ドッキリみたいに、突然彼氏(相方)がいなくなったなら…
その彼は、もしかしたら“未来人”かもしれません。
第4話「ある日浅草のどこかで」は、
浅草の劇場で夢に向かって励んでいた、とある漫才師カップルのお話。
ある夜…ピン芸人・桜(福田麻貴 3時のヒロイン)は、
道端でトシ(田村健太郎)を拾いました。
心が通じ合ったふたりは“カップル漫才師”デビュー!
ところが、彼は令和に不法滞在中の23世紀人で…!!
1人じゃ生きていけない彼女のため、トシは贈り物を置いてそっと令和を去ります。
今回も、つじつま合わせが得意な令和コーディネーター・廻(吉岡里帆)が大活躍!
ある覚悟を決めた廻の任期は、あと残り1週間!
果たして、未来人の彼(永山瑛太)との禁断の恋の行方は?
目次
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』前回第3話のあらすじと振り返り
23世紀で役所務めをしつつ、夜な夜な違法タイムトラベルしている女・水無瀬チサ(清水くるみ)発見!
もしかして、チサは伝説の恋人と呼ばれている時空賊?
カップル強盗のマギー&キケロの片割れなのか…?
大物指名手配犯が現れたかもと、時空管理局パトロール基地に緊張が走ります。
バットトラベラー摘発を数件こなし、常盤 廻(吉岡里帆)はすっかり任務に慣れはじめていました。
いろいろ落ち着いてきたら…
廻のプライベート(恋模様)がゴタゴタしはじめます。
まず、未来人でパトロール隊員でかつて恋人だった井浦 翔(永山瑛太)から、圧強めのアプローチ(顎クイなど)をされ…そのいちゃこらを、天野隊員(伊藤万理華)に見られます。
そして、職場の後輩・広瀬 航(西垣 匠)からも、自身の結婚破談予告&告白未遂されて!
そんな恋に忙しい廻が担当した“チサの事件”。
調べたら…チサとホストの永遠(吉村界人)のガチ恋発覚!
客とホストの垣根を越え、ふたりは恋に落ちていました。
チサ&永遠は結婚を希望…
到底叶わぬ願いと思われましたが、永遠が23世紀人だとが判明!
彼は、伝説の恋人が盗んで過去に連れて来られたクローンベイビーでした。
未来人同士の結婚なら無問題!
チサと永遠は23世紀に送られ、幸せな家庭を築きます。
2人のハッピーエンドを見た廻は…
翔と“アフターデート”に行ってみることにします。
第3話で、心にズシンときたこの言葉を忘れられません。
第4話も、理屈抜きの恋に心を大きく揺さぶられます…。
【ネタバレあり】ドラマ『時をかけるな、恋人たち』第4話あらすじと感想
令和着物美人(吉岡里帆)と未来人イケオジ(永山瑛太)、2度目の初デート!
萌葱色の着物を纏い、浅草寺の前で待つ常盤 廻(吉岡里帆)。
今日は、記憶を剥がされたので憶えてないけど“かつて彼氏”だった未来人・井浦 翔(永山瑛太)とデートの約束をしています。
LEONで令和コーデを研究してきたという翔が、バク転をかましながらド派手に登場!
付箋だらけの雑誌を見せながら、翔は令和のモードの変化が細かすぎて理解が難しかったと感想を述べます。
研究熱心すぎて、完全にイケおじ服をマスターw
2人仲良くおみくじは「凶」。
浅草という渋いチョイスを決めたのは彼。
浅草は廻が好きな場所…かつての交際時にも来たらしい。
「過去にあったことを、全部紙に書いといてほしいよ…」
記憶を消されてしまっている廻は、そう言って思い出せないことを残念がります。
手を繋ごうとするも、翔の手の装具のせいで電気が走って失敗します。
翔がまたしても、廻の好みに沿ったお店選びをしてくれます。
嬉しいがいっぱい積み重なって…廻は浮かれます。
浮かれた彼女(吉岡里帆)、ミスる!
浅草の小さな劇場で、フラジャイルという男女コンビの漫才を見ます。
カップル(恋愛関係)だというふたり。
息が合ったテンポのいい喋りに魅了されます。
ミト桜(福田麻貴 3時のヒロイン)の酒癖が悪くて参ったというネタ。
泥酔した桜には、アリスタイム(無敵時間)があるらしい。
毎回クレジットカード兵隊こと相方の池浦トシ(田村健太郎)が、泥酔した桜の代わりに酒代を支払っているんだからいいかげんにしてと小気味よく注意します。
とても楽しそうに、廻は手を叩いて笑います。
ちょっとファンになった廻は、アクキーを買って帰ります。
客席で、漫才のようなやりとりをする廻&翔。
廻はゆずこしょうキャラメルを、“かぼすこしょうキャラメル”と広告誤発注!!
本人も、廻の有能さを知る後輩・広瀬 航(西垣 匠)も…
ありえないミスに驚きを隠せません。
バットトラベラーは、世間に認知されちゃってる男漫才師(田村健太郎)!
時空管理局パトロール基地のおやつタイム。
ポッキーのようなLuckyというお菓子をみんなで食べます。
オペレーターの天野りおん(伊藤万理華)が、頬張りながらバットトラベラー発見を告げます。
翔は、チョコ部分だけベロベロと舐めるスタイルw
なんと、画面に映ったその23世紀人の男は…
お笑いコンビフラジャイルのツッコミ・池浦トシでした!
令和で適当な女を垂らしこみ、もしかして歴史に名を刻むつもり?
「早急に剥がし(記憶を消し)にかかろう!」
隊長・和井内 秀峰(石田剛太)が指示をします。
しかし、本件は難題…
なぜなら、彼がかなり世間に露出しちゃってるから!
池浦トシを知る過去人すべての記憶を消すことはムリ。
「とっ捕まえて、臭いゼリー食わせてやる!」
八丁堀が、めんどくさいことをしでかしたトシの手配写真に毒づきます。
チクられて…任期はあと1週間!
「あなたの任期はあと1週間!」
冷たい感じで天野隊員が告げてきます。
私はチクッてないと、彼女は断言!
廻と翔の脳裏に…チクッた犯人の顔が同時に浮かびます!!
翔が言うと、前回もそれ言ったでしょ?と廻が冗談っぽく指摘します。
桜がトイレに立った隙に、廻&翔がトシを基地に連行します!
「行きがかり…ほんっとに出来心で!」
1年半の長期滞在は重罪…
時の牢獄行き(重罪タイムトラベラー収容所)でもおかしくありません。
「食ったワードでツッコミやがって!」
八丁堀が、悔しそうにしています。
彼(田村健太郎)と彼女(福田麻貴)、路頭に迷うふたりの出会い。
1年半前…はじまりは偶然の出会いでした。
執筆ネタに困り、令和の世に時間旅行に来たトシ。
ところが闇の旅行会社に騙され、帰れず!
行く宛もなく路頭に迷っている所を、親切な桜に拾われました。
「ほっとけない。」
売れないピン芸人・桜は、理由も聞かずにトシを住まわせてくれました。
構成がデタラメな彼女のネタを、トシは恩返しのつもりでネタ修正します。
相方が欲しかった桜は、トシの才能に惚れ、舞台に誘いました。
「桜、いけるとこまでいってみようか?」
初舞台に手応えと運命を感じたトシ。
彼女をほっとけなくて、何かしてあげたくて…
桜と漫才の道に進むことに決めました。
そして、ふたりはおのずと恋人関係へ。
そんな気持ちを抱えながらズルズルと1年半。
フラジャイルという男女コンビは歴史にない。
売れたら、パラドックスで宇宙崩壊でした。
トシが隊長の足にすがりついて懇願しますが、思い上がりだと却下されます。
ドッキリみたいに消えた相方(田村健太郎)…その後。
「過去人と未来人が出逢って何も残せないなら…タイムトラベルは何のために?」
翔のこの問いに、天野が冷静に回答します。
過去と未来の秩序を根本から覆す、破壊的なイノベーション。
矛盾をはらんでいるタイムトラベルは、存在すべきではないのかもしれない…と。
「みんな…その時代、時代を生きてる。そこ(今)から逃げんな!」
隊長のひとことが、時を超えた恋に浮かれていた廻と翔の心に刺さります。
剥がしは明朝。
「つじつまなら私、手伝います…彼女のために書いて!」
廻は、トシに“桜が1人でも生きていけるための新ネタ”を書くようすすめます。
深夜まで、桜とトシは何度も何度も繰り返し練習します。
朝になると、トシは「訳あって消えます」という書置きを残して桜の元を去りました。
ネタ中に、桜のこんなセリフがありました。
「私、トシくん抜きで天下とるよ!」
彼の想いを汲んだ桜は、それを舞台で披露します。
…後に、桜は上方お笑いアワードの新人賞を獲得!
そして、23世紀に戻ったトシは…
「夫婦漫才」という小説で大塚文芸 新人賞に輝きました!
もう会いに来ないで…彼女(吉岡里帆)は覚悟を決めた。
好きになってゼロになる。
記憶を消された恋人を追いかけ…
時を何度も何度もかけてくる翔のキツさを、彼女は理解しました。
「記憶が消された後…もう会いに来ないでほしい。」
廻は、翔にそうお願いしました。
廻は、桜が舞台上で新ネタを披露するのを見ながら自分に言いきかせます。
そして、廻は“すべてを忘れる覚悟”をしました。
ドラマ『時をかけるな、恋人たち』の次回に期待するもの
1人で新ネタをやり切った直後の…
桜(福田麻貴)の清々しい無敵顔がとても印象に残りました。
第5話のタイトルは「バスクラッシュ・エフェクト」。
30年前のバス事故で亡くなった奥さんに会いたいという男が現れます。
そして、切羽詰まった翔が、廻に駆け落ちを提案します。
歴史改変不可なのに…来週は何かが起きちゃいそうです!!