『スカーレット』第17週98話あらすじ・ネタバレ感想！作品よりも名声？喜美子と八郎が再びすれ違う

穴窯での作品作りに失敗したことで、薪代として多額の代金を消費してしまった喜美子（戸田恵梨香）ですが、負けじと勉強を続け、もう一度やろうと試みます。

しかし、次も失敗。

何十万も失った喜美子に対し、八郎（松下洸平）は、何度も止めようとしますが止まりません。

少しずつまたすれ違いが起きる喜美子と八郎。

そして、息子の武志（中須翔真）にもある変化が…。

『スカーレット』前回第17週97話のあらすじと振り返り

穴窯の温度が1,200度に達成せずに苦労したのですが、喜美子（戸田恵梨香）が機転を利かせたことで見事達成。

すると、直子（桜庭ななみ）と結婚をするため、鮫島（正門良規）が缶ぽっくりを教えてほしいとやってきたり、川原家の電話で直子に改めて結婚してほしいと言っててんてこ舞い。

そして、八郎（松下洸平）に想いを寄せても報われないと悟った三津（黒島結菜）は、穴窯なんてやっていられないと言い、弟子を辞めて川原家を去っていくのでした。

これで三津と八郎の不倫の話はなくなったのに…またもすれ違う喜美子と八郎。

穏やかじゃありませんねぇ。

→朝ドラ『スカーレット』第17週97話あらすじ・ネタバレ感想！三津が本音を隠しながら川原工房を去る

【ネタバレ】『スカーレット』第17週98話あらすじと感想

穴窯が失敗してもめげない喜美子（戸田恵梨香）。しかし、八郎（松下洸平）は…

穴窯で思うような作品を作ることができなかった喜美子（戸田恵梨香）。

薪代として出た出費の金額は10万円を軽く超えていました。

これだけの大きな出費をしたことがない喜美子ですが、作品を作るため20万以上をかけてもう一度チャレンジすると言い出します。

そのためにまた勉強をするのですが、八郎（松下洸平）はあまり良い顔をすることができません。

というのも、柴田（中村育二）達から「どれだけ喜美子が良い作品を作ろうと頑張っても、無名の女性の作品に価値はない」と言われたからです。

「男に生まれればよかった」に共感

作品を売るためには名声が必要。

だからこそ穴窯で作品を作ることをやめて、賞を獲ろうと喜美子に訴えかけます。

しかし、そんなものは絵付師・ミッコーで十分味わったし、どうでも良いと言う喜美子。

無名の陶芸家が作品を作っても認められないことをよく知っているからこそ訴える八郎ですが、喜美子は聞く耳を持ってくれないのです。

誰もが認める良いものを作ればいいと言って聞かない喜美子。

そして喜美子は、三津（黒島結菜）が言った「男に生まれればよかった」という言葉に深く共感するのでした。

2度目も失敗。3度目に挑戦しようとする喜美子（戸田恵梨香）に、八郎（松下洸平）は待ったをかける

八郎の反対を押し切り、喜美子は2度目の穴窯での焼き物製作を開始。

1,200度に達する方法を掴むことができたからこそ、温度の問題はすぐにクリアしましたが、今度は焼き物に亀裂が入ってしまい失敗。

それでも喜美子は諦めずにどこが悪かったのかを考え、一気に温度を上げたことが悪かったと悟り、再トライをしようとしますが八郎はダメだと言います。

また20万円以上もの出費を出すことになる。

しかも、喜美子は武志（中須翔真）の今後の教育費に手を付けようとしたことが問題だったのです。

それがダメなら借りてくるとまで言い出す喜美子。

八郎は頭を抱えるしかできません。

『スカーレット』第17週98話まとめ

1回の出費の額は常治（北村一輝）よりもすごい気がしているのですが…。

それだけ真剣に良いものを作りたいと思う気持ちもわかるのですが、ちょっとやり過ぎなのでは？とやっぱり見ていて思えてしまいます。

それに、八郎が名声を手に入れてからというのもよくわかるからこそ「喜美子、落ち着いて！」と言いたくなります。

すれ違う喜美子と八郎、なんだか嫌な予感がしてならないのですが…最終的に落ち着いてほしいものです。

※『スカーレット』次回第99話も続けて読みたい方はこちら

→朝ドラ『スカーレット』第17週99話あらすじ・ネタバレ感想！穴窯を辞めない喜美子に八郎は衝撃の決断を下す