ同じキャスト×マイケル・ベイで、続編なりドラマ化を希望したいところです!

『6アンダーグラウンド』まとめ

以上、ここまで「ベイヘム」がさく裂したどうかしている映画『6アンダーグラウンド』について紹介してきました。

タイトル
  • 出演者からしてマイケル・ベイの趣味が全開です。俳優陣の顔を見ればわかります!
  • 難しいことなど何も考えず、ただ「爆破と破壊」を楽しめばいい、そんなベイヘム映画です。
  • とにもかくにも、磁石すごい!