『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』あらすじ・感想!メタルバンドの爆笑珍道中【ネタバレなし】

映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』あらすじ・感想。メタルバンドの爆笑珍道中!【ネタバレなし】

出典:公式サイト

今回ご紹介する作品は『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』という何とも…「コメディだろそれ!」としか言いようがない作品なのですが…。

フィンランドの田舎に住むライブ童貞のヘヴィメタルバンドが主人公の『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』。

コメディ要素だけでなく彼らの音楽に心揺さぶられ、観終わった後は胸にアツいものがこみ上げること間違いなし!

初笑いにぴったりなYOU MUST SEEな1本です。

ポイント
  • フィンランド発ヘヴィメタルバンド映画に世界が爆笑&号泣!
  • 『ボヘミアン・ラプソディ』へのファイナルアンサーといわれる作品
  • メタルがわからなくても楽しむ気持ちがあれば大丈夫!

それでは映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル』をネタバレなしでレビューします。

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『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』作品情報

作品名 ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!
公開日 2019年12月27日
上映時間 92分
監督 ユーソ・ラーティオ
ユッカ・ヴィドゥグレン
脚本 ユーソ・ラーティオ
ユッカ・ヴィドゥグレン
アレクシ・プラネン
ヤリ・オラヴィ・ランタラ
出演者 ヨンハネス・ホロパイネン
サムリ・ヤスキオ
マックス・オヴァスカ
アンッティ・ヘイキネン
ミンカ・クーストネン
音楽 ラウリ・ポラー

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』出演者・キャスト

ヨンハネス・ホロパイネン/役:トゥロ

  • ヘヴィメタルバンドのヴォーカルを務める田舎町の青年で村の福祉施設で働いている
  • 花屋の看板娘ミーアに想いを寄せている
  • 実は極度なあがり症であるがメンバーには黙っている…

サムリ・ヤスキオ / 役:ロットヴォネン

  • ヘヴィメタルバンドのギタリストで速弾きが得意
  • 実家はトナカイの屠畜業を営んでおりロットヴォネンも手伝いをしている
  • ロットヴォネンの自宅の地下室がバンドの練習場所

マックス・オヴァスカ / 役:パシ / クシュトラックス

  • 図書館の司書を務めるヘヴィメタルバンドの頭脳でもあるベーシスト
  • 世界中のヘヴィメタルバンドの知識を網羅している
  • バンドの本格始動に合わせて「クシュトラックス」と名乗り、ビジュアルも劇的に変化!

アンッティ・ヘイキネン / 役:ユンキ

  • トゥロの親友でヘヴィメタルバンドのドラマー
  • 過去に2度の死を宣告されたが何度も蘇る不死身の伝説を持つ
  • 解散の危機を迎えたバンドのために1人奔走した結果、とんでもない事件が…

ミンカ・クーストネン / 役:ミーア

  • 村の花屋の看板娘で物語のマドンナ的存在
  • 実はトゥロのことを応援している
  • 父親は警察官で、娘に想いを寄せるトゥロのことを警戒している

ウルック・ヴィッレ・ティーホネン / 役:ヨウニ

  • 村一番のエンターティナーでポップスの歌手
  • ミーアに想いを寄せているトゥロの恋のライバル
  • 実は女遊びが酷く…

チケ・オハンウェ / 役:オウラ

  • トゥロの働く福祉施設で隔離されている自らを「ラップランド人」と名乗る男性
  • 少しのことで暴れだす凶暴な性格だがトゥロがメタルを聴かせたことで精神が落ち着くように
  • トゥロの音楽療法により、とある才能が開花してしまう

※「ラップランド人」=劇中のセリフ表現をそのまま使っています。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』あらすじ・感想【ネタバレなし】


※音量注意!

マルコヤマモト

ひどいYouTubeのサムネイルですみません…でもこれが公式予告映像なんです!

2018年にアメリカで開催された音楽フェス「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」のオープニングを飾った今作。

フィンランドのメタルバンドが、呼ばれてもいないのにノルウェーのフェスを目指すという破天荒な内容で超話題になりました。

正直最高としか言いようがなかった『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』の感想や映画を楽しむための情報をお届けします!

舞台のフィンランドはメタル大国!

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』の舞台は北欧の国フィンランド。

フィンランドといえば皆さん思い浮かべるのは、ムーミンやマリメッコなどの可愛らしいイメージではないでしょうか?

ですが!フィンランドといえば「メタル大国」と呼ばれるほどにメタルが超盛んな国なのです。

マルコヤマモト

画像の通り、なんと3,000組のメタルバンドが活動しているという計算に驚き

しかし、主人公のトゥロたちが暮らすのはフィンランド北部の田舎町。

サラサラのロングヘアー革ジャンという、いかにもメタラーという風貌のトゥロですが、移動手段は自転車。

退屈な毎日を過ごす中で、幼なじみたちと組んだヘヴィメタルバンドで活動している瞬間が唯一の楽しみでした。

しかし!トゥロたちはバンドを12年続けていますがライブ経験は1度もなし!

ある日、偶然ロットヴォネンの家を訪れたノルウェーの巨大フェス主催者から名刺を渡されたことでバンドにチャンスが訪れます。

マルコヤマモト

いよいよライブに出られることに!しかも舞台はノルウェーの巨大フェス。

本格始動と共にバンド名を「インペイルド・レクタム」(直訳:直腸陥没)と名付け、ベーシストのパシは顔面に白塗りのコープスメイクを施した「クシュトラックス」に改名。

道路のスピードカメラを利用したアーティスト写真を撮影し、自分たちのジャンルを「終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト戦争推進メタルバンド」と定め、地元のライブハウスで演奏に挑みます。

しかし、極度のあがり症であるトゥロはステージで客席に向かって大嘔吐してしまうのでした…。

さらに、連絡を取り合っていたフェスの主催者から「今年の出演枠はもうない」と言い渡されてしまい、バンドにいきなりピンチが訪れます。

全てのバンドマンの夢を描く!

初ステージで失態を犯したトゥロはバンドを諦めようとしていましたが、突然ドラマーのユンキが自動車事故で死んだという知らせが入ります。

ユンキの死を機にみなそれぞれの生活へ戻ろうとしていたのですが、トゥロは福祉施設で隔離されているオウラにドラムの才能があることを見つけたのです。

隔離病棟からオウラを誘拐し「インペイルド・レクタム」の新しいドラマーに迎え、仲間たちと呼ばれてもいないのにノルウェーのフェスを目指すことを決めたトゥロ。

マルコヤマモト

死んだユンキのために、バンドのために、応援してくれるミーアのために…そして自分のために。

トゥロたちは車を走らせましたが、オウラを誘拐した疑惑とヨウニの車を盗んだことを問われ警官であるミーアの父親に後を追われる羽目になるどころか、ノルウェーの国境部隊まで巻き込む大事件に発展してしまうのです。

果たして、崖っぷちに追い込まれたトゥロたち「インペイルド・レクタム」は無事フェスにたどり着くことができるのか?

マルコヤマモト

というか、たどり着いても出演することができるのか…!

結末はその目でその耳でその感覚で確かめてください…。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』鑑賞後の感想

メタルバンドの映画といったら観に行かないわけがない、マルコヤマモト・オブ・ザ・ギャラクシーです。

実は韓国映画の『エクストリーム・ジョブ』とハシゴで鑑賞した『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』ですが、正直のところ…。

マルコヤマモト

2本立て続けに見たらお腹が痛くなるくらい笑いました…。

爆笑に次ぐ爆笑。そして思わず劇中に曲に合わせて頭を振ってしまうほど最高…でした。

音楽、バンドをやっている方ならばもっと楽しめるのでは?と思うほどバンドあるあるも満載。

ロットヴォネンがギターリフを作るシーンで、パシが「〇〇というバンドの〇〇という曲」と答えてしまうメタルオタクっぷりに爆笑。

そして、初ライブはまさに緊張しかないですよね!

マルコヤマモト

ま実はバンドをやっていた私…トゥロのように大嘔吐まではいかないけれど、吐きそうな気持ちは理解できます。

また、フェスの主催者が言っていたような「君たちの曲良かったよ」なんて実際によくある話。

ですが、うまい話に騙されつつも自ら起死回生して何が起こっても夢を掴みに行くトゥロと仲間たちの姿に気がつけば感動していました。

きっとトゥロたちの行動は今後のメタル界の伝説に残ることでしょう。

爆笑できるし幸せな気分になれる不思議な作品でした。

マルコヤマモト

個人的にはヒロインのミーアがトゥロのライブをしっかり見守っているのが良かった!映画版『デトロイト・メタル・シティ』の相川さん(加藤ローサ)と比べるとしっかりできた女性ですね!

「後悔するならクソを漏らせ!」って実はめちゃくちゃいい言葉だったなぁ~…。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』評判・グッズ情報

話題の映画の評判は?

日本では2019年の12月27日に公開された『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』ですが、巷の評判はいかがなものか?

SNSで鑑賞後のレビューを調査してみました!(ネタバレなし)

なんとなんと!SNSでの評判も絶賛するものが多く驚き!

映画好きだけでなく、メタラーからの支持もアツい『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』、さすがですね。

マルコヤマモト

「ダサいけど最高にかっこいい」という言葉が本当にしっくり来て、物語が進むにつれて胸にアツいものがじんわりと広がっていく感じがしました。

映画『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』はグッズも大人気!

マルコヤマモト

バンドのグッズで欠かせないのがTシャツ、通称「バンT」ですよね!

なんと、みんな大好き「インペイルド・レクタム」のバンTが今作のグッズとして販売されているのです。

種類は「ロゴ」「アー写」「QUEEN」の3種類!

マルコヤマモト

各映画館で入荷後即完売陥没するほどの人気っぷりなバンTは今やレアアイテムになりつつあるとか…?

「インペイルド・レクタム」のファンならば絶対に入手しておきたい品ですね。

売れ行きを見ていると、劇中の印象的なシーンを施した「アー写」がやはり1番人気のようです。

マルコヤマモト

私は「QUEEN」バージョンをゲット!

上映劇場や公式のツイッターで入荷情報を確認できるかもデス。

『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』まとめ

ここまで『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』を紹介しました。

要点まとめ
  • 「インペイルド・レクタム」爆笑&感動間違いなし!迫力のライブシーンは劇場で!
  • 映画のために巨額投資…メタル大国フィンランドの本気を目撃せよ!
  • 鑑賞の際は大人気のバンドTシャツは必ずゲットせよ!着て鑑賞もGOOD

マルコヤマモト

メタラーじゃなくても、そしてメタラーならなおさら楽しめる私のイチオシ作品です。

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