どきどきの新学期がスタート!
高1から高2へ…クラス替え発表がきた!!
果たして、存在感ゼロのモブ男子とみんなの憧れヒロイン女子は再び同じクラスになれるのか?
第9話「新学期とクラス替え」では、“4つの嬉しい出来事”がモブ男子に起きます。
じんわり、ふんわり、恋と友情が香る…
新たな出会いが嬉しい回がはじまります。
目次
アニメ『 久保さんは僕を許さない』前回第8話のあらすじと振り返り
弟とスーパーにきたモブ男子・白石純太(CV.河西健吾)。
純太が詰め放題コーナーで詰め師の才能を発揮していたら…
弟・誠太(CV.伊瀬茉莉也)が誰かを見つけて挨拶します。
挨拶しながら彼の肩に顔をちょこんと乗っけてきたのは、久保渚咲(CV.花澤香菜)でした。
明日のお花見の買い出しに来ていた彼女。
そこで、幼い誠太は渚咲の従妹・久保沙貴(CV.雨宮天)に一目惚れ!
4人の恋模様を把握した姉・久保明菜(CV.伊藤美来)の粋な計らいで、白石兄弟もお花見に参加することになりました。
料理が絶望的に苦手な渚咲は、指に切り傷を作りながらお花見弁当作りを頑張ります。
純太が好きって言ってたハンバーグを彼のために…!
純太はそれを美味しいと食べてくれ、渚咲は嬉しくなります。
ところが、その直後…酒乱で胸元がはだけたセクシー明菜が純太に絡む事態勃発!
嫉妬と怒りを覚えた渚咲は不機嫌に!!
兄と渚咲がケンカしたと思った誠太が、ギュッと仲直り手つなぎをしてとお願いします。
誠太を真ん中に挟んで…“仲直り”したモブ男子とヒロイン女子なのでした。
第9話は、2人の関係がほんの少し進展しちゃいます!
【ネタバレあり】アニメ『久保さんは僕を許さない』第9話あらすじと感想
クラス替えしても、久保さんは僕を見つける…1つめの奇跡!
今日から2年生か…僕の世界が特別に何か変わるわけではない。
そう考えながら、モブ男子・白石純太(CV.河西健吾)いつも通りの通学路を通ります。
気配が薄すぎる彼は…コンビニでは店員さんに驚かれ、信号待ちでクシャミをしたら「居たの!?」と言わんばかりの視線を浴びます。
こんなことは全部“いつものこと”、平常運転です。
ただ1つ、新学期にはクラス替えがあります。
クラス替えしても存在感のない彼は、気づかれず&話しかけられずでいつも通り…
探されるようなこともないのです。
黒板に貼られた座席表で自分の名前を探していると、隣で聞き覚えのある声がします。
「おはよう!白石くんは、窓側の一番後ろ…主人公みたいな席でイイね!」
また同じクラスになったヒロイン女子・久保渚咲(CV.花澤香菜)が微笑んできます。
驚きながら純太は思います。
クラス替えしても、久保さんは僕を見つける…と。
2つめの奇跡が起こります!
2つめの奇跡(その1)…モブ男子の隣の席はあの子だった!
白石純太の隣の席は、またしても久保さんでした!
見慣れたうさぎのペンケースが隣の席にあります。
2年1組の担任は、1年の時と同じ雲仙先生(CV.龍田直樹)。
先生が決めた席順を見た久保渚咲は「先生ったらお茶目さん!」って朗らかに笑います。
同じクラス&隣の席は、仲良しな2人への雲仙先生の優しき配慮のような気がする。
彼女は「卒業までよろしく!2年生、いっぱい楽しもう!」って言います。
久保さんを直視できずに、窓の外の空を見て「よろしく」と返す純太。
見上げた空があまりにも綺麗でした。
いつも挨拶をくれる久保さん…
彼女といると純太が想像していないことがたくさん起こります。
そう初めて心から思えたという純太が愛おしい!
葉月&玉緒は、白石純太が同じクラスだと気づいていませんでした。
2人から、渚咲にしか彼は見つけられないと言われ…渚咲は照れます。
2つめの奇跡(その2)…そして、彼女と同じ環境委員になった!
「少年と同じクラスでよかったね!」
姉・久保明菜(CV.伊藤美来)にそう言われて…渚咲はまた照れます。
昨年、モブな白石は環境委員で花壇担当を1年間見事に務めあげました。
存在感ゼロの彼が、真面目に仕事した結果…
“何もしていないのに雑草が生えてこない花壇”という学校の新七不思議ができちゃいましたw
環境委員の仕事は正直めんどくさいものばかりでした。
でも、咲いたお花に気づいて愛でる人々の姿に喜びを感じた瞬間があったのを純太は覚えています。
先生の動きが可愛すぎてたまらん!
そして、渚咲は「先生、白石くんが手を挙げてましたよ!」って言います。
雲仙先生は、昨年の純太の働きを評価していたために大喜び。
「いろいろ教えてね…先パイ!」と純太へ渚咲が声をかけます。
かくして、純太は渚咲と一緒に環境委員をすることになりました。
ヒロイン女子・久保さん以外に白石を面白がる人物現る…3つめの大きな奇跡!
「久保さん、花の世話とか似合うよな!」
「もう1人の白石は…久保さんがいるから委員になったんじゃ?」
クラスの男子たちは、憧れのマドンナ的存在・久保渚咲について噂します。
「去年も環境委員で先生も白石の花壇褒めてた…向いてそうだし、環境委員やりたかったんじゃね?」
まさかの純太擁護、予想外!
環境委員だったことを覚えてくれている稀有な存在がいることに驚きます。
次の化学の授業で、純太は久保さんと須藤くんと同じ実験班になります。
消しゴムを忘れた須藤に気づく純太。
拾ってもらえない純太は、消しゴム予備を5つ所持。
貸してあげたいけど…
純太の心を読んだ久保さんが、消しゴムトークを純太に振ってアシストします。
「5個ってw面白い奴だな、白石…消しゴム貸して?」
初めてヒロイン女子以外と、学校で楽しくお喋りするモブ男子!
「ずっと白石と話してみたかったのに、お前みつかんねーの!」
花壇を枯らしてしまう男・須藤は、美しく咲かせる男・白石に“花壇のお世話の秘訣”をずっと聞きたかったと話します。
結局1年間会えなかった須藤w
学校で久保渚咲以外と初めて楽しく話せた純太は、ほわほわ夢見心地。
きっかけを作ってくれた渚咲に「ありがとう」と感謝します。
不意打ちで彼から感謝された渚咲は、嬉しくてハニカミます。
そこに確かに存在してるのに表記されないあたり、買わないけどちょっと親近感。
自動販売機で飲み物を買おうとしながら、ふと純太が水に思いを馳せます。
純太は新商品・青春レモン味の炭酸飲料を購入しようとお金を投入!
背後からの久保さんに驚いて、純太は天然水ボタンを押しちゃいました。
4つめの奇跡。王道の青春レモン味に1歩前進…青春水味男子に“友達”!?
「青春は何でレモン味…白石くんの青春はなに味?」
青春って言葉にはほど遠い所を生きている純太に、考えもつかない質問が久保さんから飛んできます。
純太は「水みたいな味」と解答。
「ふふっ。じゃあ、白石くんは何にでもなれるね!」
春風になびいた髪を手で押さえながら、久保さんが言います。
レモン味になるには充実した青春を送ることが必須!
ならば、純太とは正反対で縁のない話。
「僕、友達すらいないし…」
青春を見失った白石純太の存在がほぼ透明化します。
「え…私は?」
自分を指差した久保さんが頬を膨らませて拗ねます。
「え…久保さんのこと、友達って思っていいの?」と純太。
渚咲はとっくに友達のつもりだったと告げます。
「友達って青春っぽいかも…」純太がほわほわして嬉しそうに歩き出します。
アニメ『久保さんは僕を許さない』の次回に期待するもの
「友達かぁ…」のラスト、2人同時の脳内呟きが印象的!
それぞれの心が呟き方に現れている気がしました。
観る人によっていろんな解釈が生まれるこの深いアニメ。
スルメのように何度噛んでも違うおいしさを味わえて楽しい…
来週はどんな味を感じさせてくれるのか期待です!