「きょうの僕は、全然似合わないのわかってるけど…なんか主人公みたい。」
第6話「保健室と主人公」では、モブな彼がついこんな風に思ってしまうほどのできごとが起こります。
決して劇的ではないけれど、30分後ぐらいにじんわりくるラストは必見です!
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、7話以降の放送・配信延期となりました。
2023年4月に第1話から再び放送予定です。
目次
アニメ『 久保さんは僕を許さない』前回第5話のあらすじと振り返り
白石純太(CV.河西健吾)には、誰にも見つからないという特技があります。
存在が薄いことで困ることも多々ありますが…
お昼休みだけは、彼の特技がいい方向に発揮されます。
誰にも見つからずにご飯を食べられるこの時間が、純太は好きです。
でも、久保渚咲(CV.花澤香菜)だけは純太を見つけます。
一緒にお弁当を食べることになった2人。
卵焼き交換したり、タコさんウインナーを1匹久保さんに奪われたり…
女子と一緒に食べる初めてのランチに、純太はドキドキしっぱなしでした。
イベントごとには縁が薄い純太にホワイトデーがやってきます。
ハートクッキーをくれた子にお返しを…!
送り主に気づいていない鈍感な純太は、久保渚咲にお返しを託します。
渚咲は、送り主の正体を明かさず秘密にします。
思いがけないお返しに、嬉しさで胸がいっぱいになる渚咲なのでした。
第6話も、ぐっと胸を掴んでくるカップルエピソード満載!
ヒロイン女子の壁ドンや恋人のように寄り添う2人が見れちゃいます。
【ネタバレあり】アニメ『久保さんは僕を許さない』第6話あらすじと感想
モブ男子の寝癖が可愛すぎる件!
存在感が人よりない白石純太(CV.河西健吾)。
彼は、クラスメイトから5度見されてようやく認知されることがざらにあります。
あまりにも見つけられないため、白石を発見したらイイコトがあるぞという噂が流れるほどに純太の存在はレア扱いされています。
探しても見つけられない彼を、隣の席の久保渚咲(CV.花澤香菜)だけは見つける…
きょうも、1発で発見されました。
「願掛けに白石を拝みたい!白石見てない?」
噂を信じている平玉緒(CV.竹達彩奈)が、渚咲に白石発見協力を要請します。
渚咲は、きょうは見てないと答えます。
久保さんは僕を見つけてくれていたはず…なぜ、ウソを?
会話が聞こえていた純太は、不思議に思います。
見送った直後、渚咲は純太の髪に触れます。
「変なハネ方の寝癖ついてるよ。」
赤面しながら、急いで直しに行く純太。
渚咲は「カワイイな~!」と、自分だけが見た特別な寝癖を噛み締めます。
本屋の店員さんに再会…モブ男子のエロ本立ち読み疑惑再燃!
存在感ゼロで困ること…それは、落とし物をしたとき!
落とし物は拾ってもらえても、拾った人が持ち主である純太を見失ってしまうんです。
普段から細心の注意を払っているものの、うっかり落としてしまうことがあります。
この日も純太は、道端でうっかりハンカチを落としてしまいます。
拾って声をかけてくれたのは女の子!
自分を見つけてくれたことに、純太はびっくり!
純太は、その子を見て違和感を覚えます。
女の子と一緒にいた女性・久保明菜(CV.伊藤美来)が、純太を見て声をあげます。
純太はエロ本疑惑を否定します。
「生徒手帳受け取った?私は、渚咲の姉の明菜。妹がいつもお世話になってます!」
“本屋の店員さん=久保さんのお姉さん”だと、ようやく気づく純太。
拾ってくれたのは、渚咲の従妹・久保沙貴(CV.雨宮天)でした。
よく見たら、沙貴は久保さん(渚咲)にソックリ!
純太は、さっき感じた違和感の正体を理解します。
可愛い久保さんにソックリな子からの“ピュア質問”に赤面!
「沙貴、中学校の頃の渚咲にソックリで…渚咲に似てカワイイでしょ?」
エスパーな明菜が、純太の心を見透かした質問をしてきます。
姉は、渚咲の中学時代の写真を純太に見せてきます。
彼女は、髪を伸ばして少しでも渚咲に近づきたくて努力しています。
「なぎちゃんみたいに可愛くなれると思いますか?」
純太は恥ずかしさに堪えながら、沙貴へ「なれると思う」と返します。
頑張ったご褒美で、明菜から渚咲の写真をもらうことになった純太。
彼は、この流れで明菜とPINE交換をします。
血は争えない久保姉妹!
白石家に来た沙貴から報告を受けた渚咲は、“可愛い”ワードで嬉しそうにします。
鋭い姉により、渚咲が純太を久保家に連れ込んだことが発覚!
渚咲と純太が仲良しだと知った沙貴は、嫉妬全開でいじけます。
少しだけ“明日”が楽しみに思えた夕暮れ。
「もし、成績が落ちたらゲーム没収だからね。」
いつもは仏のような母・由恵(CV.能登麻美子)が見せた一瞬のマジ顔!
ゲーム没収だけはなんとか阻止せねば…
危機感を感じた純太は、期末テスト勉強を放課後の図書館ですることにします。
試験中に消しゴムを落としたら拾ってもらえない存在感ゼロ男子・純太。
そのため、彼は消しゴムを10個ストックしてテストにのぞむらしい!
そこへ、久保さんが本を返却しにきます。
彼女から人差し指で背中をすーっと撫でられ、変な声を出しちゃう純太。
「教えてあげよっか?今から私、白石くんの先生ね!」
わざわざ図書委員の友人から眼鏡を借りて、メガネ女子に変身する久保さん。
俄然先生っぽくなった彼女が、純太にマンツーマンで数学を教えてくれます。
「できないことをできるようになろうと頑張ってるのを笑ったりはしないよ。」
教え方が上手な彼女と、明日も一緒に勉強する約束を交わします。
誰かと一緒に勉強なんて、モブな純太の人生には無縁だと思っていました。
この日、純太は少しだけ“明日”が楽しみになりました。
人生ではじめて学校を休んだ日のこと。
明日を楽しみにしていた純太は…翌日、風邪をひいてまさかの病欠!
これまでずっと皆勤賞を極めてきたのに、人生で初めて学校を休みました。
「風邪大丈夫?」「お見舞い行っていい?」
文字を打ち込んでは消してを、何度も繰り返します。
メッセージを送信できないまま…放課後に!
教室に1人居残りして、純太への言葉を考えます。
「一緒に勉強するって言ったのに!」って打って、すぐに消します。
渚咲はベストメッセージを閃いて送信!
「明日は学校に来る?」と聞かれた純太は、「いけると思う」と返信します。
「あいたい…」と、会いたいを切望する意味深なスタンプが渚咲へ送信されます!
受け取った渚咲は、「わたしも…」の“わ”の文字の場所へ指を動かします。
すると、純太から訂正メッセージが届きます。
「ごめん!誠太がスタンプ押しました!」
ヒロイン女子と保健室…そして、似合わないけど主人公みたいな僕。
今度は、渚咲がお返しのスタンプを押します。
渚咲が押してきた「さみしい…むぎゅっ」のスタンプに、純太はドキッ!
続けて、彼女からメッセージが届きます。
「お姉ちゃんがスタンプおしたの!」
ちょっと刺激が強めのやりとりに…純太の熱はまた少しだけあがっちゃいました。
ウソをついちゃう久保さんにきゅん。
廊下で待機していると、久保さんがフラつきながら教室から出てきます。
純太は、渚咲に肩を貸します。
そして、辛そうな彼女の肩を彼が抱いて歩き出します。
「白石くんの手、冷たくて気持ちいい。」
ホッとしたのか、渚咲は純太の手に触れたまま夢の中へ。
ドキドキが限界値を超えた純太は「勘弁してよ…」と1人で大照れします。
保健室を出た純太は思います。
「きょうの僕は全然似合わないのわかってるけど…なんか主人公みたいだ」と。
アニメ『久保さんは僕を許さない』第7話からに期待するもの
モブ男子が主人公という言葉を発する尊い回でした。
第7話以降の展開が楽しみで仕方ありません。
4月までちょっとだけお休みです。
桜が咲く頃の放送開始を楽しみに待ちましょう!