『放課後さいころ倶楽部』第4話ネタバレ感想!ボードゲーム“ニムト”で生徒会副会長と対決

アニメ『放課後さいころ倶楽部』第4話ネタバレ感想!

出典:『放課後さいころ倶楽部』公式ページ

シンプルなカードゲームの起こすドラマチックな展開が堪らなく面白い『放課後さいころ倶楽部』第4話は、ゲーム性抜群で盛り上がること必至のゲーム“ニムト”が登場します。

ゲームでみんなを笑顔にしたい大野翠vs生徒を笑顔にしたいと願う副会長・渋沢蓮。

お互いの“夢”を懸けた譲れないJK同士の激アツバトルが楽しめます!

最後はニムトを作ったゲーム作家クラマーの言葉が心に沁みまくるストーリーです。

『放課後さいころ倶楽部』第4話「ミドリの夢」あらすじ

楽しい時間を一緒に過ごせる仲間ができた美姫にとって、一学期はあっという間に過ぎ、文化祭の季節が近づいてきていた。

そのころ、生徒会副会長の渋沢蓮は、文化祭の催しの良いアイデアが浮かばず悶々としていた。

蓮は中学のときの後輩だった翠に協力をお願いするのだが、「他にやりたいことがあるから」と断られてしまう。

諦め切れない蓮は翠のバイト先のボードゲーム店『さいころ倶楽部』に乗り込み、ボードゲームで決着をつけようと持ちかける…。

果たして翠の『やりたいこと』とは…?

出典:『放課後さいころ倶楽部』公式ページ

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【ネタバレ】『放課後さいころ倶楽部』第4話「ミドリの夢」感想レビュー

副会長・渋沢蓮が、大野翠を譲れない理由とは?

「“斬新”で“インパクト”のある文化祭のアイデア考えてきてくれた?」

生徒会室で渋沢蓮に問われた生徒会メンバーは、なかなか思いつかないと一様に困惑した表情を浮かべます。

最終案として残ったのは、オバケ屋敷・ホットドック早食い競争・コスプレコンテスト・イケメンコンテスト・クラス対抗カラオケの5案。

「どれもこれも、ありきたりなモノばっかりやないか!」と蓮は膨れっ面です。

1人の役員が「えぇやないですか、例年通り無難に…」と提案します。

「そんなん、事故で入院してはる生徒会長の代わりに私が仕切る意味がない!」

事故で右足にギプスをはめて入院する会長から「悪ぃな、渋沢。あと頼むわ!」と声をかけられるシーンが映し出されます。

「この渋沢蓮が、これまでにない最高の文化祭にしたるんや!」

蓮が文化祭に入れ込む理由は“尊敬する会長から頼まれたから”でした。

大野翠は蓮から熱心に文化祭を手伝って欲しいと口説かれますが断り、武笠美姫たちを誘ってその場を立ち去ります。

チラッと美姫が振り返ると、納得いかない表情をした蓮がずっとこちらを見つめていました。

“文化祭を今までにないイベントにしたい!”

そう考える蓮、どうしても翠の力が必要だと考えています。

翠も文化祭に協力できない理由があり…諦めきれない蓮が翠に勝負を挑んできます!

譲れない2人のバトルがカードゲームで繰り広げられます。

みんなの笑ってる顔見るのがすき!青島悠人会長の言葉にキュン

学校帰り、渋沢蓮は落ち込んだ様子で粟田神社の境内に座って思い出していました。

京都市東山区にある粟田神社は『放課後さいころ倶楽部』の聖地巡礼者が絶えない人気スポットです。

会長の青島悠人は、会議中に私語はしまくるし、校則は破りまくるし、時間にルーズでめちゃくちゃ大雑把だし、注意されてもどこかチャラめ…最初はいいかげんで体のでっかいお調子者な印象でした。

全校生徒の模範とならなければいけない長である会長でありながら、示しがつかない行動をとる青島に、蓮は「先輩はなんで生徒会長に?」と問います。

「そんなこと考えたことなかった…でも、理由あるぜ。俺はみんなの笑ってる顔を見るのがすきなんだ!それには“生徒会”って場所は何かと都合がよくって。」

青島はそう語ると、微笑みながらこう言います。

「渋沢は1人で何でもできちゃうけど、その小さな体でできることに限界がある。肩の力抜けよ。」

「すべてお見通しだ…」

ハッとさせられた蓮は、何も考えていないと決めつけていた青島が生徒会メンバーの適材適所を見抜き、自然と導いていることに気づかされます。

それ以来、先輩を見習って1人で抱え込まずにみんなと協力して活動してきました。

蓮にとって文化祭は、青島会長へ自分の成長した姿を見せるチャンスなのです。

諦めない不屈の精神を持つ蓮vs夢のためにまい進したい翠

実は翠、中学で口のうまい先輩・渋沢蓮にのせられて“生徒会長”をしていました。

中学で学校中のイベントをビシッと仕切っていた2人でした。

“さいころ倶楽部”でこの話をしていると、翠は「やりたいことあるから高校では生徒会に入らない!」と美姫と高屋敷綾に宣言します。

そこへ蓮が現れ、生徒会に引き入れようと再度説得を試みます。

今は自分のことで精いっぱいで生徒会の仕事をする余裕がない!とキッパリ断った翠は夢のためにアルバイトをしていると打ち明けます。

「私はゲームを作りたい…ボードゲーム作家になることが、私の夢です!」

それを聞いた美姫と綾は嬉しそうに笑いますが、蓮は「時代遅れのボードゲーム作家が夢なんて冗談でしょ?くだらない、どうかしてる!」と言いながら嘲笑います。

「くだらなくなんかありません!」

美姫が反論すると、蓮は睨んできます。

部外者は引っ込んでて!とあしらう蓮に、今度は綾が立ち向かいます。

「友達だから部外者じゃない。ボードゲームは、本当に面白いんだから!」

「ゲームなんて人生にあってもなくてもどっちでもいいモノやろ!?翠の才能は、もっと有益なことに活用されるべきや!」

「何が有益かを決めるのは個人のものさし。それを押し付け合ってもどちらが正しいかの答えはでませんよ、先輩。」

先輩の圧力をものともしない毅然とした態度、挑発に乗らない強い心と冷静な判断力に「やっぱり私の跡を継ぐのは翠しかいない!」と蓮は実感し、“うんと言うまで帰らない、強硬居座り”をお店の中で決め込みます。

「じゃあ1つ勝負しましょうか?」

翠がゲームを提案し新たな展開を迎えます!

翠が選んだのは“ニムト”「牛を押しつけ合うゲーム」!

「今から一緒にゲームをして、先輩が勝てたら私は黙って言うことを聞きます。そのかわり、負けたら私のことは諦めてください!」

「まぁ、ええわ!好きにしいや!」

勝負に選んだゲームは“ニムト”というカードゲーム!

ニムトとは?
1994年ドイツゲーム大賞1位&ドイツカードゲーム大賞1位。

カードゲームNo.1と言われているルールが分かり易い手軽なカードゲームで、プレイ人数2~10人、対象年齢は8歳以上、プレイ時間30分程度です。

シンプルだけどプレイできる人数幅が広く、駆け引きが面白くて、ドラマチック&シビアな展開が楽しめます!

【ルール】
1~104までの数字が書かれたカードをシャッフルして、全員に10枚ずつ配り…残ったカードを山札にします。

山札から4枚のカード“場のカード”をめくって場に並べて準備は完了です。

(例)場のカード
・17
・23
・48
・66

まずは手札から1枚選び伏せる…みんなが出したらカードを一斉にオープン!

「19」「27」「32」「24」のカードが出たとします。

このカードの数字の小さい順に、場のカードの後ろに並べる…このとき、1番近い数字の後ろに並べるのが決まりごとです。

場のカード
・17、19
・23、24、27、32
・48
・66

これを手札が無くなるまで繰り返す…問題は場のカードに並べた6枚目。

6枚目のカードを出した人は、その列の前5枚のカードをひきとらなければなりません。

そして、自分が出したカードが場のカードとして先頭に並べられます。

加えてあと一つ…もし場にあるカードの数字より小さい数字のカードを出したケースは、どれか1列を選んでその列のカードすべてを引き取ることとなります。

勝敗は、それぞれのカードに“牛のマーク”がついており、手札10枚が全て無くなったとき、その“牛マーク”をたくさん持っていた人が負けです。

“ニムト”は、牛を取るのではなく「押しつけ合うゲーム」なのです。

“ニムト”の醍醐味、ドラマチックさに魅了される!

さぁ、戦いがはじまりました!

4人なので最初はノーリスク、2枚目の手札を出す所からが本番です!

「楽勝や!」

はじまって早々に蓮は勝ちを確信し、これなら絶対安全!という“場のカードより少し小さい数字の手札”を選んで出します。

このとき翠は“場のどの数字よりも小さい数のカード”を出し、1列引き取ることになります。

すると、翠は蓮の置こうと目論んでいた場のカードを引き取ってしまい…蓮のカードは他の列の6枚目となってしまいます。

「あら、先輩6枚目ですね?では、前の5枚を引き取ってください。絶対安全だと思っていたカードで“ドボン”する…このドラマチックな展開が“ニムト”の醍醐味です!」

容赦ない翠の罠に、蓮はハマりまくります。

「絶対安全なはずやったのに…やられた!何これ、急にどれ置いても危ない気がしてきた。このゲーム、怖い…でもおもろいわ!」

蓮の勝負魂に火が付き、ここから疑心暗鬼して暗中模索する攻防から目が離せません。

懸命に脳をフル稼働させるも、蓮は連続ドボンしてしまいました。

結果は、翠の牛マークは2個、綾は7個、美姫は4個…蓮は数えるまでもなく大量でしたw

「だから何?…ハイハイ、負けや!」

カードを投げ捨てながら最後まで虚勢を張りますが「このゲームが面白いのも分かったわ!」とニムトを認める発言をします。

しかし、蓮にはどうしても納得できないことがありました。

翠の夢…私は、ゲームでみんなを笑顔にしたいんです!

「せやけど、なんで翠がボードゲーム作らなアカンのっちゅう話や!?」

負けを認めたものの全然腑に落ちていない蓮が、翠に聞きます。

<ゲームは、国境や世代をも超えて人々を繋ぐ橋である。>

ニムトを作ったヴォルフガング・クラマーの言葉を引用して翠が話します。

ゲームは本よりもずっと古い歴史を持ち、太古の昔から人々を繋ぎ、興奮させ、笑顔にしてきました。

翠は「ゲームは、人類の営みから切り離すことのできないとても大切なものだと思っている。」と。

それは「みんなの笑顔が見たいから生徒会にいる!」という蓮の想いと変わらないのだと訴えます。

「私は、ゲームでみんなを笑顔にしたいんです!」

凛とした揺るぎない心でそう語る翠が印象的でした。

蓮は悔しそうな顔をして「私は絶対諦めへんからなー!」と捨て台詞を残していきました。

かわいそうだったのでは?と心配する美姫と綾に、先輩はあの程度でへこたれず逆に奮起するタイプと翠が言います。

「上等や!私かて翠の力なくてもと文化祭成功したるわ!」

勇んで歩く蓮は、翠の言った通りネバーギブアップの強い心を持った人でした。

商品から作品に…先人ゲーム作家の歩んだ歴史に胸が熱くなる!

「いつからゲーム作家になりたいと?」

帰り道、綾がたずねます。

小学校6年生の時、翠は兄に連れられて“さいころ倶楽部”に初めて訪れました。

「俺の妹。家で“カタン”してたらハマってしもてな。どうしても行きたいってうるさいから連れてきたんや。」

「家の馬鹿兄貴がお世話になっております。」と挨拶したのが店長の金城タケルとの出会いでした。

何度も通うようになり、3人でいろんなゲームをプレイしました。

ある日“ハゲタカのえじき”をプレイし終えたときのこと、翠は「こんな簡単なルールやのに、こんな考えながらゲームしたん初めてや…こんなゲーム誰が考えたん?このゲーム作った人、天才やわ!」と感激して、初めてゲームを作った人に興味を持ち始めます。

金城が、ドイツではゲームを作った人を“作家”と呼ぶことや、どのパッケージにも作者の名前が表記されているのは“小説家や漫画家と同じようにゲーム作家も誇りを持って創り出しているから”ということを教えてくれます。

さらに、昔ゲーム作家は「ゲーム製作会社の一職人」という認識しかなかった所を“ハゲタカのえじき”の製作者アレックス・ランドルフが、作家の地位向上・さまざまな権利の獲得に尽力したおかげで今があるという歴史を聞きます。

ゲームパッケージに初めて作者として名前を入れたのも彼、ドイツゲームにおいて以降は慣例となりました。

「会社の商品だったゲームは、その瞬間から作家の作品になったんだ!」

幼い翠は、その瞬間「ゲーム作家になる!これが私の夢や!」と決めたと熱く語ります。

翠ならできる!美姫と綾が興奮気味に歩み寄り、翠もますます夢に向かって突き進むことを誓うのでした。

『放課後さいころ倶楽部』第4話まとめ

歴史を開拓してきたゲーム作家の熱い物語に、胸アツしました!

押しつけ合うカードゲーム“ニムト”は一番万能でオススメ!とボドゲ熟練者たちが推すニムトの魅力にすっかりドハマりです。

要点まとめ
  • 大野翠が、生徒会副会長・渋沢蓮に執拗に生徒会へと誘われる
  • 尊敬する青島会長不在の中、文化祭成功の鍵は翠と感じた蓮が猛プッシュ…とうとうバイト先まで勧誘しにやってきた
  • 生徒会入りを懸けてカードゲーム“ニムト”で勝負!ドラマチックな展開で負けてしまった蓮、渋々引き下がる
  • 翠の夢が“ボードゲーム作家”ということが明らかになる!

ラストカットは、翠たちの話をこぼれ聞いたエミーリアが「ゲーム作家になる!?」と呟いて振り向いた場面でした。

新キャラ金髪美少女エミーリアの登場を予告させる終わり方、これからが楽しみになってきました!

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出典:U-NEXT

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