青(那須雄登)が柊のことを好きだと知って、焦る太陽(岩崎大昇)。
それ以来、2人の仲はギクシャクしてしまいます。偉人(藤井直樹)は心配しますが、刀磨(金指一世)は「2人の問題だ」と見守ります。柊(永瀬莉子)も2人の異変に気が付き・・・。
いつもバカばかりやってきた4人の関係は、初恋によって変わってしまうのでしょうか?
それぞれが未来に向かって一歩進みだします。
目次
ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 前回振り返り
青(那須雄登)は柊(永瀬莉子)が他の女子とは違い自分の外見だけでなく中身も見てくれるなど自分を理解してくれることから、柊が好きだと自覚します。
その青の変化に太陽(岩崎大昇)はいち早く気が付きます。今まで仲良くしていた4人組の関係が少しずつ変わり始めて・・・。
ある日、太陽が「もしかして、柊のこと好き?」と尋ねると、青は「好きだよ」と答えたのでした。
【ネタバレあり】ドラマ『春は短し恋せよ男子。』第10話あらすじと感想
気まずい2人
「柊のこと、好きなの?」
「好きだよ。だめ・・・?」
太陽(岩崎大昇)の問いに、素直に答えた青(那須雄登)。
焦った太陽はその日以来、柊を青から遠ざけるようになってしまいます。
テスト勉強も、刀磨(金指一世)たちとではなく、バラバラでするように。
日に日に太陽と青の関係はギクシャクしていきます。
偉人(藤井直樹)は心配しますが、刀磨は「これは2人の問題だ」と言って静かに見守ることにしました。
柊に勉強を教えてもらったものの、テストの結果は散々だった太陽は、補習になってしまいました。
太陽は、補習を免れた青と柊が2人きりにならないよう、補習が終わるまで学校の中で柊を待たせました。
仲直りしてください!
補習が終わり教室を出ると、柊の姿がありません。
中庭に出てみると、柊は青と一緒にいました。
急いで柊の手を引く太陽。しかし、柊はその手を振り払います。
柊は、最近2人がギクシャクしていて、辛そうに見えると言いました。
「喧嘩したなら、仲直りしてください!」
柊は、嬉しい時や悲しい時にいつもそばに人がいてくれることは、当たり前のことじゃない。とても幸せなことなのだと語ります。
4人の関係を憧れを持って見ていた柊は、簡単に壊してはダメだとわかって欲しかったのです。
「私は、仲良しの太陽くんたちがいいんです」
太陽は、焦って幼稚なことをしたことを青に謝ります。
「青は、俺の大事な友達だから」
太陽はこれからは「柊がちゃんと好きになってくれる俺になる!」と決意し、青が柊のことを好きになるのを止める権利はないけど、譲る気もないから受けて立つと宣言します。
「後悔しても知らないよ?」
青が微笑みます。
でも、太陽にとっては青と仲が悪くなる方が絶対に後悔すると思っていました。
青の変化
次の日、青は寝坊もせず3人を通学路で待っていました。
4人は久しぶりにバカをやりながら学校へ行きました。
だけど、その次の日から青は学校に来なくなりました。
青の姉・紅(鈴木ゆうか)に聞いてみると、なんと青は東京で芸能活動をすることを決め、芸能コースのある学校に転校したと言います。
そして、今日青は上京することになっていました。
バスの出発時間を聞いた太陽は、柊を連れて学校を飛び出します。
太陽たちは、青がバスに乗り込むギリギリのところで、青を引き留めることができました。
太陽は、黙って出て行く青に対して文句を言ってしまいそうだからと、柊を残してその場を離れます。
青は、おせっかいな太陽の後ろ姿を見て、思わず笑ってしまいます。
柊は、青に「短い間でしたが、楽しかったです!」と笑顔を見せました。
「いってらっしゃい!」
青は、最後に柊に伝えたいことがあると言って、柊を抱き寄せます。
「ありがとう」
そう言い残して、青はバスに乗り込みました。
男同士はサイコー!
青は、バスの中で素直に自分の負けを認めます。
だけど、この恋で誰かを好きになることや色んなことを教わりました。
自分が大切なものを持っていることにも気づかされました。
「だから、俺は大丈夫だ」
青の目から、とめどなく涙が溢れてきました。
青は、人目をはばからず泣きました。
すると、通りの向こうで太陽、刀磨、偉人がバスを追いかけてくるのが見えました。
「俺たちずっと青のダチだから!」
「絶対帰って来いよ!」
拳を突き出す太陽に向かって、青も拳を向けます。
「太陽!次はお前の番だ!」
その帰り道、太陽は遂に柊に告白をします。
「柊!大好きだ! 俺と付き合ってください!」
柊は、戸惑いながら「私なんかでいいんですか?」と聞きます。
太陽は柊の手を取り「柊じゃないとダメなんだ」と答えます。
柊は微笑みながらうなずき、晴れて2人は恋人同士になりました。
1年後。
青は『イケメン彼氏様』と呼ばれて、芸能界で大活躍していました。
今日は、そんな青が1年振りに帰って来る日です。
柊は、梨香(香音)とお菓子を作るからと出かけていきました。
3人が屋上で待っていると、少し照れ臭そうに青がやってきました。
太陽は、青にいつもの飴を青に食べさせます。
「おかえり」
「ただいま」
4人はあっという間にいつもの4人になったのでした。
ドラマ『春は短し恋せよ男子。』 第10話 感想&まとめ
はじめは「女なんていらない」と言っていた4人でしたが、初恋を経験したことで一回りも二回りも成長していきました。
太陽は、いつの間にか女子の本音を聞こうとしなくなりました。
恋模様も友情物語も、ベタな展開が続く内容でしたが、このベタ加減がとても良かったです!3ヶ月間胸キュンをありがとうございました!