前田花恋(田中絆菜)は、桜花ゼミナール吉祥寺校でナンバー2の成績を誇る生徒です。
そんな花恋が、名門塾ルトワックへ転塾しようとしていました。
Ωクラス担任・橘(池田鉄洋)はその話を聞いて慌てますが、黒木蔵人(柳楽優弥)は花恋を放っておくよう指示します。
ルトワックの体験入塾に参加した花恋は・・。
花恋は、ルトワックでも優秀な成績を収める事が出来るのでしょうか?
第3話では、黒木が仕事帰りに立ち寄る店・STARFISHで何をしているのかが明らかになります。
さらに、桜花ゼミナール社長・白柳徳道(岸部一徳)が意外な人物と繋がりがある事も分かります!
目次
ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』前回第2話のあらすじと振り返り
佐倉麻衣(井上真央)は、授業中に外を眺めてボーっとしている加藤匠(山城琉飛)を気にかけていました。
実は、匠は電車好きで、窓から見える電車の時刻表を机の上に書いていたのです。
黒木蔵人(柳楽優弥)は、塾を辞めたがっている匠に鉄道模型ジオラマが映った動画を見せ、それを作ったのが中学生であることを教えます。
そのおかげで、匠は鉄研がある中学校に興味を示し始めました。
一方、黒木には塾講師とは別の顔もあり・・。
【ネタバレあり】ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』第3話あらすじと感想
前田花恋(田中絆菜)の転塾
中学入試まで325日。
前田花恋(田中絆菜)がルトワックへ転塾するかもしれないと聞いたΩクラス担任・橘(池田鉄洋)は慌てました。
何故なら、花恋は桜花ゼミナール吉祥寺校でナンバー2の成績を誇っていたからです。
その一方で、花恋は他の生徒とのトラブルも多い生徒でした。
しかし、黒木蔵人(柳楽優弥)は花恋を放っておくよう橘たちに指示するのでした。
ミルトモ 編集部
塾講師のボーナス
佐倉麻衣(井上真央)は、自分のせいで花恋が転塾を考えたのではないかと気にしています。
橘も花恋の転塾を気にしていましたが、それは自分の給料に響くからでした。
実は、塾講師のボーナスは、生徒の合格実績で決まるのです。
今年、桜花ゼミナール吉祥寺校で御三家に入った生徒はいませんでした。
だからこそ、橘たちは優秀な生徒を手放したくなかったのです。
ミルトモ 編集部
子供の自立心を尊重する母親
花恋の母親は、佐倉がマンツーマンで生徒を指導していたことが転塾の理由ではないと言います。
花恋は学校とは違い、塾では仲が良い友達が居ました。
だからこそ、花恋の母親は娘が転塾を希望している事に驚いたのです。
しかし、転塾するかどうかは娘の意思に任せようとしています。
そんな花恋の母親は女医で、花恋の父親も医者ですが、現在父親は海外に単身赴任していました。
ミルトモ 編集部
ルトワック体験入塾
ルトワック体験入塾の前日、花恋は夜遅くまで勉強していました。
花恋の母親は「しっかり寝ないと体壊しちゃうよ」と言いますが、花恋はルトワックで1番を取りたいと思っていたのです。
体験入塾1日目:他の生徒とのレベルの差に圧倒され落ち込む
体験入塾2日目:クラスで最低点を取る
体験入塾3日目:他の生徒から別の席に移動するよう言われる
体験入塾4日目:先生が自分の名前を覚えていないことを知る
落ち込んでいる花恋が歩く姿を、少し離れた場所から黒木が見つめていました。
家に帰った花恋は「落ちこぼれになりたくない」と言い、自分の足を傷つけるのでした。
ミルトモ 編集部
花恋(田中絆菜)に声を掛ける黒木(柳楽優弥)
佐倉は、学校に行かずに公園のブランコに座っている花恋に声を掛けました。
そして、花恋の足に自傷行為がある事に気づきます。
佐倉から話を聞いた黒木は「そろそろなのかもしれませんね」と言い、一人で通りを歩く花恋に甘酒を渡して話しかけました。
「自覚無いの。ものすごく顔色悪いけど。今から飛ばしてると、2月まで持たないよ」
今まで、花恋は勉強が出来ても褒めてもらえることはありませんでした。
それどころか、学校の先生や同級生たちに敬遠されていたのです。
そして、ルトワックではクラスの最下位になってしまい、先生も自分の名前を覚えてはくれませんでした。
黒木は涙を流す花恋にティッシュ箱を渡し、「花恋にはトップが似合っている。
花恋は女王になれる所でしか輝けない」と言い、桜花ゼミナールに花恋の席がまだ空いている事を伝えるのでした。
ミルトモ 編集部
追い込まれて伸びる生徒と褒められて伸びる生徒
中学入試まで308日。
花恋は桜花ゼミナールに戻って来ました。
橘は花恋を「桜花の鑑。桜花の誇り。桜花の宝」と言い、戻ってきた花恋を歓迎します。
テストで1番だった花恋の周りには、勉強を教わりたいΩクラスの生徒たちが集まっていました。
黒木は、花恋がルトワックに合わない事に気づいていましたが、花恋が追い詰められるまであえて放っておいたのです。
桜花ゼミナールで勉強する花恋は楽しそうです。花恋は追い込まれて伸びる生徒ではなく、褒められて伸びる生徒だったのです。
黒木蔵人(柳楽優弥)の別の顔
井の頭ボウルでは、白柳徳道(岸部一徳)と大森紗良(住田萌乃)が碁を打っていました。
そこに黒木が現れ、紗良に「そろそろ行きますよ」と言います。
黒木が白柳から受け取った手土産を持ってお店・STARFISHのドアを開けると、そこには勉強をしている若者たちの姿があったのでした。
ミルトモ 編集部
ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』第3話ネタバレ・感想まとめ
花恋は桜花ゼミナールからルトワックに転塾し、そこでも自分はトップに立てると思っていましたが、現実はそうではありませんでした。
厳しい現実を知って、追い詰められていく花恋の姿は痛々しかったです。
花恋は黒木のおかげで自分を見つめ直し、自分が輝ける場所を見つけることが出来ました。
桜花ゼミナールに戻ってきた花恋は、以前よりも楽しそうに勉強をしています。
さらに、親しい友達だけでなく、他の生徒たちとも仲良くしようとしていました。
ルトワックでの苦い経験が、花恋を成長させたようです。
一方、黒木が勉強を教えている人達が、塾に通う生徒だけではないことが分かりました。
黒木は何がきっかけで、STARFISHで勉強を教えるようになったのでしょう。
その理由を知りたくなりました。