ピンチはチャンス!
ピンチを迎えて、やっと自分の“本当のキモチ”に気づいちゃうことってありませんか?
恋の嵐が発生しちゃう第7話「辞めるわけにはいかないので」は、まさに物語の変わり目!
受け専門の先輩女子が、“本当のキモチ”に気づきます。
そして、年下後輩男子を死守するために猛ダッシュ!
胸を躍らせて心をザワつかせてくる、息切れ必至の急展開は必見です!
目次
アニメ『それでも歩は寄せてくる』前回第6話のあらすじと振り返り
勝負のバレンタインデーを迎えた八乙女うるし(CV.中村カンナ)。
うるしは、田中歩(CV.阿座上洋平)に渡すチョコを机の中に忍ばせ、少し緊張気味です。
「焦らしてここぞってときに渡すべし!」
親友・マキ(CV.花澤香菜)のアドバイスを胸に、部室で気合いを入れます。
しかし、何度も練習したのに“残念な渡し方”になっちゃって…
歩は喜んでくれたものの、うるしのバレンタインは終始グダグダになってしまいました。
それからしばらくして、今度は歩が勝負のホワイトデーを迎えます。
歩は、うるしに“NO焦らし”で出会いがしらにお返しのプレゼントを渡します。
うるしは照れながらも、丁寧に受け取ります。
いい雰囲気のまま、ラブラブ対局開始かとおもいきや…
歩の補習により、本日の対局はおあずけになってしまったのでした。
第7話では、将棋部に違う意味で緊張感が走ります!
部存続の危機が、春の嵐とともにやってきます!!
【ネタバレあり】アニメ『それでも歩は寄せてくる』第7話あらすじと感想
まさか…年下後輩が“クラス替え”にてフラれる!?
4月6日、始業式を迎えた桜翔高校。
この日はクラス替えの発表があります。
桜が満開で、春風にのって気持ちよさそうに花吹雪が舞っています。
八乙女うるし(CV.中村カンナ)と田中歩(CV.阿座上洋平)は、外に張り出されたクラス表を一緒に見に行くことにします。
クラス替えにワクワクしながら掲示板の前に行くと、一足先に来ていた角竜タケル(CV.郷田翼)&御影桜子(CV.羊宮妃那)の幼馴染カップルと遭遇!
どうやら、タケル&桜子は同じ組になれたようで…
タケルは照れながらも喜びを隠せない感じ!
その様子を見て、歩は「先輩も同じ組になりたい人はいる?」とうるしにたずねます。
すると、うるしは頬をピンクに染めながら「いるぞ」と答えます。
うるしの返答を聞き、先輩には同じ組になりたいほどの相手がいると察した歩。
うるしに対する恋心を抱く胸がチクリと痛みます。
歩は、失意のままクラス表を確認しに行きます。
先輩がクラス替えで一緒になりたい人って…!?
「何組だった?」
先に組を確認し終えたうるしが、歩を待っていました。
歩は、自分が1組だったことを伝えます。
どうやら、うるしは意中の人と同じ組だったようで、とても嬉しそうにしています。
「私たちは同じ組なのに…歩は嬉しくないのか?」
実はうるしも1組。
学年は違っても、同じ組だとまた体育祭で同じチームになれるのです!
うるしの喜んでいたわけを理解した歩。
「嬉しいです!また借り物競争で先輩をだっこしたい!」
そう歩に言われて、体育祭の記憶が蘇って急に恥ずかしがるうるしなのでしたw
また、親友・マキ(CV.花澤香菜)と同じ組になったうるし。
高校最後のラスト1年は、仲良しのミク(CV.鈴木絵理)&ひなの(CV.工藤夕希)も同じ3年1組です。
うるしは肩がとても敏感らしい…
帰りに新しくできたクレープ屋さんに繰り出そうと提案するマキ。
ミクもひなのも大賛成!ですが、なかなか誘いにのってこないうるし。
キモチを察したマキがからかいます。
「うるしは、クレープより甘~い“田中屋”に行くんだよね?」
うるしは「部活、将棋だ!」と焦りながらミクたちに説明します。
1年前の部活勧誘で一目惚れ…ビビッときちゃった先輩との運命の出会い!
放課後、仲間たちのクレープのお誘いを断ったうるしは張り切って将棋部へ。
この日は、来たる明日の新入部員勧誘イベントのための準備をします。
手作り将棋部勧誘チラシ(詰将棋)と、将棋部への入部届。
この2枚を、それぞれ100枚ずつコピーする熱の入れようです。
中庭の桜を見た歩。
将棋部に入部することを決めたあの瞬間が脳内に蘇ります。
1年前の新入生部活勧誘イベントで、歩とタケルは強いと噂の剣道部に入部するのを決めていました。
「高校では、お前も恋をしたり…その時がきたらお前もビビッとくるぞ!」
相変わらず淡々としている歩に向かい、タケルは予言めいた発言をします。
その直後、ぶわっと風が吹き、歩の顔に将棋部のチラシが舞い飛んできます。
「すみません!重石置くの忘れて飛んじゃった!」
走ってきたうるしを見て、歩にビビッと衝撃が走ります!
これが…これが…恋なのか!!
「入部します!」歩は将棋部に入ることをその場で即決したのでした。
控えめに言って最高です。
私の大切な先輩を返して!新入生が嵐を巻き起こす!
新入生部活勧誘イベントがはじまりました。
またしても、うっかり屋なうるしが重石を置き忘れてチラシが春風にさらわれます。
そのチラシをキャッチしてくれた新入生が!
うるしは新入生・香川凜(CV.三川華月)の美しさに、思わず見惚れてしまいます。
そこへ、チラシ配りを終えた歩とタケルが戻ってきます。
なんと、彼女は歩たちが中学で所属していた剣道部の後輩でした。
先輩たちと再会を果たした凜は、将棋部に入部すると即決し入部届にサインします。
実は、先輩がいたことに安心した凜はここが将棋部だと知らずに入部届を記入。
本当に彼女が入りたかったのは剣道部なのです!
歩&タケルが剣道部ではないことを知ってショックを受ける凜。
うるしから自分の入部届を奪い取ると、凜は宣戦布告します。
「八乙女うるしさん…私の大切な先輩方を返していただきます!」
そして、凜は田中歩に決闘を申し込みます。
凜が剣道勝負で勝ったら、歩が将棋部を辞めて剣道部に戻るという条件。
後輩の真摯な頼みごとを無下にできないと、田中は受けてたつことにします。
もはや、うるしが口を挟める状況じゃなくて…
田中歩vs香川凜、将棋部存続をかけての決闘勃発!うるしが気づいたキモチ!
「大丈夫、勝ちます!」うるしに告げ、歩は凜と道場へ向かいます。
風林火山の山…
不動の田中と呼ばれるほど強く、剣道に情熱を注いでいた田中先輩がなぜ?
凜は防具を身につけながら納得できない気持ちに駆られます。
さあ、将棋部存続がかかった勝負の一戦が静かにはじまりました!
その頃、ブースに残されたうるしは不安でいっぱいでした。
「歩が抜けても、正式な部にできるぐらい…部員を勧誘しましょう!」
タケルの前向きな言葉は、違う意味でうるしの心に響きます。
「将棋部を正式な部にすることが夢だったけど…そうじゃない!」
歩と一緒に過ごしてきた1年を思い起こし、うるしは“自分のキモチ”に気づきます。
「もし、部になっても…そのときに歩がいなきゃ絶対嫌だ!」
心の中で、そう叫びながらうるしは息を切らして道場へ走ります。
決闘の結果はいかに!
勝敗はいかに!大逆転の展開へw
うるしが道場に辿り着くと、決闘はすでに終わっていました。
「先輩、すみません…」うるしに謝る歩。
その様子から勝敗を察したうるしは、何も言えずその場に立ちすくみます。
「勧誘を邪魔してしまって。勝ちましたよ。」
わずかに微笑んだ歩の顔を見て、うるしの顔から笑顔がこぼれます。
結末はよかったものの、決闘騒動のせいで将棋部の勧誘活動はほとんどできず…
初日のイベントは終了。
明日こそはと、気合いを入れ直す将棋部の3名。
するとそこへ、凜がやってきます。
タケルは、凜を剣道部にはやくいくように促します。
すると、凜は「私は将棋部員なので無用です!」とあっさり部員宣言!
決闘で負けたので将棋部員になったらしい。
嬉しいけど…思いがけない急展開に、驚いてしまううるし部長なのでした。
アニメ『それでも歩は寄せてくる』の次回に期待するもの
剣道対決シーンがカッコ良すぎた…
背中をシャキッとさせてくれるあの緊張感は堪りません。
第8話「譲れない役目なので」では、再び香川凜が波風をたてちゃいます。
彼女は、焦れきゅんな恋のいいスパイスになってくれそうです!