『図書館戦争 THE LAST MISSION』あらすじ・ネタバレ感想!郁と堂上の恋愛関係は発展するのか?

映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』あらすじ・ネタバレ感想!

出典:prcm.jp

前作『図書館戦争』に続く図書隊と良化隊の戦闘を描いていますが、今回は最後となる映画化です。

恋愛模様も少しずつ発展していき、郁(榮倉奈々)と堂上(岡田准一)は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。

そして、自由を大事に考えている図書隊と、何もかもを把握していたい良化隊との闘いにもいよいよ決着がつきます。

『図書館戦争』ファンが待ちに待った続編です。

それでは、さっそく映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』をレビューしたいと思います。

『図書館戦争 THE LAST MISSION』作品情報

作品名 図書館戦争 THE LAST MISSION
公開日 2015年10月10日
上映時間 120分
監督 佐藤信介
脚本 野木亜紀子
原作 有川浩
出演者 岡田准一
榮倉奈々
田中圭
福士蒼汰
松坂桃李
栗山千明
石坂浩二
音楽 高見優

前作『図書館戦争』のレビューについては、こちらの記事をご参照ください。

『図書館戦争 THE LAST MISSION』主要キャスト

榮倉奈々 / 役:笠原 郁

  • 堂上のことを目標に、追いつき追い越すつもりで毎日訓練にあたっている。
  • 自分を救ってくれた王子様が堂上だと薄々気づいているが、郁はある事件で図書隊から除隊されるかもしれない危機に陥る。
  • 体力バカと言われるが、人一倍情に厚く仲間を大事にする。
  • 本が大好きで、図書隊の防衛部にどうしても入りたいと心願し入隊した。

岡田准一 / 役:堂上 篤

  • 郁の直属の上官であり、郁のことを助けた王子様でもある。
  • 前作『図書館戦争』から郁が危険な行動をすることにハラハラしており、自分でも郁に惹かれていることを認め始める。
  • しかし、不器用なところがあり気持ちを伝えることができない。
  • 小牧とは何でも話せると同期で、郁のことも相談に乗ってもらっている。

松坂桃李 / 役:手塚 慧

  • 『図書館戦争 THE LAST MISSION』のキーパーソン。
  • 元々は図書隊にいたが、周りの関心が図書隊に向いていないことやもどかしさを抱えて退職する。
  • その後、文科省に所属し図書隊からタスクフォースを失くそうという動きをしている張本人で「未来企画」を作った人。
  • ちなみに手塚光は実の弟だが、性格は正反対。

橋本じゅん / 役:玄田 竜助

  • 図書隊・特殊部隊隊長で郁の戦闘能力を買っている。
  • 大雑把な性格だが、何よりも図書隊の仲間のことを一番に考えている存在。
  • 仁科司令や部下からの信頼も厚く、戦闘では毎回指揮を執っている。
  • 堂上の不器用な性格には時々笑ってしまっている。

石坂浩二 / 役:仁科 巌

  • 日野の悪夢の唯一の生き残りで、図書館を一番大事に考えている。
  • 部下からの信頼も厚く、日野の時から自由を大事に考えており良化隊の非常識な検閲にも対抗している。
  • 日野の悪夢で片足を失っており、二度と日野の様なことは起こしたくないという信念を持っている。

『図書館戦争 THE LAST MISSION』あらすじ


正化33年になりましたが、郁は堂上に対して気持ちを伝えられぬまま日々の戦闘と訓練に励んでいました。

ですが、手塚の兄である慧の策略で、図書隊は存続の危機にまで陥ってしまいます。

慧は激化していく図書隊と良化隊の戦闘を終わらせたいがために、図書隊を失くそうと動き始めています。

ある日、図書隊の一人が館内で焚書行為を行い、その共犯として郁の名前が挙がってしまいます。

郁は査問委員会で王子様の事を悪く言われ、反発してしまいます。

そして、除隊になりかけますがある時その危機を免れます。

一方、仁科司令の元に黒木県知事という人物が面会に訪れ、「図書館法規要覧」を県の展示会で展示したいと頼み込みます。

良化隊が検閲したいと願っている一つの本でもありました。

この本を守るため、図書隊54人は水戸図書館へ向かい美術館へ譲渡する予定でしたが、手塚慧や良化隊の攻撃が浴びせられることに…。

果たして、無事に本は美術館に届けることができるのか。

そして、堂上と郁の恋物語はどんな結末を迎えるのでしょうか。

『図書館戦争 THE LAST MISSION』みどころ

岡田准一と榮倉奈々の共演で、有川浩の人気小説シリーズを映画化して好評を博した『図書館戦争』の続編。

本作では前回の図書防衛バトル「小田原・情報歴史図書館攻防戦」から1年半後を舞台に、図書隊とメディア良化委員会との前代未聞の戦闘の行方を追い掛ける。

前作に引き続き佐藤信介が監督を務め、田中圭や栗山千明ら豪華キャストも再集結。

榮倉演じるヒロインの成長はもとより、激しいアクションも見どころ。
出典:シネマトゥデイ

『図書館戦争 THE LAST MISSION』を視聴できる動画配信サービス

『図書館戦争 THE LAST MISSION』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

注意点
  • 動画の配信情報は2019年9月15日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年9月15日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

【ネタバレ】『図書館戦争 THE LAST MISSION』感想レビュー

前作『図書館戦争』のおさらい

犯罪防止のためにメディア良化法という法律が制定されましたが、このような考えに反発し自由を守るために「図書隊」が作られました。

郁(榮倉奈々)は自分のことを救ってくれた王子様を探すために図書隊に入りました。

そこで、防衛部に所属しタスクフォースの一員にもなりました。

検閲は力を落とすことはなく、自分たちが手に入れたい本のためなら戦闘も試みます。

この日は、新たに書籍が関東図書基地に搬入され、その図書は検閲の対象となっている書籍です。

それらを回収するために戦闘が行われていますが、郁がまた危険な行動を取ります。

堂上(岡田准一)は郁のことをフォローしに行きます。

良化隊はスナイパーを使っていたようですが、郁は無事に落とした書籍を回収することに成功します。

子供たちがすごく見たかった様子で、図書館に来ている子供たちにも人気ですが、新世相の本が館外貸し出し禁止になってしまいました。

本を読むことはとても大事なのに、子供たちにもその本が読めなくなっているのはどうなのかと思います。

訓練

手塚(福士蒼汰)と郁は訓練を重ねている中、堂上が二人に戦闘方法を教えています。

郁は堂上のことを「バケモノ」と言いますが、だいぶタスクフォースの訓練に慣れてきたように思います。

毎日の様に筋肉を鍛えている郁ですが、王子様を堂上と思うことはあっても告白する勇気だけは出ないようです。

しかし、柴崎(栗山千明)はタスクフォースは危険といつも隣り合わせになっているので、伝える勇気も大事だと背中を押します。

ある日、郁は作業が終わらないので残業していましたが、野村という男性に何が入っているのか分からない段ボールを一緒に運んでほしいと頼まれます。

もともと野村は防衛部にいましたが、業務部に移ったそうです。

館内の業務になりしんどくないのかと郁は聞きますが、「別に」と興味のないようにあしらっています。

「図書隊がバカバカしい」と野村が言い始め、図書隊に対しても不満を言います。

郁はその考えに対して怒りを覚えます。

その一方で、ある人物が講演を行っています。

メディア良化法に関しての講演ですが、仁科さんのことを評価しているのかと思えばそうではないようです。

野村は運んできた書籍を燃やしていますが、世界をゆがめているのは図書隊だと思い込んでいる顔をしています。

講演を行っていたのは未来企画の手塚慧(松坂桃李)という人物でした。図書隊にいる手塚の兄です。

正反対

日野の悪夢があった場所で、新世相の人たちと話をしている仁科司令ですが、生き残ってしまったことに関して悲しみを抱いている様です。

悪夢から何か世界は変わったのかは分かりませんが、闘いを始めたことで傷ついている人がいることもあるのではと危惧しています。

玄田隊長はそんなことないと、タスクフォースはやわではないと言われます。

そんな時、黒木知事という人物が仁科司令の元を訪れます。

良化特務委員会から黒木知事に対して警告が来たのですが、理由は開く個展に関してのことでした。

タイトルは「未来への自由」というテーマで、表現の自由を今回は見てほしいという黒木知事の考えに反発するものでした。

そして、展示される本に関しても強制的に回収する可能性があると通告されたために、仁科司令に警護をお願いしに来ました。

それだけではなく、もう一つ仁科司令にお願いしに来たことがあります。

検閲対象書庫に入っている「自由の象徴」という本を展示したいので貸してほしいとお願いされました。

厳重に保管してあるもので、別名「図書館法規要覧」という本です。

もう一冊しかなく検閲の対象であり、メディア良化隊がどうしても手に入れておきたい本のひとつです。

茨城県で行われる個展に展示するために、タスクフォース54人が警護に着き、水戸図書館に一度保管の上展示することになっています。水戸は郁の故郷でもあります。

手塚と柴崎はとても仲良くなっていますが、食堂で映し出されているテレビに図書隊の一員が本を燃やしたことが報道されています。

燃やした中の一人として犯人は自首しましたが、共犯が郁だと供述していることを玄田隊長から報告されました。

何も覚えがないのに、事情聴取を受けることになりました。

野村が自首をしたことで段ボールを運んだことは話しましたが、中身が何かを知らなかったと言いました。

野村は逃亡しているのですが、焚書したことが本当であれば除隊処分にもなりかねません。

何時間も話を聞かれて郁は疲れ果てていますが、図書隊に入隊したきっかけの話をされています。

そこで、助けられたのが堂上教官であると聞かされ少し驚きますが、堂上教官のことを悪く言い始めたのでたまらなくなり、自分がやったことでも構わないですと言います。

ですが、王子様のことは絶対に馬鹿にしてほしくないので、郁は開き直ってしまいます。

戻ってきた郁に対して、堂上教官は何を話したのかと聞きますが、自分の気持ちを分かってくれないと泣き出してしまいます。

そこを玄田隊長と小牧に目撃されてしまいますが、堂上は慌ててフォローします。

郁が泣いていることもどうしてなのか分からない堂上は必至にフォローしようとしますが、小牧には呆れられてしまいます。

郁は寮に帰ってきますが、そこである男性から電話があったことを聞かされます。

そこには手塚慧と書かれており、折り返しの電話が欲しいとお願いされます。

手塚慧(松坂桃李)の考え

折り返しの電話をした郁と手塚慧は一緒にご飯を食べていますが、誘い文句は「検閲を失くすことができるかもしれない」でした。

戦うことばかりが良いことではないと分かっている郁は興味津々ですが、一筋縄ではいかない話です。

手塚は堂上と小牧に対して兄の考えが分からないし、なぜ郁をはめたのかも想像がつかないと言います。

そこに柴崎がやって来て、お兄さんとご飯に出かけたことを堂上たちも知ります。

簡潔に話すと、検閲を失くすために検閲に反発している「タスクフォース」を全面的に無くすということが前提だと話します。

郁と話していると、手塚から慧に電話が来ましたが、郁は防衛部が解散することは絶対に受け入れられないと反発します。

喧嘩になりかけていると、そこに堂上が助けにやってきます。

直接対決

郁はタスクフォースの存在は無意味なのかもしれないと不安になっていますが、堂上はそうではないと言います。

わざわざ探しにきてくれた堂上に対して嬉しそうな顔をしています。

少しでも本を大事に思ってくれている人たちは少なからずいますし、本を失くしてほしくないと思っている人も多いです。

慧は早く防衛部を失くして自分たちの傘下に入れたいと考えていますが、手塚に対しては時間切れだと言います。

野村が証言を撤回して無罪放免になったので、タスクフォースの業務に戻ることができました。

仲間は郁が最初から無罪だと思っていたと言われて、ここにいて良かったと思っています。

タスクフォースは水戸に向かい始めますが、その移動車の中で周りのメンバーは寝ているけれど堂上に話す機会がありました。

そこで、カミツレのオイルを感謝の気持ちとして渡すことができましたが、堂上は驚いています。

カミツレは誰かが手間や暇をかけないと簡単には咲かない花で、郁が渡したのはオイルなので飲めませんが堂上は飲めるのかと聞いてきます。

郁はカミツレのお茶が飲めることを思い出して誘おうとしますが、なかなか素直に誘うことができずに柴崎と一緒に行くと言ってしまいます。

水戸図書隊

堂上は誘ってほしそうにしていましたが、二人とも不器用です。

無事に水戸図書基地に着くことができました。

そこで郁は水戸防衛部の女子から尊敬されていましたが、書庫は見ましたかと聞かれます。

そんな時、良化特務機関の車が水戸図書館に接近している館内放送が入ります。

来るとは思っていましたが、ここまで早いとも思っていませんでした。

それに良化隊の人数もいつもより少ないように思いますが、玄田隊長は凄く不審に思っています。

一時間の戦闘を良化隊から通知され、配備につきます。

黒木知事も戦闘が行われていることが驚きですが、一番驚いているのは仁科司令でした。

何を探るのかは分かりませんが、現場では玄田隊長がやはりこの大きさの図書館にこれだけの良化隊はおかしいのではないかと疑問に思っていました。

攻撃も単調で、いつもこのような検閲ならば一時間耐える事は安心してできる話です。

検閲対象書籍は書庫に入っているはずなのと、郁が気づいたのは戦闘に水戸の図書隊が参加していないことです。

水戸の図書隊は検閲に屈していました。

ほとんどの書籍が回収されており、数点しか書籍は残っていないような状況でした。

水戸図書隊は怖くなり奥に隠れていましたが、現場には良化隊の数が増えています。

戦闘終了時間になり、戦闘が終わったように感じましたが、また良化隊から攻撃を受け始めました。

強制回収

裏門が爆破され、堂上たちも応援に向かいますが弾薬は少ない様子です。

郁たちはどうして攻撃が延長されているのかは分かりませんが、今までにない状態であることは確かです。

攻撃があまりに突然ですが、理由は水戸図書館館長が図書館の法規要覧の所有権を譲渡してしまっていたからです。

図書館法規要覧を渡してしまえば図書隊がなくなってしまう可能性があります。

負傷している図書隊の人も多いのに、何も考えていないと郁は水戸図書隊に怒りを覚えています。

柴崎の調べによると、黒木知事に今回「図書館法規要覧」を展示するように勧めたのは手塚慧だったそうです。

それで本を奪ったとしても図書隊がなくなる訳ではありませんが、タスクフォースを無くすことが今回の目的ではないかと予想します。

54人しかいないのに関東図書隊だけではどうしようもできませんので、戦闘には参加しなくても水戸図書隊の協力は絶対に得ないといけません。

これだけの負傷者を出して、そんなに自由があってはダメなのでしょうか。

自由じゃない世の中なんてありませんが、人それぞれが思っている表現の自由は守られるべきなのです。

それなのに、そこまでも批判されてしまえば全ての気持ちを封印して生きろと言われている様な世界になってしまいます。

郁は反発して銃を撃ち、水戸図書隊に対しての怒りで自分たちで守ることができないと怒りを爆発させています。

堂上は、ここまで一生懸命になっている郁の気持ちを分かったように水戸図書隊が世話したカミツレを見せます。

本を守りたくても、戦闘は常に死と隣り合わせですので怖くなってしまうのも分かります。

だけど、郁の怒りや言いたいことが伝わって水戸図書隊も手伝ってくれるようになりましたが、正門も良化隊が潜入してきて防衛できないようになっています。

逃げ遅れてしまった堂上と郁は合流しようと努力しますが、良化隊の攻撃があまりにも悲惨です。

法規要覧を死守

仁科司令は、手塚慧に会いに行くために柴崎と一緒にある場所に向かいます。

すでに怒りを覚えている仁科司令ですが、今回の決定はすんなり受け入れることはできないので、良化特務機関と法務省の話し合いに乗り込みました。

停戦をお願いしにきましたが、仁科司令は54人の人の命を守るために自分が退くと仁科司令は宣言しています。

タスクフォースには弟までいるというのに、どうしてここまでひどいことができるのかは分かりませんが、図書隊を攻撃するのは良化隊です。

関心をわざわざ持ってもらおうとは思っていないのに、慧は考えがおかしいです。

手塚は兄である慧を殺したいと思っていますが、小牧は誰かに恥じない自分でいたいと語りました。

手塚は戦闘の時に柴崎のことを考えていましたが、郁は堂上と一緒に昔の思い出や堂上の家族のことを語っていました。

いずれは会うかもしれない堂上の家族の話をしながら少しは和みましたが、そこにまで良化隊が侵入してきました。

良化隊になりすまし、何とか仲間と合流することに成功しましたが、3階まで良化隊は侵入してきてこれ以上防衛するのは不可能と判断しました。

ですが、堂上は大事な法規要覧をどうしても展示したいと考えている玄田隊長に個展先まで持って行って欲しいと頼みます。

郁は水戸がふるさとなので、抜け道を知っているために堂上と一緒に行動することにしました。

玄田隊長は二人が図書館から出たことを気づかせないための戦闘を命令しますが、その先は自分の命を守ることを考えてほしいと願います。

誰も死んでほしいはずがない玄田隊長の意志に、みんなが賛同しました。

堂上(岡田准一)と郁(榮倉奈々)の心

小牧は良化隊の無線を使い、偽の応援要請をします。

堂上と郁は無事に図書館から出ますが、良化隊の一部の隊員に見られてしまいました。

すでに外に出ているので武器を使うことはできませんが、良化隊は何も考えずに二人に襲い掛かります。

阻止することだけが彼らの使命と思っているのかもしれませんが、郁も今までとは違い強さがあります。

ですが、堂上の戦闘能力は長けており、道を知っている郁に本を運ぶことを任せます。

路地裏から出た郁のことを良化隊が待ち受けており、郁は防弾チョッキを着ていますが撃たれてしまいます。

郁が襲われていることが許せない堂上は良化隊に反撃をしかけますが、足を撃たれてしまいます。

撃たれた郁が死んでいないことに安心しますが、郁は堂上が撃たれてしまった所を間近で見てしまいます。

郁のことを全身全霊で守ろうとしている堂上の姿には、ここから涙が止まりません。

撃たれてしまった場所から早く堂上を遠ざけたい郁は、二人が出会ったあの本屋さんにたどり着きます。

止血をしますが、血は止まらずに堂上は命の危険にさらされているのですが、本を美術館に届けろと郁に指示します。

堂上が死んでしまうと思って離れようとはしない郁に「早く行け」と言います。

どうしても堂上のことが好きな郁は「絶対に死なないでほしい。次に会ったらちゃんと気持ちを伝える」と言ってキスをします。

良化隊に追われながらも必死に本を守り、やっと美術館に本を届けることができてミッションをクリアできました。

そして、個展には無事に「法規要覧」が展示されて、みんなに見てもらうことができて自由というのがどれだけ大事なのか分かってもらえると思います。

それから数日が経ち、小牧たちも通常業務に戻りましたが、小牧はまりえちゃんと凄くラブラブです。

郁は、堂上が入院している期間お見舞いには行かずに気持ちを伝えることもしていなかった様で、退院のあいさつに来ている堂上に見つかってしまいます。

堂上は郁に「次に会ったら何か言うんじゃなかったのか」と聞きます。

郁はあの時は堂上が死んでしまうかもしれないと思ったからあんな行動に出たと言いますが、堂上はどうしても郁から気持ちを聞きたいという顔です。

でも、恥ずかしくて郁は何も言えないでいると、堂上はもらったカミツレのオイルが入院中に役に立ったので、今度はお茶に連れて行って欲しいと頼みます。

「約束」という言葉でしたが、やっと二人はデートすることを約束し、少しずつですが二人の関係が前に進んでいっています。

『図書館戦争 THE LAST MISSION』まとめ

最後の最後に郁は堂上に想いを伝えることができて本当に良かったと思いました。

語るとすごく長くなりますが、アニメ版ではこの先の展開が描かれているので、実写版でも作ってほしいなと思いました。

何年後かに図書館戦争の続編ができればとてもうれしいので期待したいです。

映画『図書館戦争』はおすすめしたい作品ですので、ぜひ皆さんお時間のある時にご覧くださいませ。