ついに、クールな兄が本気演技を魅せる…第4話「役者」。
ドラマ撮影現場を“めちゃくちゃにする演出”をかます彼に胸アツです。
さらに、ある人から母殺害の黒幕に近づく重要証言がもたらされます!
そして、星野兄妹は高校に進学。
ところが、兄は入学ぼっちで、妹は無名ゆえにハブられ危機!?
星野双子は、前途多難な学園生活の幕開けをしちゃいます…!
目次
アニメ『【推しの子】』前回第3話のあらすじと振り返り
陽東高校を受けたら、元天才子役・有馬かな(CV.潘めぐみ)が先輩でした。
「ドラマ『今日は甘口で』に出てみない?」
かなは、幼い頃に共演経験があるアクア(CV.大塚剛央)を誘います。
かながヒロイン役のこの漫画原作ドラマは、配信サイトで評価☆1つとかなり辛め。
演技が未熟な若手俳優が多数出演しており、その大根っぷりが視聴者に不評。
鏑木勝也(CV.てらそままさき)がPだと知ると、アクアは出演を熱望!
なぜなら…
鏑木は、母・星野アイの携帯に連絡先が残されていた実父候補の1人!
アイ殺害事件の黒幕は、実の父親だと睨んでいるアクア。
DNA鑑定のために鏑木の何かを採取する目的で、アクアはドラマ現場に潜入!
ヒロインのストーカー役を無難に演じ切り、鏑木の吸い殻もゲットします。
その最中、鏑木による有馬かなへの陰口を耳にしてしまうアクア。
演技&気遣いでドラマを支えるかなに対してあまりにも酷い物言いでした…
「めちゃくちゃやって帰るか!」
カチンときたアクアは、この現場でもうひと暴れして帰ろうと決意します。
第4話では、その後のひと暴れの顛末が描かれます…
裏方を知る役者の彼が、華麗に爪痕を残す姿がカッコ良すぎてヤバいんです!
【ネタバレあり】アニメ『【推しの子】』第4話あらすじと感想
まだ手遅れじゃない…オワコン子役はクソドラマを諦めない!
ドラマ『今日は甘口で』の撮影現場。
雨足は強く、大きな水たまりが屋内にも。
残りあと3つ、原作屈指の名シーンが控えています…
①ヒーローとストーカーの対決シーン!
②愛を知らない少女が初めて誰かに守られて涙を流すシーン!
③ヒロインの恋する顔シーン!
そして、何度読んでも号泣必至の感動シーン!
誰からも称賛されまくる黄金の小学生時代を経て、いまはネットで飽きられてしまい旬を過ぎたオワコン子役と言われています。
芸能界にしがみついて、ようやく掴んだ待望の主役級…
4話まで公開済みで視聴者大半が落胆し、失敗作の烙印を押されたこのドラマ。
でも、まだ手遅れじゃない!
結構なクソ作品だって解ってるけど、なにがなんでもいい作品に…
そのためなら藁(星野アクア)にでもすがる思い!
かなは、必死に演技のテンションを上げます。
しかし、顔だけイケメン・鳴嶋メルト(CV.前田誠二)の大根っぷりが酷く…フォローしきれず、めげそうになります。
“めちゃくちゃ”で闇を作り出す、ストーカー役の本気アドリブ演技!
ストーカー役の星野アクア(CV.大塚剛央)は、水たまりをわざと歩き存在感を出します。
ドラマ監督(CV.林大地)は、リハにはなかったアクアのこのアドリブを採用します。
作者の意図を掴むのが上手な彼の名演出に注目!
アクアはそう考え、現場状況を観察して自ら最良の演出をしました。
「お前、そばで顔見るとブス…加工しないとこんな?」
耳元でアクアにこう囁かれ、激怒したメルトが思わず胸ぐらを掴みます。
すごく原作っぽいシーンを作り出すアクア。
一番の見せ場はヒロインの涙…
そこの1点が輝くよう、アクアが闇を怖くキモく全力で演出。
その演技に引っ張られ、メルトも本気でアクアを殴ります。
「夢見てんじゃねーおまえの人生は真っ暗闇だ!」
ストーカーが怪演し、ヒロインにバトンを繋ぎます。
「…それでも、光はあるから。」
一筋の美しい涙がヒロインの頬を伝います。
アクアが“めちゃくちゃ”で、気持ちがのったいいシーン完成!
原作者を泣かせた傑作の最終回…そして、ヒロインは本物の恋をする!
殴ったことを謝るメルトに、アクアは謝らなくていいといいます。
「やっぱ演技は感情のってなんぼ…お陰で有馬も本気出せた。」
最後、主人公に恋に落ちた乙女の顔シーンが撮影開始!
かなはカメラの奥に立つアクアの方を見ながら、抜群の恋顔をします。
かなはアクアに惚れたみたい。
撮影現場から絶望して帰った『今日は甘口で』の原作者・吉祥寺頼子(CV.伊藤静)。
ドラマ『今日は甘口で』の最終回放送日…最後まで見届けようと視聴します。
ラストのヒロインが涙を流すシーンで、頼子も涙!
「ドラマ化受けてよかった…」微笑みながら呟きます。
コアな原作ファンや役者のファンだけが視聴を続けていた最終回。
最終話だけ傑作!…みんなおおむねこの感想。
大きくバズることも、話題になることもなく…
“今日甘ドラマ”は狭い界隈でひっそりと熱烈な称賛を受けました。
DNA鑑定の結果判明!星野アイのアテンダーPによる衝撃暴露!
ドラマの打ち上げに関係者が集まりました。
「多くの人の仕事がのっかっている…スキャンダルなんてもっての外!因みに、彼女は?」
かなに聞かれて、アクアは彼女なしと答えます。
「この作品は有馬さんの演技に支えられていた…ありがとう!」
かなの瞳がこの言葉にウルッとします。
すでに、DNA鑑定で実父でない“赤の他人”であることが判明済み!
「アイ君と似た顔つきのキミ、苺プロだっけ?」
間近でアイをよく見ていたと話す鏑木。
雑誌モデル仲介で一緒に仕事して以降、仕事以外のアイのお世話もしていたと…
そして、鏑木は驚くべき言葉を発します。
「事務所に内緒で男の子と会うときとか、イイお店教えてあげた…」
アイの秘密アテンダー任務を暴露した鏑木のトークに、興味を示すアクア。
鏑木は、教える代わりにと交換条件を提示してきます。
「恋愛リアリティーショーに興味はある?」
恋愛経験なさそうなアクア大丈夫か!?
高校生活にはやくも黄色信号!?ぼっちな兄と何者でもない妹。
陽東高校の入学式を迎えます。
日本で一番見られる側の人が多い芸能科F組…
教室の扉を開けた星野ルビー(CV.伊駒ゆりえ)はビックリ。
クラス中が美人とイケメンだらけ!
顔では負けてないと思いながらも、窓側の端っこの席にちょこんと座ります。
ふと隣を見たら、巨乳女子がルビーをガン見…
その子は、神奈川県出身なのにエセ関西弁を使うエチエチGカップグラドル・寿みなみ(CV.羊宮妃那)でした。
芸能人に疎いルビー!
「お兄ちゃんは友達は?」
兄は必死に中高一貫の一般科での友達づくりの難しさを妹に説きます。
妹は、兄が入学ぼっちだと察します。
妹のアイドルグループに、クールな兄が推薦した顔がカワイイ子とは?
「スゴイ人いたの…私の最推し・不知火フリルが!」
ロングホームルームに颯爽と現れた不知火フリル(CV.瀬戸麻沙美)のことを、ルビーは興奮気味にアクアに報告します。
黒髪ワンレンで口元にホクロ…
美少女といえばほとんどの人が思い浮かべる容姿!
兄は、フリルに「妹と仲良くしてやって?」と声をかけます。
今日甘に出てた演技がよかった人・アクア、
雑誌の表紙でみたことある人・寿みなみ…フリルは2人を知っていました。
芸能界ではまだ無名のルビーだけがフリルに認知されていませんでした。
ルビーは、このままだと芸能の仕事がない一般人のミーハーとしてイジメに遭う可能性があると危機感を募らせます。
「早々かわいい子はいない。フリーの子ならいいんだけど…」とミヤコ。
それを聞いたアクアは、1人推薦します。
「フリーならいるじゃん!フリーで名前が売れてるわりに仕事が無く、顔がカワイイ子。」
それは、有馬かなのことでした。
アニメ『【推しの子】』の次回に期待するもの
有馬かなのことを“顔がカワイイ子”と表現したアクア発言にきゅんとしました。
実父探しは振り出しに…
でも、星野アイ(母)の密会相手がいたという新情報が気になります。
密会相手の男が父親?
それを知るには鏑木Pの誘いを受けるしかない!
恋愛リアリティーショーでクールな彼がどんな恋模様を演じるのか、楽しみです!