燈路に弟妹ができる話や、慊人の襲来、紫呉の思惑など色々と気になることはあったのですが、ラストがとにかく印象的でした。
太陽と月が共存し、流れ星が降る浜辺。
思い出の帽子と、その時の救われた気持ち。
挿入歌エンディングと、波の音。
色んな美しさと情緒が詰め込まれた素晴らしいシーンでした…が、由希の涙の理由が気になります。
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目次
『フルーツバスケット 2nd season』前回第6話のあらすじと振り返り
夏休みに草摩の別荘がある避暑地へとやってきた透たち。
夏の海で楽しくはしゃぐ透でしたが、燈路から父親のことを言われ気落ちしてしまいます。
翌日の夜、由希が熱を出して寝込んでしまいます。
由希は、看病をしてくれている透に「閉じた蓋、開けなくちゃ」と過去のトラウマと向き合う決意を告げます。
一方で、草摩の家を訪れている紫呉。
みんなで別荘に行く事を告げられた慊人は、機嫌を悪くします。
紫呉は、そんな慊人を避暑地へと誘うのでした。
【ネタバレ】『フルーツバスケット 2nd season』第7話あらすじ・感想
燈路の弟妹
透、杞紗、燈路の3人が浜辺で遊んでいると、燈路は電話口で母親に子供ができたことを告げられます。
「サツキさん、若いなあ」
お祝いムードの3人の元に、突如現れたのは和服姿の紫呉でした。
十二支の呪い
「もう物の怪憑きの子供は産まれないから、ママを悲しませたりしないね」
燈路が兄になるという話を聞いた紅葉の言葉。
十二支(+猫憑き)がすでにいるため、新たな物の怪憑きが現れることはない。
この紅葉のセリフから物の怪憑きは、死ぬまで治らないことが分かります。
由希が欲しかったもの
真っ暗な部屋で真っ暗な話を聞かされる毎日。
慊人によって作られた、由希の暗い幼少期。
そんな子供時代の由希が欲しかったもの。
由希の視線の先には、スイカ割りで疲れた子供たちに、そっとシーツを掛ける透の姿がありました。
楽しかった?
燈路に指摘されてから、透がみんなに気を遣って言えなくなっていた母親との思い出の話。
夾に促された透は、母親との思い出を語り始めます。
庭でスイカ割りをして植木鉢を壊したこと、部屋の中でやって父親の位牌を壊してしまったこと。
「楽しかった?」
「はい、楽しかったです!」
母との思い出を語り終えた透は、優しく問いかけてくれた夾に満面の笑みで答えるのでした。
慊人襲来
草摩の当主である慊人を、透たちのいる別荘に誘っていた紫呉。
その思惑通り、慊人は紅野とはとりを連れ、別荘へとやってきていました。
入院するほど殴られた過去を持つ杞紗、監禁されていた由希、敵視されている透。
避暑地には、慊人と暗いつながりのある人間が多くいます。
「かき乱してもらわなきゃ、望む結果は得られない」
はとりに慊人を連れてきたことを諭された紫呉は、そう言って意地悪そうに笑います。
帽子の男の子
別宅へ慊人に挨拶に行ったみんなを心配して外に出た透は、浜辺で由希と出会います。
沈む夕陽と丸い月が照らす、朝焼けのような赤紫の空には幾筋もの星が流れていきます。
「迷子のキミを救えたこと、とても嬉しかった」
暗い部屋で暗い言葉を聞き続けた幼い由希が初めて得た、誰かに必要とされた実感。
幼少期の暗いトラウマと共に、透を助けた記憶にも蓋をしていた由希。
「キミがあの空のようだから、哀しいくらいキミが愛しいから」
蓋を開けて溢れだしたのは、これまでもらったたくさんの優しさへの感謝と愛おしさでした。
透のおでこに唇を寄せた由希の頬から、透の頬へと涙が伝います。
『フルーツバスケット 2nd season』第7話まとめ
🍉TVアニメ「#フルーツバスケット」2nd season 第7話🍉
テレビ東京&テレビ愛知での放送が終了しました♪
ご視聴頂きました皆様、ありがとうございます!この後はテレビ大阪にて深夜2:05~放送です!
お楽しみに!#フルバ pic.twitter.com/IBTTZrPgby
— TVアニメ「フルーツバスケット」公式 (@fruba_PR) May 18, 2020
- 歪み切っている草摩の家
- 透の話を聞くのは夾
- 由希の話を聞くのは透
- 幻想的な由希の告白
- 挿入歌『馳せる未来』
これまで帽子の男の子の顔が常に隠されていたのは、由希の記憶が曖昧だったからみたいですね。
単に、由希なのか夾なのか絞らせないための少女漫画的な演出かと思っていたのですが、きちんと理由があったんですね。
やけに引っ張るなあ、と疑問に思っていたことが今回で一気に腑に落ちました。
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