間違いや勘違い…それに気づいたときこそ、その人の真価が問われます。
第6話は、ハンサムオヤジ(吉田鋼太郎)がまんまと騙されちゃうお話。
なんと、オヤジ主催の大事な会議で部外者侵入事件発生!
侵入男(石黒賢)のちょっと変わった目的とは?
カッコイイオヤジに感銘を受けちゃうラストは必見です!
ドラマ『おいハンサム!!』前回第5話のあらすじと振り返り
源太郎(吉田鋼太郎)の心配をよそに伊藤家三姉妹の恋愛事情が加速!
長女の由香(木南晴夏)は、Barのマスター(入江甚義)を好きになり…嫁を客としてこっそり店のカウンターに座らせていたことを知り失恋。
次女の里香(佐久間由衣)は、浮気相手と別れたという夫(桐山漣)とやり直そうとしますが…最近購入したばかりの体脂肪計に浮気相手が残したデータで再び浮気発覚。
三女の美香(武田玲奈)は、彼(高杉真宙)のスパルタ彼女教育に耐え抜き、見事にプロポーズされ…ゴール目前なのに何か変な感じ。
「先入観や願望にとらわれず、その人の欠点や変さがどういうものか…見極めろ!」
オヤジのアドバイスも虚しく、娘たちの恋愛は“変な”方向へと向かっていきます。
第6話では、とても変な事件が勃発。
サスペンス的な固唾をのんじゃうような展開、
今回も見ごたえしかありません!
【ネタバレあり】ドラマ『おいハンサム!!』第6話あらすじと感想
美香(武田玲奈)の顔半分が“プロポーズ焼け”していたのはなぜ?
やっと出会えた運命の彼・大倉学(高杉真宙)から、ついにプロポーズされた伊藤家三女の美香(武田玲奈)。
「年度内に結婚します!」職場の同僚たちに報告。
それよりも、みんなは美香の顔が片側だけ日焼けしていることに違和感を覚えます。
プロポーズ直後、学は思い込み&偏見たっぷりの持論を語ります。
一連の発言を聞いた美香は顔が動かせなくなり、“片顔プロポーズ焼け”しちゃったのです。
一抹の不安を抱えつつ、目白のホテルで“両家の顔合わせ”が行われることになりました。
社外秘の会議に部外者が侵入か…源太郎(吉田鋼太郎)が違和感を見過ごす!
伊藤源太郎(吉田鋼太郎)の会社で、会議に部外者が入り込むという事件勃発!
なぜかそいつは置き土産のように“ビンゴゲームの用紙”を残していました。
その、謎のビンゴ男(石黒賢)はコーヒー&軽食を持ちこんで堂々と振舞っていたため、誰も疑問に思わず。
「すまん。違和感を見過ごした…外見に騙されるとは!」
源太郎は、見抜けなかったことを悔やみます。
社外秘情報が漏れたとなれば、一大事。
大森利夫(浜野謙太)や渡辺(太田莉菜)の力を借りながら、犯人の特定を急ぎます。
そこには会議で使われがちな古い用語などが書かれています。
大森調べによると、同様の事件が近隣のビルで多発中!
そして、侵入された現場には必ずビンゴ用紙が残されていたと。
どうやら、ビンゴ男はいろんな会社の情報を盗んでまわっているようなのです。
伊藤家の面々が感じた学(高杉真宙)への違和感!
両家顔合わせの際、千鶴(MEGUMI)は学から美香の幼い頃の様子を質問されます。
「夏休みに朝顔が咲かないような子。でも、ギリギリで1つだけポーンと大きいのが咲いたのよ。」
姉達はこのエピソードに爆笑。
けれど、学は聞いたくせにスーツについたソース染みを気にしていました。
源太郎と由香も学が傘を振り回して歩く姿を見て違和感を覚えます。
家に帰り、里香(佐久間由衣)がオススメの披露宴会場を伝えると“学が許すか”を気にする美香。
「なんで許可制?本当に彼で大丈夫?」
「彼でいいのか?傘を前後にぶんぶん振りながら歩くような男かも…」と父が助言。
「何でみんな“いちゃもん”つけるの?パパは姉ちゃんに甘い…何でも許した結果が“離婚前夜”じゃん!」
里香の結婚にはゆるかった父…美香は納得いきません。
尻で温度調節しちゃう次女(佐久間由衣)にだけ、源太郎(吉田鋼太郎)が甘い理由!
別れてもなお、元彼からふいに思いだされちゃう伊藤家次女の里香。
里香には小さい頃から布団からお尻だけを出して寝るクセがあります。
元彼は「“エブリデイ!たぶん私のお尻はラジエーター!”と言ったときの里香の発音がよすぎて笑えた」と、ピロートーク中に今カノに話して2人は爆笑。
里香はそれを聞いて「昔の男と今の彼女を笑わせて…私いい人過ぎ?」と急に空しさを覚えます。
里香が“源太郎が里香だけ甘い理由”をこっそり教えます。
いつぞやか酔って帰った源太郎が、千鶴と間違えて里香の胸をモミモミしちゃったらしい。
それ以来、うるさくいわれなくなったと。
美香はちょっと父への怒りが収まります。
由香(木南晴夏)に新彼氏!こだわらない男(青柳塁斗)は、ラーメンの味もこだわらない!?
路上シンガーのリョータ(青柳塁斗)と同棲をはじめた伊藤家の長女・由香(木南晴夏)。
「俺はこだわらない人間!」
彼がそう言うたびに「それって“こだわらないっていうこだわり”じゃない?」という疑問が湧きます。
「幸せと不幸せ…私に待っているのは?」
由香が聞くと、妹たちは迷わず不幸せな未来になると予言します。
夢を持ってる人が好きって…学歴や職業なんかに拘らない人がいいって思ってたけど。
「安くても汚くてもいい…リョータの大好きなラーメン屋さん連れてって。」
最後、一縷の望みをかけてリョータに任せます。
彼がおいしいと言ったラーメンは全然おいしくなくて…
由香は、ようやく踏ん切りがつきます。
「あいつ…3年後も同じ場所で同じ曲歌ってそうだな。」
大森がリョータを見て言った言葉が別れを決意した由香に沁みます。
人妻(佐久間由衣)が朝帰り!?タンメンこだわり男(桐山漣)がずっと間違っていたこと!
浮気夫の大輔(桐山漣)が、伊藤家へ。
土下座をして謝る大輔に、里香が「やり直す気ある?」と聞きます。
「もちろんだ!ひ…」
大輔が名前を間違えたことに激高する源太郎。
ドライバーを振り回し、家から追い出します。
その夜、里香は公園でヤケ酒。
そして、なんと泥酔した所に声をかけてくれた男性とホテルで一夜を共に!
翌朝、慌てて帰った里香はその男性の本を間違って持ち帰ってしまいます。
出されたタンメンに納得いかず、大輔は店主と大揉め!
偶然同じ店にいた大森が止めに入り、渡辺が大輔に言います。
「タンメンは“ワンタン麺の略”じゃないですよ?」
このとき、大輔は初めて自分の勘違いに気づきます。
「俺のタンメンは“タンメン”ではなかった。俺…偉そうにずっと間違えてたのかも。他にたくさんの“タンメン(間違い)”があったのかもしれない。」
重要な気づきがあった大輔、これからどうする?
ビンゴ男(石黒賢)の正体&犯行動機判明!ハンサムオヤジ(吉田鋼太郎)が娘たちにフライング謝罪!?
なんと、謎のビンゴ男は政府の会議にまで不正侵入。
警察に捕まり、正体が明らかとなります。
彼は、元政府の官僚で…ありきたりな国会答弁を徹夜で作らされ続けた犠牲者。
“当たり前と思い込みに対する警告”を社会に発したいがための犯行。
あのビンゴゲームは、意味のない会議や意味のない発言で縦横斜めが揃うように作られていました。
源太郎たちの会議が退屈で内容がなかったということが露呈。
「ありきたりを抜け出そう!当たり前を疑おう!思い込みに声をあげよう!」
ビンゴ男が動画に残した訴えを、源太郎は由香と美香に見せます。
「人間が正しい道を選択するために、最も大きな障害は先入観と思い込みだ。」
敵ながらあっぱれとビンゴ男を褒めながら、娘たちに事件のことを伝えます。
「思い込みは恐ろしい。心配のあまり恋愛や結婚に口出ししてきたが、大きな間違いを犯してきたかも…」
源太郎は、自らの父としてのあり方をもう一度省みます。
「私はよく間違う…自省も込めて先に謝っておく。ごめんな。」
そこには潔く自らの非を認めるカッコイイ父の姿がありました。
ドラマ『おいハンサム!!』の次回に期待するもの
意味のないものは1つもないって思いたい。
でも、意味のないものって社会に溢れているんだな…
慣れって恐ろしい。“違和感に気づく”って大事なことだって感じました。
さて、第7話も恋愛模様が動きまくり!
ついに長女は見た目で男を選ぶことをやめ、
小説の世界にハマった次女には新たな出会いの予感!
そして、結婚目前の三女が警察に連行されちゃう!?
恋愛迷宮入りした三姉妹を源太郎はどう導くのか…楽しみです。