ライカ(門脇麦)に導かれ、久能整(菅田将暉)は放火事件の現場にやって来ました。
現場近くの塀には、炎のマークが描かれています。
そのマークを見た青砥成昭(筒井道隆)は、3年前の事件を思い出していました。
その時の容疑者・井原香音人(早乙女太一)は、証拠不十分で逮捕されなかったのですが‥。
炎のマークが描かれた4件の放火事件には、どんな共通点があるのでしょう。
久能に近づくライカの目的にも注目です!
目次
ドラマ『ミステリと言う勿れ』前回第5話のあらすじと振り返り
検査入院することになった久能整(菅田将暉)は、同じ病室になった元刑事・牛田悟郎(小日向文世)と話を始めます。
牛田は、自分が扱った事件を久能に推理させました。
1問目、2問目、久能は次々と事件を推理していきます。
3問目は、22年前に起こった未解決事件でした。
牛田の話を聞き終えた久能は、「思いつく1つのケースがあるんですけど、それは検証されたんでしょうか」と言います。
牛田の相棒・霜鳥が犯人である可能性を指摘した久能に、牛田は驚きませんでした。
実は、牛田も霜鳥を疑っていたのです。
翌朝、病院で目覚めた久能は、驚くべき事実を知るのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『ミステリと言う勿れ』第6話あらすじと感想
鉢の中に隠されていたバッグ
ライカ(門脇麦)からメッセージを受け取った久能整(菅田将暉)は、温室に来ていました。
温室の床に書かれた数字を解読すると、「正面右奥大きなはちの土の中の中を見よ」。
久能が鉢の中の土を掘り返すと、ビニール袋に入ったバッグが出てきます。
温室を管理していた梅津は、バッグを持つ久能を見て悲鳴を上げます。
実は、そのバッグは、梅津が親しくしていた女性の物でした。
その女性が亡くなり、引き取り手のないバッグを、梅津が鉢の中に隠したのです。
梅津の話を聞きながら、ライカが書いた暗号を思い出す久能。
「中の中を見よ」
その指示通りバッグの中を探ると、1通の手紙が出てくるのでした。
放火事件の現場に導かれる久能整(菅田将暉)
久能は、桜の幹に刺さっている手紙を見つけ、指示された場所に向かいました。
そこは、放火事件の現場で、その家の塀には炎のマークが描かれています。
野次馬に混ざって、久能が病院で会った男・下戸陸太(岡山天音)と、猫を抱いた男・井原香音人(早乙女太一)もいました。
そして、久能の隣には、パジャマ姿のライカがいます。
現場に駆け付けた風呂光聖子(伊藤沙莉)は、ある香りに気づくのですが‥。
大学の先生に相談する久能整(菅田将暉)
久能は大学の先生に、ライカのことを相談します。
「暗号で話しかけてくる女性がいるんです。何を考えているか分からなくて、関わるべきか無視するか困っているんです」
「あなたの興味を引きたいか、あなたを利用したいか‥あるいは、あなたに助けを求めているか」
再び、ライカに指示された場所に行く久能。
ライカは、「この桜が咲く頃には、私はこの世にいないけどな」というメッセージを告げ、自分に千夜子という名の妹がいる事を教えます。
その頃、下戸は、久能が怪しい動きをしている事を井原に報告するのでした。
連続放火事件の犯人
炎のマークが描かれた連続放火事件は、この半年以内で4件起こっていました。
それらの事件は全て、子供だけが生き残っています。
青砥成昭(筒井道隆)は、3年前にも同じような事件が起きていたことを思い出しました。
その時の容疑者は、母子家庭で育った井原香音人。
しかし、井原は証拠不十分で逮捕されませんでした。
その後、井原はボヤ騒ぎを起こして医療少年院に収容され、半年前に出所しています。
実は、一連の放火事件は、炎の天使が黒幕だったのです。
炎の天使は、親から虐待されている子供を、独自のやり方で助けようとしていたのでした。
プレゼント交換
「明日はクリスマスイブだな。何かプレゼントもらえないか。もちろん私も用意する」
次の日の午後3時、久能はライカからイチゴの形をしたオーナメントをもらいました。
久能もライカに、アンリ・ルソーのポストカードを渡します。
その後、久能は、ライカを美術展に誘うのでした。
拉致される久能整(菅田将暉)
夜11時、久能は倉庫に向かっていました。
何故なら、クリスマスイベントの手伝いを頼まれたからです。
赤色を見て発作を起こす下戸は、普段メガネをかけていました。
しかし、倉庫にいる下戸はメガネをかけていません。
「何でメガネかけていないんですか?クリスマス関連の物って赤いものが多いのに」
何かを察して倉庫から出ようとした久能を、下戸が襲います。
倉庫には、少女を虐待していた両親も拉致されていて‥。
ドラマ『ミステリと言う勿れ』第6話ネタバレ・感想まとめ
炎の天使は、親から虐待されている子供を見つけて、親から子供を解放していました。
しかし、炎の天使が実際やっている事は犯罪です。
下戸のように、炎の色がトラウマになった人もいるのではないかと思います。
一連の放火事件が、どんな結末を迎えるのかが気になります。
そして、ライカが何者なのかも謎に包まれています。
桜が咲く頃には亡くなっているという事は、かなり重い病気ではないかと思われるのですが‥。
もしできる事なら、ライカと久能が一緒に美術展に行く姿を見てみたいです。