ずっと会いたかった人に会いに行く…
最近、大切な人と久しぶりに再会を果たした人も多いのではないでしょうか。
第3話「おみまいと再会」は、4年ぶりに大好きなおかあさんに会いにいく少女のお話。
ずっと眠ったままの母との再会…健気な少女の姿にグッときます。
目次
アニメ『組長娘と世話係』の第2話あらすじと振り返り
7歳の桜樹八重花(CV.和多田美咲)は、3歳の頃からお母さんに会えていません。
八重花の母・美幸(CV.中原麻衣)は事故に遭って、目覚めぬまま未だ入院中。
起きない母を見て泣いてしまう娘を不憫に思った父・一彦(CV.竹内良太)が、彼女を病院に連れていかなくなってから4年の月日が経ちました。
そろそろ、病院に連れていってもいいのでは…?
父がその話を切り出した日、母が恋しいはずの娘は行くことを拒否します。
世話係の霧島透(CV.細谷佳正)は、八重花の心を理解して諭します。
「お母さんはいま、夢の中でお嬢のために1人で戦っている。一緒に応援しにいきましょう。」
やさしい世話係の言葉に励まされた八重花。
会うことを怖がっていた少女は、母に会いに行くことを決心したのでした。
そして第3話は、ついに母娘の再会!
カワイイ新家族も増えちゃいます!
【ネタバレあり】アニメ『組長娘と世話係』第3話あらすじと感想
4年ぶりにおかあさんに会いに行く…おみまいへ!
病院で1人で闘っているおかあさんを応援しに行く日がやってきました。
桜樹八重花(CV.和多田美咲)は、おかあさんへのプレゼントを抱えて玄関でスタンバイ。
ちょっと緊張気味です。
世話係の霧島透(CV.細谷佳正)は、彼女に忘れ物はない?と優しく声をかけます。
一足先について病室で待っていた黒崎香菜美(CV.小林未沙)。
穏やかな表情で眠る桜樹美幸(CV.中原麻衣)に、八重花達が来たことを告げます。
「ずっと頑張っているのにおみまいに来れなくて…ごめんね。負けないで。神様に勝ったらいっぱいお話して。」
小さな台に乗り、母の手を取りながら八重花が一生懸命話します。
その健気な姿に、父である桜樹一彦(CV.竹内良太)と香菜美はグッと涙をこらえます。
保護者組の涙腺がヤバすぎなのを見て、霧島はちょっと苦笑いします。
おかあさんを応援するために娘が描いた絵。
八重花は、いつでも応援できるようにと気持ちを込めて描いてきたおみまいの絵を取り出します。
「これなら寂しくないですね。」
霧島の言葉でホッとしたのか、八重花のお腹の虫が盛大に鳴きますw
八重花&霧島は、売店へ向かいます。
最近、よく喋るようになって表情も柔らかくなりはじめた八重花。
一彦は、赤ちゃんの八重花を見ながら美幸が話していたことを思い出します。
「八重花は、気に入らないことがあると不服そうにする顔があなたにソックリ!」
美幸は目を輝かせながら、八重花の将来が楽しみだと微笑んでいました。
会わせるのに時間を要したことを妻に謝る一彦。
「知らなかった…組1つをまとめるより、娘1人支える方が難しいなんて。いろんな人に助けられてここまで来られた。」
そして、同時に美幸の母としての偉大さも伝わってきます。
7歳女子が、6歳の年下男子からナンパされた!?元若頭との再会!
売店では、お菓子を買ってと駄々をこねる男の子の元気な声が響き渡っていました。
霧島&八重花はその声のする方へ。
するとそこには、桜樹組の元若頭・葵塔一郎(CV.前野智昭)の姿が!
彼は、懸命に息子の葵洸輝(CV.向井莉生)のワガママと向き合っていました。
霧島がまだ尖ってたときに面倒見て叱ってくれた兄貴分。
久しぶりの再会に嬉しくなった霧島は、塔一郎に声をかけます。
聞けば、下の子の予防接種で病院に来たとのこと。
組を抜けて、幸せに過ごしている様子がうかがえます。
塔一郎は、成長した八重花を見て「組長に似てなくてカワイイ!」と嬉しそうにします。
紹介の仕方に愛を感じます。
大人たちの話をよそに、6歳の洸輝が八重花をナンパしはじめ…
それを見て、どんな育て方を?と霧島はドン引きw
塔一郎は慌てて洸輝を八重花から引き離します。
愛する者のために組を抜けた男が、組長娘に不意打ちで泣かされる…
塔一郎は、霧島が若頭として立派に成長したのを心から喜んでくれました。
「迷惑かけたのに組長にちゃんとした礼もできてねぇ…」
そう嘆く塔一郎の悲し気な表情を見て、八重花は心配します。
「葵と八重花のおとうさんは喧嘩したわけじゃない。お互いのこと大好きですよ。」
こんな風に霧島から2人の関係を聞いた八重花は、塔一郎との別れ際にこう告げます。
「お父さんは怒ってないから、仲良しに戻れるよ。」
塔一郎は顔を覆い、声を殺して泣きます。
「お嬢ありがとう。お土産持って会いに行くって、おとうさんに伝えてくれ。」
八重花の頭を優しく撫でて、お礼に霧島の恥ずかしい話を1つ暴露して塔一郎は帰っていきました。
喧嘩っぱやい霧島の尻拭いを全部してくれたカッコイイ兄貴。
今も変わらずに、常に他人のことを考えて生きているところが塔一郎らしい…
彼の背中を見てきた霧島は、確実に葵塔一郎イズムを継承しています。
夕暮れが近づき、八重花はおかあさんにまた来ると約束して病室を出ます。
不気味なアイツとおバカな家出少女。そして、新しい家族との出会い。
路地裏の段ボールに捨てられている子猫。
「可愛そうに捨てられたの?こんなに小さくても生きているのにね…」
真白悠莉(CV.神谷浩史)が子猫を撫でながら不敵な笑みを浮かべます。
「世話係なんて似合わない…桜樹組の悪魔くんの本質はそんなものじゃない。」
真白は霧島&八重花の写真を見ながら不気味に呟きます。
次に子猫を見つけたのは家出少女・花田歩(CV.小澤亜李)。
そこへ、ドーナッツを買って帰る途中の八重花&霧島が通りかかり…
突然、路地からお腹ペコペコで甘い匂いにつられた歩が転げ出てきます。
危険を察知し、咄嗟に八重花を抱きかかえる霧島。
「あやうくこの猫を食べるとこだった…ご恩は一生忘れない。」
聞き捨てならないセリフを吐きながら、家出娘はもらったドーナッツを頬張ります。
彼女はこの猫のために猫缶を購入して、所持金ゼロになったとのこと。
出会った猫の行く末が気になって家に帰れないと話します。
このちょっとおバカさんなこの少女は、テストの点数が激渋で両親に怒られ家出中。
「この子飼っちゃダメ?そうしたらこの人も家に帰れる。」
聞いてきた八重花に、霧島は本当に飼いたいかを問います。
すると、八重花は「せっかく出会えた…もう1人ぼっちにしたくない」と答えます。
歩は「子猫のお母さんになってくれてありがとう。次に会ったときはお友達!」と八重花たちにお礼を言って、帰っていきました。
子猫がピンチ!おはぎの大冒険!
ドーナッツではなく、子猫を連れて帰ってきた2人。
子猫のママになった八重花は、名づけに悩みます。
「猫カワイイから許します。その代わりにとっておいたおはぎ食べますからね!」
ドーナッツを楽しみにしていた杉原恵(CV.石川界人)の言葉で八重花はピンときます。
新しい家族の名前は“おはぎ(CV.久住琳)”に決定!
翌朝、事件勃発…おはぎが消えた!
武内翔吾(CV.川田祐)&金平大地(CV.堀総士郎)が組長の骨董コレクションを整理していたら、段ボールの中に動くものが…おはぎでしたw
無事に発見されたのはよかったものの、骨董品の皿が割れてしまいます。
怒る組長の前で土下座する武内&金平。
おはぎが組長の膝にすりすり…
「私がびっくりさせたの…2人を怒らないで。」
子猫の動きに合わせて、八重花がおはぎのキモチを猫通訳します。
怒れなくなった一彦は不問とします。
このとき愛娘がとった行動を見て、一彦は思うのでした…
昔、霧島を一彦の説教から救ったときの妻・美幸の立ち振る舞いにソックリだなと。
アニメ『組長娘と世話係』の次回に期待するもの
一緒に過ごしていたりすると、自然に似てきちゃうことってあるから不思議です。
似てくることになんだか愛を感じます。
さて、第4話は「動画配信始めるか」という興味深いサブタイトル!
一体誰が動画配信を?どんなストーリーか楽しみです!