学生時代に憧れていたひとを今でも覚えている?
眩しくてキラキラしてたあの人。
あれはただの憧れだったのか、それとも恋だったのか…
いま思い返してみても青すぎな春。
第10話は、憧れの人に想いをよせる男子高校生の胸の内が描かれます。
青春のトキメキと苦味が詰まった切ない恋バナです!
目次
ドラマ『花嫁未満エスケープ』前回第9話のあらすじと振り返り
“幸せの見つけ方”という本を読むほど、脳内が落ち着かない柏崎ゆう(岡崎紗絵)。
高校時代付き合っていた深見一(浅香航大)との復活愛で、幸せ絶頂なはずの時期なのに…
どこかモヤモヤするのは、彼が自分を抑えて“全てゆう合わせ”になっているからです。
2人の関係の軌道修正をはかるべく、ゆうはディナーパーティーを企画します。
“自分も相手も大切に”をモットーにして行った食事は大成功!
ずっと一緒にこのままの関係を保っていけたならって思えてきた矢先…
ゆうの母(岡まゆみ)の乳がんが再発します。
ゆうは仕事を辞めて地元に戻り、母と支えながら暮らすことを決意します。
すると、深見も自らも一緒に帰って実家を継ぐと言いだして…
「結婚しよう!」
ふいに彼から受けたプロポーズ。
ゆうは深見からもらった指輪を外し、そっとテーブルに置きました。
第10話後半で、彼と彼女の本心がぶつかり合います。
そして今回もまた…意外な結末を迎えることに!
【ネタバレあり】ドラマ『花嫁未満エスケープ』第10話あらすじと感想
大切なことを気づかせてくれたのは彼女(岡崎紗絵)だった…
「俺は…みんなのやりたいのができたら、それが一番いい。」
高校時代の深見一(浅香航大)は、クラスメイトから文化祭の出し物希望を問われ…
波風立てるのが嫌で、誰かと対立するのを恐れて、当たり障りない返答をします。
浅香航大&岡崎紗絵の貴重な制服姿が眩しい!
唐揚げ屋台とコスプレカフェ、2つの意見に分かれます。
それまで黙って聞いていた柏崎ゆう(岡崎紗絵)がここぞって場面で発言!
「どっちの意見も取り入れて“なりきりカフェ”ってどう?」
ゆうの案にみんな大賛成!
みんなが一瞬で同じ方向に向いた…
それを目の当たりにして、深見はゆうに尊敬の眼差しを向けます。
ゆうと深見の班の担当はカフェの内装係。
下校しながら考えますが、決まらない…
今度は、インテリア好きな深見が勇気を出します。
「本棚とか、観葉植物とか、黒板でできた立て看板とかは?」
深見の案は採用!
少しでも憧れのゆうのようになりたいという思いが実を結びます。
ゆうは、深見に変わるきっかけをくれたスーパーヒーローでした。
“憧れ”から“好き”へ…募る想いが実を結ぶ!
文化祭当日、深見は新撰組の格好をして、ゆうはメイド服を着ます。
深見は接客する彼女から目が離せなくて…
この日を境に“憧れ”から“好き”へ。
憧れているだけじゃどんどん足りなくなって…思いが募って告白!
深見の思いは伝わり、2人は付き合うことになります。
しばらくして、深見は「なぜ自分と付き合ってくれたの?」とゆうに聞きます。
彼女は「自分をもっている深見くんがかっこよかったから」と答えます。
なりたい自分に少しだけ近づけた気がして、その言葉が死ぬほど嬉しかった深見。
ある日、2人で行った図書館にて。
彼が熱心に見ていたのは差し込む光。
深見がきれいに光が入るよう計算されているのを感じて感動していると、ゆうがひと言。
「建築とかインテリアが好きなんだね。文化祭の内装を考えてる時も楽しそうだった!」
このとき、ゆうは深見に今につながる“気づき”を与えてくれました。
スーパーヒーローになれなかった高校生(浅香航大)が、彼女からエスケープ!
高校3年生になり、本格的に進路を決める時期に差しかかったとき。
アパレル系の仕事に就きたいゆうは東京の大学の服飾科へ進むことを迷わず決めます。
「深見くんも上京しよう!きっと、東京には素敵な建物いっぱいあるよ?」
彼女の言葉もあって、建築家になる道を現実的に考えはじめた深見。
一級建築士は合格率1割の狭き門。
東京にある大学の建築学科を目指そうとしていましたが、土壇場でひるんでしまい…
結局、深見は推薦で地元大学の農学部へ行くことに。
少しだけ彼女みたいになれたと思っていたけど、自分は少しも変わっていなかった!
その頃から、深見は自分のカッコ悪さにいたたまれなくなり、ゆうと距離を置きます。
やりたいことに迷わず進む彼女は輝いていて、苦しくなるほど眩しい。
急に冷たくされて傷つく彼女の気持ちを考えられないまま…
深見はゆうから逃げてしまいます。
そして迎えた卒業式。
深見は最後の勇気を振り絞って、ゆうに寄せ書きのメッセージをお願いします。
本当は彼女に「俺なんかと付き合ってくれてありがとう」って言いたかった…
でも、思いを告げられないまま2人は別れます。
再会して3秒で…また彼女(岡崎紗絵)に恋をした!
ゆうのメッセージは“少しでも私を見てくれてありがとう”でした。
本当は自分が彼女に言いたかった言葉。
それを読んで、己の不甲斐なさとカッコ悪さに泣いたあの日。
深見は再び大学を受け直すことを決めます。
「なりたい自分になるために、自分らしく生きるために…そして、憧れの彼女に堂々と胸を張れる自分でいるために。」
深見の並々ならぬ決意が伝わってきます。
たとえもう二度と会えなくても、彼女に誇れる自分でいたい。
頑張ってきた深見に思いがけないチャンスが訪れます!
駅でゆうに再会した夜…深見は再会して3秒でまた彼女に恋をしました。
「今度は傷つけないように大切に。彼女の気持ちに寄り添って、思いやって…これから先もずっと一緒にいられるように!」
再会を果たしたあの日から、深見はそれだけを考えてゆうのそばにいました。
だけど、いま…ゆうの薬指から指輪が外されテーブルに置かれました。
深見くんはどこにいるの?“これからをはじめる準備”をしよう?
「深見くんのすることの中心には、どうしていつも私がいるの?」
泣き枯らした微かな声でゆうが聞いてきます。
「深見くんの中心に深見くんがいなかったら…深見くんはどこにいるの?」
大好きな趣味も仕事も…ゆうと付き合う前まで深見が大事にしていたもの。
それを全部簡単に手放そうとする彼をゆうは心配します。
「私がいることで変わってしまったのだとしたら…」
彼女の言葉を遮って「違う、昔からこういう奴なんだ」と告げる深見。
自分を持ったかっこいい人になりたかったけど、変われなかった。」
「ちゃんと前に進めてる!深見くんは十分かっこいいよ!」
「別れ話してるのに、そんなこと言わないで…」
不意打ちの“褒め”に、どう対応していいかわからなくなった深見。
すると、ゆうは「別れたいんじゃない…」と別れを否定!
ゆうは深見に、隣にいてもお互いを好きでいられる関係になりたいと告げます。
またもや彼(浅香航大)がエスケープ!?唐突な恋の終わり。
「深見くんのおかげで自分が見えてきた。でも、まだ私が強くならなきゃ…だから、これからをはじめる準備をしよう?」
深見の手をギュッとしながら、ゆうが語りかけます。
なりたい自分を見失わないよう、お互いがいない環境で自分自身としっかり向き合いたい!
彼女は彼に“2人の課題”を提示します。
「なりたい自分になって、ちゃんと自分を好きになって…その先にお互いがいる。そんな時間を過ごしてみたい。ダメかな?」
深見はゆうを抱きしめて「やっぱすごい…ずっと俺のスーパーヒーローだ」と囁きます。
翌朝、深見は置き手紙を残して部屋からいなくなりました。
“こんな俺と付き合ってくれてありがとう。やっぱりゆうは眩しすぎる。”
彼が残したこの言葉で、ゆうは深見にフラれたことを悟ります。
深見のいない深見の部屋。
ゆうは地元に引っ越すまではホテルに泊まることにして、彼のいない部屋を出ます。
ドラマ『花嫁未満エスケープ』の次回に期待するもの
憧れが眩しすぎる…わかりすぎてツラい。
この“逃げ”には続きがあることを期待したい…!!
第11話は、別れた彼・松下尚紀(中川大輔)が再び。
ゆうの地元でまた恋の波乱が…
悔い改めたおこちゃま元カレが猛プッシュ&プロポーズ!
気になるのは、ゆうが純白のドレスを着ているシーンが流れたこと…
果たして、ゆうは誰のためにウェディングドレスを着るの!?