「人生は迷って選んで…当たり外れがあるのが面白い!」
こんな持論を語る頑固オヤジ(吉田鋼太郎)は、食にも恋にも一切の妥協なし!
清々しいほどに頑なで涙が出るほどアツい心を持つ強い男がこのドラマの主人公。
第1話は、父として恋に難ありまくりの娘を救うため、“娘に推せる男探し”に奮闘します!果たして、お眼鏡に叶う男はみつかるのか!?
ドラマ『おいハンサム!!』の見どころ
HIYODORIGOEで本部長として働く伊藤源太郎(吉田鋼太郎)。
一度言ったことを絶対に取り消せない性格で頑固一徹、令和のこの時代には珍しい男!
妻の千鶴(MEGUMI)と3人の娘がいる源太郎。
困ったことに、彼の愛娘たちは揃いもそろって“恋愛に超絶不器用”なのです。
長女(木南晴夏)は、危険な恋に走りがち。
嫁いだ次女(佐久間由衣)は、夫婦間での食の価値観の違いに問題を抱え中。
三女(武田玲奈)に至っては、夢追いダラしな男に惹かれる難アリ恋愛ばかりにハマる。
心配が尽きない娘たちを救うべく、美味しいものを食べながら令和の頑固おやじがちょっとハンサムに奮闘するコメディドラマ!
脚本&演出は、「ハケンの品格」など数々のヒットドラマを手掛けた山口雅俊さん!
このタッグ、おもしろくない訳がない…
クスッと笑えて通を唸らすホームドラマがはじまります!
【ネタバレあり】ドラマ『おいハンサム!!』第1話あらすじと感想
源太郎マスター千鶴(MEGUMI)が語る…令和の頑固おやじ(吉田鋼太郎)のオモシロ習性!
伊藤源太郎(吉田鋼太郎)のことなら、全部把握済みの妻・千鶴(MEGUMI)。
千鶴が語る、源太郎の習性が面白いのでまとめてみます。
【源太郎の習性まとめ】
①毎朝熱いお茶をゆっくり飲むのが日課
まれに茶柱が立つと、気が大きくなる。そして、たくさん仕事をしてたっぷりお酒を飲みたくなってしまうという習性がある(本人に自覚なし)
加えて、茶柱で心が、お茶で体がデトックスされ…少しだけ“ハンサムモード”にw
②ハンサムモード時に名言をいいがち
③昨今の冷たいウーロン茶をお金を出して飲む慣習が気にくわない
④グルメの口コミサイトなどは一切見ない。勘や巡り合いなどの見つけ方を好む
「人生は迷って選んで…お店も当たり外れがあるのが面白い!」が彼の信条
⑤すごく酔っぱらうと靴下を半分脱ぐ
⑥薬味を大切に扱う人は信用できると思っている
⑦三女が小学校の修学旅行で買ってきた“薄手の腹巻き”を気に入って現在も愛用中。
⑧何かを志望している男との交際はダメ!定職についていない男と娘の交際は嫌!
⑨一度言ったことを取り消せない性格
「交際はダメ!」と夏に発言したら、たとえ冬になって「もう交際許してもいいかな~」って思っても、取り消せない性分w
⑩一日の出来事によって寝相が変わる
仰向けのカエルっぽい寝…楽し事があったとき
右横向きで体丸め寝…飲み過ぎたとき
左横向きでスリラーポーズ寝…疲れているとき
うつ伏せ寝…心配事があるとき
これを知った上で物語を見ると、クスクス度が増します!
“黄味だけご飯”が食べたくて…伊藤家の三女・美香(武田玲奈)は実家卒業!
卵の黄身だけに醤油をだくだくかけて“黄味だけごはん”が食べたいという強い願望をかなえるべく、一人暮らしをはじめた伊藤家の三女・美香(武田玲奈)。
自由な生活に心躍らせたのも束の間、現実はうまくいかず。
ゴミの収集日にゴミ出しするのはめんどうだし、起きて朝ごはんを食べるのも億劫!
源太郎が引っ越し祝いとして置いていった気に入らないやかんを使って、あったかいお茶を入れて飲むのが朝の精一杯。
なんだかんだ、父のおせっかい祝いのおかげで成り立つ美香の生活。
プライベートは露出高めファッションでデートしがち…
そして、“何とか志望”の男に弱く夢追い男に惹かれてしまう恋愛傾向あり。
気を抜いてしまい…大恥をかく出来事が勃発します。
雷おやじ(吉田鋼太郎)吠える!美香(武田玲奈)は彼氏(須藤蓮)と決別!?
「そんな格好で男と歩いてるのは、世界中でお前だけだーー!!」
横断歩道越しに激怒した源太郎の雄叫びは、隣町まで聞こえるほどの大音量だったとか。
この夜、美香は漫画家志望の彼・ユウジ(須藤蓮)とほろ酔いデート中。
不注意で美香は源太郎テリトリーに侵入…見つかって、特大雷が落とされました。
時を同じくして美香は、ユウジが描いた漫画を読んで絶望して別れを告げます。
一旦死んだはずのキャラが、何の説明もなしに再び元気に戦いに参加してまた死ぬ…
甘いものが苦手だったはずのヒロインが、後半で急にカップケーキ2個も食べる…
ユウジの漫画は、即別れを切り出すほど駄作すぎたのです。
「人様に読ませる商品が、物語とキャラに最低限の整合性とれていないとは!」と激怒。
漫画を読んだ夜、源太郎の寝相は再び“うつ伏せ”寝をしますw
伊藤家の次女・里香(佐久間由衣)は大阪で家庭内モラハラに苦戦。
別れた後も余裕綽々な感じで復縁を望むユウジ。
父親譲りの“取り消せない性格”の美香は、別れの撤回を断固拒否!
美香は新しい出会いを求めて、会社の先輩・シイナ(野波麻帆)主催のコンパに参戦します。
しかし、思ったような出会いはなし。
恋もコンパにも破れた美香は、実家に帰ることにします。
里香宅の夕飯どき。
「タンメンだってば!もういい、もう寝る!」
自らの求めたタンメンではないことを理由に、一切口もつけない夫・浅利大輔(桐山漣)。
食卓でがっくり肩を落とす妻・里香。
伊藤家の長女・由香(木南晴夏)と5年前振った男(浜野謙太)との因縁!そして、危ない不倫道へ…
伊藤家長女の由香(木南晴夏)は、広告会社勤務。
実家を離れて独身の気ままに暮らしていますが、彼女には悩みの種が…
由香を悩ませているのは、生活圏が同じでよく遭遇する大森利夫(浜野謙太)の存在。
5年前、由香は「外見が美しくない…中身だけじゃ好きになれない」と大森を振りました。
“まず、カツ煮を肴にビール。
そして、残ったカツ煮をおかずに白いご飯を…もしくはミニカツ丼にして締めてもよし。”
この愉しみ方を教えてくれたのは大森。
いまだに由香は、この方法で“カツ煮呑み”しています。
由香が「既婚者に告られた」と悩みを打ち明けるぐらいの関係性がいまも継続中。
煮え切らないまま、由香は竜也(久保田悠来)との不倫の恋へと走り出してしまいます。
すると、思いもよらぬ展開が待ち受けていたのです。
源太郎(吉田鋼太郎)が娘に激推し…平凡だが味がにじみ出てしまう“あの男”を伊藤家へ!
「変な男と知り合って過ごすのに無駄な家賃を使うな!伊藤家で悔い改めなさい!」
出戻ってきた由香&美香に、源太郎が喝を入れます。
「じゃあ、お父さんが言う“変じゃない男”ってどういう男?」と素朴な疑問を投げる由香。その日から、源太郎は周囲に目を光らせて“自らが認める男”を探しはじめます。
彼は、程よく話題性があって数も多すぎない…見かけ倒しじゃなくて味もおいしい手土産を持参するデキる営業マン。
薬味を大切に扱うし、源太郎とも食に対する価値観がピッタリ合うちょっと味のある男。
「元々日本では水とお茶はサービス…わざわざお金を出してウーロン茶を注文するという最近の風潮が気に入らない!」
酒を酌み交わした時も、彼と源太郎はこの“ウーロン茶問題”で意気投合。
源太郎は、娘に推すに申し分ない人物を見つけ、胸を張ってその男を伊藤家に招きます。
源太郎が連れてきたのは、なんと由香が振った男・大森!
「すげぇ変な男だろ…酔って連れてくるとか昭和のおやじかよ、くそオヤジーー!」
その夜の由香の雄叫びは、隣町まで響いたらしいw
ドラマ『おいハンサム!!』の次回に期待するもの
茶柱後のハンサム源太郎が放つ沁みる名言たちは、一聞の価値あり!
書き切れないので、ぜひ本編で。
さて、第2話は“悪いニュース”ばかりが伊藤家に降りかかる!
長女の不倫バレ、次女の離婚危機…源太郎の周囲をいくつもの嵐が駆け抜けるようです。