たけし(大西風雅)の様子が最近おかしい。
よい子(城島茂)は、「絶対入るな」と言われたたけしの部屋に勝手に入り、たけしが内緒でバイトを始めたことを知ります。
それからというもの、よい子はたけしのバイト先に通い詰め、たけしは迷惑顔。
「二度と来るな!」たけしがついに爆発すると、よい子は突然、何故たけしはお金が必要なのか気になり始め、妄想が暴走してしまいます。
目次
ドラマ『サムライカアサン』前回振り返り
たけし(大西風雅)が彼女のこずえ(井頭愛海)を初めて家に連れて来ました。
よい子(城島茂)は、楽しそうな声が聞こえて来るたけしの部屋になんとしても入りたいとご自慢の服を着てチャンスを伺い、無事こずえと仲良しになることが出来たのでした。
よい子は足の裏に出来たウオノメに大騒ぎで「痛い!」とたけしにウザ絡み。
そのウザさに怒ったたけしに、よい子は勢いで「2度とウオノメって言わん!」と宣言してしまいます。
だけど、本当は言いたい・・・よい子はこずえを巻き込みながら、なんとか一日を乗り越えたのでした。
【ネタバレ】ドラマ『サムライカアサン』第3話あらすじ・感想
『たけしの秘密』
よい子(城島茂)は、息子のたけし(大西風雅)の様子が最近おかしいと感じていました。
家を出る前に、たけしは「絶対に部屋に入るな」と言われ、よい子は「うん、絶対!」と約束しますが、それは“絶対入る”という意味でした。
よい子はそこで、アルバイト情報誌を見つけ、たけしがアルバイトを始めたことを知ります。
パパ(有野晋哉)は「絶対に行ったらあかんよ」とよい子を止めます。
寒いスマイルババア
それからというもの、よい子はたけしの働くハンバーガーショップに通いつめ、スマイルを要求しては写真を撮るなどしていました。
おかげで、よい子は他の店員から陰で『寒いスマイルババア』と呼ばれていました。
「二度と来るな!!」
家に帰ったたけしはよい子に激怒。
「たけしに嫌われた・・・」と落ち込むよい子。
パパは、そういう時期だから成長だと思って見守るべきだと言います。
よい子は突然、たけしが何故急にアルバイトを始めたのか、気になり始めました。
「まさかおかしなことに巻き込まれてるんちゃう!?」
そこからよい子はたけしが悪の道に染まる妄想が止まらず、親としてたけしを止めると言い出しました。
よい子の病
その頃、たけしは部屋でキャッシングローンのチラシを見つめていました。
そこへ、よい子たちが部屋に駆け込んで来ました。
よい子は、たけしがとっさに隠したものを出せと大騒ぎ。
たけしは、いつまでも子ども扱いするなと抵抗します。
「無理じゃ!お母ちゃんはたけしのこと好き好き病じゃ。一生子離れせぇへん!」
たけしが呆れている間によい子はたけしが隠したチラシを取りました。
それがキャッシングローンのチラシだと知ったよい子は大パニック。
たけしの夢
「なんでこんなことになんねん・・・」
この家に黙秘権はないのかとたけしが言うと、よい子は我が家には黙秘権はないと断言。
「たけしはそういう家に生まれてきたんや!」
観念したたけしは、お笑いの学校のパンフレットを差し出しました。
たけしは、50万円の学費を稼ぐためにアルバイトを始めたのでした。
よい子はたけしが夢のために頑張っていることに喜びつつも、頼られなかったことが寂しくもありました。
大事な10円玉
実はよい子は親に恵まれず、結婚してからも父親からお金の無心をされていました。
よい子がお金を渡さず、父親を追い返すと、父親はよい子をなじりました。
たけしはそんな祖父に、自分のなけなしのお小遣いである10円を差し出し
「僕のお金やるからお母ちゃんを怒らんといて」
と頼むと、祖父は「こんなもん」と言って10円を放り投げました。
たけしは泥だらけになりながら植え込みに入った10円を探し出し、よい子に10円をあげます。
「もう泣かんといて」
よい子は、たけしの大事なものだから貰えないというと、たけしは「大事やからお母さんにあげんねん」と言いました。
結局、たけしの10円玉はよい子が預かっておくことになりました。
素敵なお母さん
素敵な夢を持った素敵な息子の応援をしたいと、素敵なお母さんになることに決めたよい子は、翌朝、見たこともない豪華な朝食を出します。
でも、たけしは「急に変わらんでええ」と言いました。
よい子はたけしに学費のことは心配するなと言いました。
「あんたのお金、預かってるから」
だけど、部屋を借りるお金は自分で何とかするようにと、よい子は息子の背中を押しました。
「あと半年、しっかり貯めや!」
一人暮らしも認められ、喜ぶたけし。
だけど、次の日からよい子はパパも連れてバイト先に来たので、ゲンナリするのでした。
ドラマ『サムライカアサン』 第3話 ネタバレ・感想&まとめ
今回は、2本立てではなく、たけしの秘密を巡っての1本立てストーリーでした。
たけしは、親に頼らずお笑いの学校へ行こうと、密かにアルバイトを始めていました。
よい子は、自立していく息子を見て嬉しいやら寂しいやら。
今は「ウザい」「あっち行け」と“そういう時期”のたけしですが、お母ちゃんが大好きな小さい頃は、とてつもなく優しい子でした。
これはよい子が『たけし好き好き病』になってしまうのも無理はありません。
このギャグとグッとくるエピソードとの緩急が、このドラマの見どころです。
次回も、楽しみです!