『猫のニャッホ』第11話ネタバレ感想!テオが初のオークションへ!名だたる名画が見られる豪華回

アニメ『猫のニャッホ』第11話ネタバレ感想!

出典:『猫のニャッホ』公式Twitter

梅雨の鬱陶しさなんて忘れちゃうほど愉快痛快なアニメ『猫のニャッホ』第11話はテオが初オークションへ。

フェルメールにダリにゴッホ…名だたる画家ニャンコの名作が観られる豪華なお話です!

そして最高にコミカルな結末にプッと笑ってしまうでしょう。

ニャッホとテオの逃げ足の速さは必見!

『猫のニャッホ』第11話の登場キャラクター・声優紹介

ニャッホ(声優:杉田智和)

  • 愛するご主人さまを亡くし、借金を抱えたびんぼうな画家猫。
  • 荒れ果てた屋敷を取り戻すために相棒テオと奮闘する!
  • 茶色の毛色でたれ耳、見た目はとーっても可愛いけれど、麦わら帽子も服もボロでお髭もクセがついてびよ~んw超絶のんびり屋にゃんこ。

杉田智和さんは、アニメ界の傑作『銀魂』の坂田銀時役と『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役、いづれも主役を務めた有名声優さんです。

「独特の渋い重厚感ある低音ボイス」はニャッホにぴったり!

アドリブのうまさに定評があり、ハードゲイマーだという杉田さんのニャッホ、楽しみですね!

ホームズ役の中村悠一さんとは大の仲良しだそう。

きっと仲の良さがこのアニメにも影響するはずです。好きな色は黒と銀色。

テオ(声優:嘉陽光)

  • ニャッホの同居人。
  • トレードマークの赤い大きなリボンがキュート!
  • 雑用を任されたり、絵を描くことをサボるニャッホを叱咤激励する。
  • チーズが大好物!チュチュっと何でも器用にこなすテオはいつも一生懸命な頑張り屋さん。

愛称ひかるんの嘉陽光さんは、『あっくんとカノジョ』の入江小凪役で有名な声優さんです。

「人を笑顔にできる声優さんになります」というモットーをもつ彼女、ニャッホのアシスタント役のテオはハマり役ですよね。

実際のひかるんも明るく愛らしいルックスと声の持ち主!

テオの癒しのボイスで、朝から癒されましょう!

『猫のニャッホ』を視聴できる動画配信サービス

『猫のニャッホ』は、下記のアイコンが有効になっているビデオ・オン・デマンドにて動画視聴することができます。

なお、各ビデオ・オン・デマンドには無料期間があります。

注意点
  • 動画の配信情報は2019年6月12日時点のモノです。
  • 動画配信ラインナップは変更される可能性もありますので、登録前に各サービスの公式ページにて必ずご確認ください。

ご覧のとおり、2019年6月12日現在はどこのビデオ・オン・デマンドでも配信開始となっておりません。

動画配信が開始になり次第、追って情報を掲載させていただきます。

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【ネタバレ】『猫のニャッホ』第11話「ドキドキのオークション」感想レビュー

さっそくの名画にワクワクしちゃう!

さぁ、いかにも紳士なニャンコたちが勢ぞろいのオークション会場。

そこへやって来たのはニャッホの相棒テオ。

今日も安定の可愛さです!

初めてのオークションに周りをキョロキョロ、かなり緊張しているみたい。

周囲には品のあるお金持ちそうな大柄猫がいっぱい、いつもよりテオが小さく見えるのは気のせいでしょうか。

どうやらこの会場で行われているのは、1点の商品をみんなで競り合って落札する“シングルオークション”という手法の取引き。

大きな木づちを持ち、黒スーツでビシッとキマっている主催者ニャンコが、レッドカーペットが敷かれた舞台の上にどっしり立っています。

おやおや!いまオークションに出されているのは、フェルメールの「真珠の首飾りの少女」のようですよ!

「北のモナ・リザ」とも称されるグレーの毛並みが神々しい絶世の美女猫、青いターバンを巻きかすかに微笑みを湛えたようにも見える表情がたまらなく魅力的!名画の迫力に吸い込まれそうです…

スタートからこんな傑作が見られるなんて…素敵な予感!

それにしても、テオはいったいオークション会場に何をしにやって来たのでしょうか。

またも名作キターー!気になる落札価格は?

続いて、主催者が紹介したのはロットナンバー14、サルバトール・ダリの「象」。

これまた、傑作中の傑作。

ダリの頭の中を自由に巧みに表現している1枚。

彼の作品は、ダリ自身の持つ「少年の心」を具現化したようなものが多く、ウィットに富んでいて、要所にユーモアを感じますよね。

ダリの「象」は、その個性的なフォルムから「宇宙象」と言われ愛されています。

この宇宙象は、「地上における権力(強さ)」と「宇宙における無重力(無力)」という強弱の対比を表しているそうです。

ダリいわく「宇宙の無重力空間では、ずっしりした重みの象でも軽々と浮いてしまうものだから」と。

見ていると妙な浮遊感があると同時に、宇宙の中ではいかに自らが小さな存在であるのか…ということに気づかされた気がします。

こんな素晴らしい絵が、いくらの値がついたのか…気になりませんか?

「では、10万ニャーロから」と主催者の声がかかります。

瞬時に更新されていく入札価格…20万…30万…50万!

テオも会場の活気に驚いています。

「さすがダリさんの作品。あっという間に値がつり上がっていきますね。」

と、感心しっぱなし。

そのとき!テオの隣の紳士が札をビシッと上げ「100万!」と一声。

なんと100万ニャーロで落札してしまいます。

突然の出来事にテオも目が真ん丸!

凄い高額入札に、その後テオも拍手しながら「チューチュ―」と讃えていました。

しかしまだ、テオがこのオークションに来た理由がわかりませんよね。

謎は深まるばかりです。

ついにキター!ニャッホの絵がオークションに!

続いては新進気鋭の画家、ニャッホ氏の「オーヴェルの教会」

主催者がニャッホの絵を紹介します。

「新進気鋭」の紹介文に、これまで見てきた家族的な感覚で嬉しくなって思わずニヤニヤしてしまいました。

ニャッホが紹介され、世に出ることがこんなに喜ばしいとは…高値で売れて欲しい!心からそう願います。

檀上に照らし出された「オーヴェルの教会」。

キャンバス奥に佇む教会から醸し出される異様なオーラ、建物の上に広がる空の青…その深みのある青が印象的です。

対照的に前方はとても明るい色彩で、陽が降りそそいでいるような描き方。

教会もしっかり建っているようで、よく見ると屋根は波打つように歪んでいたり。

いつまででも浸れるような気持ち良さと、いつまでもその絵の世界観にいては危険だなと思わせる、同時に異なる感情を抱かせる奥深い絵です。

ニャッホ(ゴッホ)の持つ「人間臭さ」が出ているような気がします。

1890年という彼の最晩年期に描かれた作品、命をのせて描かれた力作と言えるでしょう。

「ついに来ました!いくらになるんでしょう?」

テオも体を乗り出して、真剣モード。

ニャッホの絵のオークションを見にやってきていたのですね。

果たしてオークションの結果はいかに…手に汗握り、戦況を見つめます。

テオも参加の入札。ダリ越えの高値、まさかの落札結果にビックリ仰天!

主催者「では。10ニャーロから。」

テオ「低っ!」

コテッと転げ落ちる演出w

テオの秒速ツッコミにも笑ってしまいました。

どんどん上がっていくはず…と期待するテオ。同じ気持ちでオークションを見守ります。

「おや?誰もいませんか?」

主催者の声が響きます。

おっと、さっきまでとは打って変わって会場内はスンッと静まりかえります。

バイヤーニャンコたちは微動だにせず、これじゃ唾を飲む音すら聞こえそう。

「そんなぁ…こうなったら!」と、テオは奮起。

なんと見かねたテオが入札に参加しだしちゃいました。

バイヤーカード「222番」を高らかと掲げ、「1万!」と一声。

主催者は他の入札者がいるかどうかを尋ねます。すると…ひどく後方から声が。

謎のバイヤー「2万!」

ニャッホの絵の魅力を理解してくれる人がもう一人いたようです!

さぁ、もうここからは、テオと謎のバイヤーの一騎打ち。

テオは、5万!…思い切って10万!…どんどん値をつり上げていきます。

スピード感あるオークションシーンが繰り広げられます。

「なら100万!いや101万じゃ!」と勝負に出る謎のバイヤー。

これは凄い、なんとニャッホの絵が予想だにしないダリ越えを果たします。

会場内にどよめきが起こり、バイヤーたちが明らかにざわつきはじめます。

テオも大満足!

「101万ニャーロで落札。」

主催者がオークション終了の合図、木づちでトンっと小気味良い音を鳴らします。

落札者はなんとあのニャンコだった!?このアニメらしい秀逸な結末

「どんなお方が落札してくれたんでしょう?」

テオは落札者が気になって仕方ありません。

声のした方向を必死で探してみます。

ん?目を疑う光景が。

そこには「285番」のバイヤーカードを凛と掲げたニャンコ。

ティアドロップのサングラスをかけて変装したニャッホがいたんです!

「ニャッフーン。」と満足げな画伯。

マジか!あまりのショックに目の前の映像は幻と思いたかった…しかし、画面に映っていたのはまぎれもなくニャッホ…。

どうやらテオには家で待ってると言ってたのに、つい気になってお忍びできたみたい(笑)

あまりの人気のなさに、「忍ぶ」ことを忘れちゃったようなんです。

「払えもしないのに、自分の作品をあんなに高値で落札してどうするんですか?」

テオは頭から湯気が噴出するほど怒り爆発!

「ダリに負けたくなかったんニャー!」

サングラスを投げ捨て、半泣きで叫ぶニャッホ。

一気に会場内で注目を集めます。

ふと我に返ったニャッホ…ニャーニャー!と恥ずかしい状況に気がつきます。

「ダッシュで逃げましょう!」

テオの提案に乗り、そそくさと会場を後にする2匹なのでした。

ニャッホのモデルとされるゴッホが、画家として絵が評価されたのは亡くなってからだと言われています。

オークション会場のニャッホの絵に対する雰囲気は、まさにゴッホが生前に感じていた世間からの自分の絵に対する評価だったのかもしれないなぁと感じました。

相棒ネズミのテオは、そんなニャッホの1匹だけの理解者でした。

ゴッホの弟・テオも同じく理解者だったのです。

『猫のニャッホ』第11話まとめ

あんなに数多くのニャンコたちのいるオークション会場で、ニャッホの絵の素晴らしさを1匹だけ信じているテオ。

ラスト一緒に逃げちゃうトンズラ感が可愛かったですね!

笑わせて終わらせてくれる結末が最高です。

要点まとめ
  • テオ、オークション会場へ行く!お目当てはニャッホの絵のオークション。
  • 名画オンパレード!そしてダリの絵は100万ニャーロと高値で落札!
  • ニャッホの絵の落札価格はダリを上回る高額に!しかし、落札したのはニャッホ自身だった…

可愛さに和み、芸術に癒され、ストーリーに笑わせてもらえる『猫のニャッホ』。

次回も楽しみですね!

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