しでかした事に“落とし前をつける”のは必然!?
ヤクザの大問題児と組長娘が織り成す心温まるアニメ「組長娘と世話係」がついに最終回!
第12話「お嬢の世話係」では、悪魔から世話係に戻った男が禊をします。
任侠ハートフルコメディーらしい、あったかい結末は必見です!
目次
アニメ『組長娘と世話係』の第11話あらすじと振り返り
組長娘・八重花(CV.和多田美咲)を傷つけられ、完全にキレてしまった世話係。
怒りに支配された霧島透(CV.細谷佳正)は、犯人たちの命まで奪おうとします。
「世話係だった時間を衝動で無駄にするな!」
組長の桜樹一彦(CV.竹内良太)に一喝され、寸での所で思い留まるも…
自責の念にかられた霧島は、桜樹家を離れて自殺も考えるほどに憔悴。
そんな中、霧島は一連のできごとの黒幕が真白(CV.神谷浩史)だと気づきます。
復讐すべきか否か…悩む霧島が向かったのは恩人・葵塔一郎(CV.前野智昭)の所!
そこに、八重花と舎弟・杉原恵(CV.石川界人)が駆けつけます。
兄貴の胸ぐらを掴んで「強くなって大切なものを守れ!」と説教する杉原。
組長娘からも家出したことを怒られ、世話係・霧島は正気を取り戻し桜樹家に帰ります。
ずっと心臓がもたない展開だったけれど…最終話は期待を裏切りません!
心がホカホカするラストが待っています。
【ネタバレあり】アニメ『組長娘と世話係』第12話(最終話)あらすじと感想
ドスで指詰めてケジメ!?暴走した悪魔のオトシマエのつけかた。
暴走を止めた悪魔・霧島透(CV.細谷佳正)が、無事に桜樹家へ帰還しました。
帰って早々…おもむろにドスを取り出した霧島は、左手の小指のそばへ刃先をむけます。
「てめえの説教で決心がついた…ケジメつけるのを見守ってくれ!」
頼まれた舎弟の杉原恵(CV.石川界人)はドン引き!
杉原は、必死で指を詰めようとする霧島をとめます。
そこへ組長の桜樹一彦(CV.竹内良太)がやってきて…
大騒ぎしていた霧島&杉原は、組長からゲンコツを食らいます。
大きなタンコブができた2人を見て、桜樹八重花(CV.和多田美咲)は心配します。
賑やかな桜樹家の様子を見て、遊びに来ていた葵塔一郎(CV.前野智昭)が笑います。
塔一郎は、杉原の頭をワシッと掴んで言います。
「お前が透に説教しているのを見て、ずっと言いたかった…お前、イイ奴だな!」
霧島がまた何かやらかした時は相談に乗ると杉原に向けてサムズアップする塔一郎。
元若頭から不意打ちで頭を撫でられて褒められた杉原…
気苦労をわかってくれる人が現れたことを喜びます。
霧島の昔の話1つ…組長娘が世話係に“ケジメ”を告げる!
この間の霧島家出騒動の日、塔一郎は帰宅が遅くなりました。
彼はうまれたばかりの娘が起きて泣きだしてしまったというエピソードを話します。
愛娘の写真を見せながら「お嬢にもこんなときがあった」と懐かしむ塔一郎。
八重花の赤ちゃんの頃の話を霧島とします。
「私が赤ちゃんのときを知ってるなんてずるい…私は昔の霧島を知らないのに!」
いじける八重花。
塔一郎は、霧島の若かりし頃の写真を見においでと八重花を葵家に誘います。
難色を示す霧島。すると、塔一郎は八重花に耳打ちします。
塔一郎の入れ知恵を受けて、八重花が世話係に告げます。
「霧島!霧島の昔の話1つで、“ケジメ”にする!!」
こう言われてしまっては世話係・霧島はなんも言えない…
まんまと塔一郎の策にハマります。
霧島と一緒に行くのならという条件つきで、一彦は葵家に行くことを許可します。
「霧島のケジメつける!」とニヤつく八重花。
逃げられないことを悟った顔をしている霧島を見て、状況を把握する一彦。
ぜひ、2期でこの続きが描かれて欲しい!
組長娘と世話係が“ケジメ”をつけに葵家へ!
葵家に訪れた八重花に、大興奮の洸輝(CV.向井莉生)。
息子に呼ばれてやってきた沙苗(CV.三澤紗千香)は、八重花の愛らしさにメロメロ!
さっそく、八重花に想いを寄せる洸輝は積極的に口説きます。
直球で口説く息子に、びっくりした塔一郎は珈琲を吹きだしてしまいますw
吹き出した珈琲は、霧島に直撃!
みんなが大騒ぎする声に驚いて、眠っていた陽菜(CV.久住琳)が起きてしまいます。
泣きじゃくる陽菜をあやす沙苗。
初めて間近で“赤ちゃん”を見た八重花は興味津々でその様子を眺めます。
すると、泣きやんだ陽菜が八重花にまだ小さな手を差し出してきて…
それに応えて近寄ると、陽菜は八重花の手をにぎにぎ!
八重花は感動を覚えます。
「陽菜ちゃんが大きくなったら、一緒に遊んでくれる?」
沙苗が聞くと、八重花はとても嬉しそうに頷きます。
珈琲を浴びたままで、霧島がそっと八重花を見守ります。
元若頭から貰ったサングラスと、組長娘と世話係の古い写真。
昔あげたサングラスを霧島がまだ使っているのを見た塔一郎は、新しいものをあげようとします。
塔一郎はかなりのサングラスマニアw
「しょっちゅう喧嘩売られるだろ?虫よけのつもりでサングラスかけとけ!」
若頭の塔一郎から、こう言われてこのサングラスをもらったときのことを思い出す霧島。
すると、霧島は「違いがわからないから、いまあるこれでいい」と断ります。
口で言わないまでも、その気持ちが伝わってきます。
昔に戻ったみたいに楽しそうに会話している2人を、今度は八重花が見守ります。
ふと、塔一郎が葵家に八重花が来た目的“霧島の昔の写真を見ること!”を思い出し…
はぐらかす霧島に、八重花が「霧島、ケジメ!」と念押しします。
塔一郎が見せてくれた懐かしい写真の中から“寝ている霧島の足に掴まって一緒に眠る赤ちゃん八重花”の写真が1枚出てきます!
塔一郎曰く、それは霧島謹慎中のときに撮ったもの。
それを聞いた霧島。不祥事で自宅謹慎を課されたあの日の記憶が蘇ってきます。
時を超えて伝わるメッセージ…母親たちが未来へ託す願い。
桜樹家で暇を持て余していた霧島青年。
そこへ、よちよち歩きの八重花がやってきて「ここへ座れ!」と指示します。
これが堪らん、かわいさに悶絶!
霧島を座らせて、八重花がはじめたのは積木遊び。
八重花は積み重ねたのを見せてドヤ顔をします。
積木遊びで心が通じ合った2人。
遊び疲れた八重花は霧島のすねに掴まって熟睡!
「八重花が大きくなっても一緒に遊んでくれる?お願いね。」
八重花の寝顔を見ながら、八重花の母・美幸(CV.中原麻衣)が霧島に頼んできます。
沙苗からお願いされた八重花、美幸からお願いされたことを思い出した霧島。
母親の愛に触れて感じとるものがあった組長娘と世話係。
葵家からの帰り道に、八重花は明日お母さんに花を買いに行きたいと霧島にお願いします。
「霧島くんこれからもっと楽しくなるからね…きっと。」
真白悠莉(CV.神谷浩史)が不気味に呟きます。
霧島が世話係になってから、私はすこし寂しくなくなったよ
「長く楽しめて縁起のいいものを…お見舞いなんです。」
霧島は花屋の店員さんにこっそり耳打ちします。
店内でカランコエの鉢植えを見かける霧島。
カランコエは、花言葉が大好きだった霧島透の母親が好きだった花…
息子の透を授かったときから、思いを込めて大切に育てていたという思い出の花です。
遅れて両親の愛に気づき悔やんだ、切ない思い出があります。
事情を知る由もない八重花は「霧島のお母さんが好きな花なら!」と霧島に買うようすすめます。
翌朝、鉢植えを持った霧島は母の眠るお墓へ。
「組長の娘さんにすすめられて…小学生なのに俺よりしっかりしてる。」
霧島は、カランコエを供えて亡き母に語りかけます。
「お嬢を通して気づいた。正解が見つからないことにイライラしてたけど…正解は自分の中にたくさんあって、その正解にどうにかして寄り添うのが大事って。」
世話係として、失敗しながらも自分なりにちゃんと生きていることを報告します。
組長娘の八重花も、霧島が世話係になってからたくさんのおともだちができました。
「霧島が世話係になってから…私はすこし寂しくなくなったよ。」
病室で頑張る母へおくった花に添えたメッセージ、八重花の元気な声が聞こえます。
「だから、お母さん…がんばって。まけないで。」
アニメ『組長娘と世話係』に期待するもの
「まえはすごく寂しかったけど、いまはすこし寂しくなくなったよ…」
切ないけれど、幸せもちょっと見える絶妙な感じ。
組長娘が母に向けて語った、ラストの言葉に涙が出ました。
また、カワイイ組長娘とカッコイイ世話係に会える機会がありますように!!