伏見響介(亀梨和也)は小牧要(松村北斗)を撃った犯人として警察に追われますが、伏見は犯人ではありませんでした。
湊川由美子(シシド・カフカ)と山崎辰二郎(木村祐一)は、雑居ビルの一室に伏見を匿います。
一方、病院に運ばれた小牧は、再び真弓(坂口拓)たちに連れ去られてしまいました。
伏見は小牧を助けるため、鳥羽和樹(高嶋政伸)に協力することにします。
さらに、警察内部にいた内通者の正体も分かり…。
最終回では、鳥羽が伏見に執着する理由が明らかになります。
目次
ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』前回第9話のあらすじと振り返り
島原由梨(松下奈緒)は、鳥羽和樹(高嶋政伸)が一連の事件に関わっていると考えて、取り調べることにしました。
鳥羽の右腕に結城美保(小野ゆり子)を殺した犯人と同じ傷跡がある事が分かり、疑惑はどんどん深まっていきます。
しかし、鳥羽メンタルクリニックにあった証拠品のナイフから見つかったのは、小牧要(松村北斗)の指紋でした。
その頃、小牧は真弓(坂口拓)たちと一緒にある病院のシステムを乗っ取り、“ブルーブラッドリスト”を公開するよう要求していました。
その目的は阻止されましたが、小牧は伏見響介(亀梨和也)を美保の事件が起こった倉庫に呼び出し、ある告白をして…。
【ネタバレ】ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』第10話(最終回)あらすじ・感想
警察に追われる伏見響介(亀梨和也)
銃で撃たれた小牧要(松村北斗)を残し、倉庫から逃げる伏見響介(亀梨和也)。
伏見は小牧を撃った犯人として警察に追われます。
そんな伏見に鳥羽和樹(高嶋政伸)から連絡が来ました。
「復讐した気分はいかがでしたか。ずっと望んできたことでしょ」
3年前、鳥羽は個人情報を売っていた小牧から結城美保(小野ゆり子)の情報を入手しました。
「だから私は、この手で殺すことができた」
小牧は真弓(坂口拓)に脅されて、嘘の証言をしただけでした。
証拠品から見つかった指紋も捏造されたものだったのです。
小牧要(松村北斗)を撃った犯人は…
鳥羽の狙いが“ブルーブラッドリスト”だと考えた島原由梨(松下奈緒)は、奥州寛治(矢島健一)の部屋に忍び込んでリストの情報を手に入れました。
警察に追い詰められた伏見は湊川由美子(シシド・カフカ)に助けられ、雑居ビルの一室に匿われます。
伏見は小牧を撃ったのが真弓(坂口拓)で、自分の拳銃を奪われてしまったことを湊川と山崎辰二郎(木村祐一)に伝えました。
山崎から話を聞いた島原は、伏見と情報を共有することにします。
そして、長篠文香(趣里)が調べた情報から真弓の正体が判明!
鳥羽和樹(高嶋政伸)が“ブルーブラッドリスト”にこだわる理由
島原は“ブルーブラッドリスト”から、鳥羽とある大臣との間に接点があったことを見つけます。
大臣の息子が鳥羽の妻を襲った証拠がもみ消され、それが原因で鳥羽の妻は自殺してしまいました。
退院したその大臣が、総裁選出馬の意向を示す会見を開こうとしていました。
島原は会見を中止するよう言いますが、奥州は警備を強化して会見を強行しようとしています。
鳥羽(高嶋政伸)に協力することにした伏見(亀梨和也)
小牧を撃った弾は急所を外れ、命に別状はありませんでした。
しかし、病院にいた小牧は再び真弓たちの手によって連れ去られてしまいます。
小牧が鳥羽に協力するようになったのは、第8話でKSBCが占拠された次の日からでした。
鳥羽は「飼い犬を助けたければ、私の頼みを聞いて頂きます」と電話で伏見に言いました。
伏見は、小牧を助けるために鳥羽に協力することにします。
真弓(坂口拓)が鳥羽(高嶋政伸)に尽くす理由
伏見は、真弓が鳥羽に尽くす理由を聞きました。
「怒りや悲しみ、恨み、悪意。それをため込んで苦しむ人間がいる。先生に救われた人間が、今度は同じ思いで苦しむ同士に協力する」
2年前まで中東の特殊部隊にいた真弓は、PTSDと診断され安定剤を服用していたのです。
真弓から大臣を襲う計画書を渡された伏見は、真弓たちと一緒に大臣の息子がいる場所へ向かいました。
そして、湊川がその後を追います。
内通者の正体
大臣の息子と奥州が真弓たちに連れ去られてしまいました。
駐車場で激しい争いが行われる中、内通者の正体が明らかになります。
姉川保(長田成哉)の腕には、蠣崎たちと同じマークがあったのです。
長久手智亮(川瀬陽太)を庇った姉川に、銃弾が当たってしまいます。
真弓にスタンガンを押し付けられた伏見と湊川も倒れてしまいました。
復讐を果たす鳥羽和樹(高嶋政伸)
劇場に連れて来られた大臣の息子と奥州。
その横には小牧と湊川が横たわり、その様子が生配信されていました。
伏見は劇場の2階で目を覚まし、現れた真弓と戦っています。
舞台には鳥羽が現れ、「私の妻を殺したのは誰ですか」と大臣の息子と奥州に言いました。
そして、「私の妻に君は何をした」と言って大臣の息子を銃で撃ちます。
さらに鳥羽は、奥州が証拠を隠蔽したこと、妻を貶める記事を書かせたことを暴露し、奥州を銃で撃ちました。
鳥羽(高嶋政伸)が伏見(亀梨和也)に執着する理由
鳥羽は湊川にも発砲しようとしますが、真弓を倒した伏見に阻止されます。
美保は伏見に影響が出ると言われて断り切れず、県警の上層部から依頼された記事を書くことにしたのです。
3年前に美保が襲われたのは、その記事が原因でした。
その時、美保を殺めた鳥羽は、今まで経験したことがない感覚に襲われます。
「私への復讐に取りつかれた彼を、自分の感情に正直になるよう導いたらどうなる。想像するだけでゾクゾクした」
伏見は鳥羽の首に手を掛けて「殺してやる」と言います。
「お前の中の怪物を解き放て」
鳥羽がそう言った時、美保の動画が流れました。
「サプライズがあるの。子供ができたの」
続けて美保は「この子には響介みたいな子になって欲しい。だから、いつまでも強くて優しいあなたでいて」と言いました。
美保の携帯の中にあった動画を、小牧が保存していたのです。
伏見は鳥羽の首から手を放しました。
解散になったKSBC
“ブルーブラッドリスト”が公開され、事件の再捜査が始まりました。
長久手を庇って怪我した姉川は、病院に入院しています。
姉川は鳥羽に救われて協力していましたが、長久手にも恩を感じていたのです。
奥州が立ち上げたKSBCは解散することになり、伏見たちは再び探偵業を始めました。
大塩はるか(髙橋ひかる)のバッグチャームには、鳥羽メンタルクリニックのマークが付いていました。
ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』第10話(最終回)あらすじ・ネタバレ感想まとめ
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伏見が鳥羽の手中に落ちず、踏みとどまってくれて良かったです。
捕まった鳥羽は「お前の怪物は消えたわけじゃない」と伏見に言っていました。
確かに、心の中に生まれた憎しみや悲しみは消えることはないかもしれませんが、誰もが鳥羽のような怪物になるわけではありません。
今の伏見には、家族の様な絆で結ばれた山崎、湊川、小牧がいます。
3人が側にいる限り、伏見は怪物にはならない気がします。
最後、はるかのバッグチャームについていたマークが意味深でした。
はるかが鳥羽のカウンセリングを受けていたらと思うと心配ですが、島原が側にいる限り悪いことは起こらないと信じています。
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