初恋を覚えていますか?
あの“好き”をはじめて意識した尊い瞬間は、心トキメク記憶!
もしそれを思い出させてくれるモノ(絵)があったら?
1枚の男の絵を巡り、禁断の初恋が暴かれる十二の巻。
きゅんから一転、戦慄の展開へ…最終話へ繋がる重要回をお見逃しなく!
目次
アニメ『くノ一ツバキの胸の内』前回第11話のあらすじと振り返り
「もて術」
きっかけは、卯班カゲツ(会沢紗弥)の歌を聞いたリンドウ(小原好美)の呟きだった…
カゲツモテそう!っていう甘美な言葉の響きに、ツバキ(夏吉ゆうこ)は興味津々!
リンドウからこっそり“モテる秘訣”を聞きだそうとします。
でも、それをサザンカ(根本京里)&アサガオ(鈴代紗弓)にみつかって…
咄嗟に“もて術”を教わっていたと嘘をつき、流れでリンドウのもて術講座が開講!
サザンカ&アサガオはギャップ萌えを使ってあっさり会得。
ツバキだけは落第級で…思わぬ挫折を味わいます。
「モテたい」
戌班発祥の男をバカにしたヤバい“もて術”が下級生の間で大流行!
先生に知られたらまずい…
危機感を覚えたツバキは流行を渾身のモテポーズでねじ伏せようと試みるも大失敗。
みんなに笑われちゃったツバキに手を差し伸べたのはハナ先生(内山夕実)。
先生はツバキに変化して、下級生の前で“オトナモテ”を披露!
おこちゃまくノ一たちの出鼻をくじき、もて術の普及をエロく阻止したのでした。
挫折&恥じらいを味わって葛藤する姿が可愛かった…
さて、十二の巻も挫折と恥じらいのお話。
クールな先生の恋バナが明かされちゃいます!
【ネタバレあり】アニメ『くノ一ツバキの胸の内』第12話あらすじと感想
“もて術遊び”の最大の犠牲者・カワイイに弱いヒナギク。
丑班のアジサイ(古賀葵)と寅班のウメ(和多田美咲)が、楽し気に走っています。
向かった先は、午班のヒナギク(高野麻里佳)の所。
「私たちってカワイイ?」と決めポーズする2人!
午班のキブシ(長縄まりあ)&オニユリ(大地葉)が駆けつけますが時すでに遅し。
もて術を食らったヒナギクは瞬殺され、目から涙が流れます。
自分よりカワイイものを見ると泣いちゃう…もて術耐性ゼロくノ一なのです。
先生の一撃で忍術としてのもて術は廃れたものの、
下級生の間では遊びとしてまだまだ根強い人気を誇っています。
そうなると、かわいいかどうかをはかるにはヒナギクの習性は格好の餌食!
それゆえ、みんな彼女をからかって泣かせていくのです。
ついには「私って可愛くないのかも」と落ち込んじゃったヒナギク。
キブシは泣きっぱなしのヒナギクを見てられず、何とかしなければと心に決めます。
ヒナギクにカワイイって言ってあげて!って頼まれたのは…?
真面目一徹な未班のトウワタ(富田美憂)も、先輩相手にもて術を使ってみます。
考案したもてポーズを駆使し、密かに敬愛するベニスモモ(山根綺)に修業をつけてくれるよう申し込むも…変だと軽くあしらわれます。
ミズバショウ(石見舞菜香)が「もて術マスターはツバキだけ」と伝えると、ベニスモモは難色を示します。
ベニスモモがライバル視するツバキがもて術マスターと聞いたのがよくなかったかも。
そこへ、やって来たキブシ。
事の経緯をベニスモモに伝え、「ヒナギクにカワイイって言ってあげて!」と懇願。
ライバルに褒められてカワイイ認定されれば、元の自信満々なヒナギクに戻ると考えての行動だったのですが…
「ライバルとは認めてないし、いつも突っかかってくるの迷惑。」
ライバル関係は否定したものの、ベニスモモはキブシの思いを汲むことにします。
おもしろがっている感じが、なんだか腑に落ちないキブシ。
すると、「ああ見えて優しい…きっとなんとかしてくれるよ!」とミズバショウがフォローします。
意気消沈のヒナギクを珍しがるベニスモモ。
日頃の恨みもちょっと相まって、すこし意地悪したくなっちゃいます。
ライバルのおかげで、ヒナギクの復活か!?
なんとベニスモモは“もてポーズ”を発動!
凄まじい勢いでヒナギクが泣きだし、慌てて止めに入るキブシ。
キブシは再度、元気づけてくれるよう耳元でベニスモモに頼みます。
それでもベニスモモは「私の次くらいにカワイイんじゃなーい?」と攻撃の手を緩めず!
キブシはミズバショウの言葉を信じた自分を悔います。
「いつもは私を相手にしないのに。もしかして…」
コテンパンにやられたヒナギクは号泣の先で、ある1つの答えに辿りつきます。
一方、キブシから無理やり引き離されたベニスモモ。
2回くらい遊ぶつもりが、やりすぎてしまったことを反省します。
そこへ、なぜか大復活を遂げたヒナギクが颯爽と現れニヤリ。
「弱っている私を潰しにかかるとは…そこまでライバルの私を恐れてたの?アンタには負けない!」
心当たりのないベニスモモは、容赦なく反撃のカワイイポーズを繰り出して…!
結局、最上級のカワイイを浴びて滝の様な涙を流すハメになったヒナギクなのでしたw
絵心に自信ありなリンドウが描いた“男の絵”は衝撃的!
戌班の活動時間になっても現れない2人を心配したツバキ(夏吉ゆうこ)。
リンドウ(小原好美)を連れて、コノハ先生(M・A・O)の元へ。
なんと、あの凸凹コンビは、授業中にアホなことをやらかして書物蔵の罰清掃中!
手伝うために書物蔵へ向かいます。
2人きりをチャンスと見たツバキは、リンドウに「男の絵を描いて!」とお願いします。
絵心には自信があるというリンドウが、ノリノリで“男の絵”を描き…
完成した絵を見たツバキの顔が凍りつきます。
「男、自信作!」と1点の曇りもない眼で言い放つリンドウ。
リンドウが描いた黒い塊が本当の男の姿だとしたら…
ツバキはそんなはずないと脳内でリセットします。
その頃、教員部屋ではコノハ先生が書物蔵掃除を命じたことを報告していました。
それを聞いたハナ先生(内山夕実)は、顔色を変え、慌てた様子で瞬間移動します。
蔵にて謎めいた“男巻物”を発見!持ち主はハナ先生!?
戌班全員が揃って蔵の掃除を開始。
すると、サザンカ(根本京里)&アサガオ(鈴代紗弓)が“男”と表紙に書かれた巻物を発見!
優等生のツバキは、先生に持っていくと言います。
「男の姿が書かれてあるか、確かめよう!うっかり手が滑って見えても…それは事故!」
どうしても中身が見たいサザンカたちが言葉巧みに誘惑してきます。
是が日でも見たい悪知恵コンビは、授業中に閃いたとっておきの術を使おうとしてきて…。
数多の誘惑に打ち勝ち、術を未然に防ぎ、ツバキは巻物を先生に届けることに!
見ちゃいたい…1人で届ける道中で今度は己の欲と必死に戦うツバキ。
やっとのことで踏みとどまると、背後からハナ先生が出現!
突然呼ばれ、ビックリしたツバキは巻物を落としてしまいます!
地面に転がった巻物の中身がちらり…ツバキに身動きできない程の衝撃が走ります。
「巻物の中身、リンドウのと同じ絵だ…これがやっぱり男の姿なの!?」
この後、“男巻物の絵の謎”だけは明らかになります!
先生の淡い初恋ものがたり…ほっこり直後、里に怪しい侵入者の影!?
ハナ先生は巻物を拾ってツバキにお礼を言うと、すぐに教員部屋へ。
コノハが「わざわざ取りにいくなんて見られちゃマズいものでも?恥ずかしいやつ?」と茶化しながら探りをいれてきます。
何でもないと言いつつ、懐かしそうに巻物を開くハナ。
そこには、まだ見習いくノ一だったハナが描いた“釣りをしている男の後ろ姿の絵”が!
そっと木の上から盗み見て描いた…
男が振り向き、目が合った恥ずかしさで咄嗟に黒く塗りつぶした思い出深い絵。
ハナは微笑むと「ま、恥ずかしいやつだ…」と呟きます。
その夜、ツバキが先生に呼び出されました。
ハナ先生の腰痛が悪化し、急遽病院へ行くらしい…
2〜3日、先生たちが不在になるとのこと。
ツバキは留守を任されることになりました。
時を同じくして、夜の森に気持ちの悪い足音が響き渡ります。
大きなシルエット、それはまるであの絵のよう…
何者かは毒々しい血を吐きながら、ツバキたちの里の方へと歩いていきます。
アニメ『くノ一ツバキの胸の内』の次回に期待するもの
ラストに登場したのは…怪物?それとも人間の男?
よりによって大人がいない時にピンチ到来、不吉な予感しかない!
十三の巻(最終話)は「決戦!あかね組vs男!?」というサブタイトル。
先生不在でやりたい放題なあかね組に、大事件勃発!
得体の知れない侵入者にくノ一たちはどう立ち向かうのか…見届けなくては!