『腐女子、うっかりゲイに告る。』第6話あらすじ・ネタバレ感想!純がゲイでも好き?紗枝が出した答えは?

ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』第6話あらすじ・ネタバレ感想!

出典:NHKドラマ公式Twitter

安藤純(金子大地)がゲイだと学校中に知られ、ついには教室から飛び降り、命を落とそうとしました。

一命はとりとめたものの、その先に待つ純の未来はいかに。

そして、好きな人が自殺しようとした瞬間を目の前で見てしまった三浦紗枝(藤野涼子)や、友人の高岡亮平(小越勇輝)、そして純を気持ち悪いと言った小野雄介(内藤秀一郎)はどんな行動を起こすのか。

色々な人の想いが交差する『腐女子、うっかりゲイに告る。』第6話のレビューをどうぞ。

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『腐女子、うっかりゲイに告る。』第6話あらすじ

安藤純(金子大地)は、紗枝(藤野涼子)との会話を聞いて激怒した小野(内藤秀一郎)と大げんかをし、自ら校舎から飛び降りてしまい、大けがをして入院する。

見舞う母・陽子(安藤玉恵)は明るく振る舞うが、「純くん、男の人が好きなんだってね。」と話す。

純はせきを切って抱えていた思いを母に吐露する。

純がゲイであることを知った紗枝(藤野涼子)は、同好の仲間とマンガを語り合う日々に戻るが、気持ちを整理できずにいた。

登校してきた亮平(小越勇輝)に紗枝は声をかけ、純と亮平の幼い頃の思い出の場所を案内して欲しいと申し出る。

思い出の場所を二人でめぐった後、紗枝は亮平に提案する。

「一緒に安藤君のお見舞いに行かない?」病室で紗枝はお気に入りのBLマンガを純に渡す。
出典:『腐女子、うっかりゲイに告る。』公式ページ

【ネタバレ】『腐女子、うっかりゲイに告る。』第6話の感想

体はまだ生きたいんだと悲鳴を上げている。心はもう死んでいるのに

教室から飛び降り自殺をしようとした純(金子大地)だったが、死ぬことはなく、病院に運ばれました。

骨折と打撲で1ヶ月の入院を余儀なくされた純ですが、本当はその痛みさえ感じることなく死にたかったのでしょう。

体はまだ生きたいんだと 悲鳴を上げている

心はもう死んでいるのに

このモノローグが、純の心が生きていたくないという想いをよく伝えてくれました。

あれだけの大事件が学校で起こったのですから、当然母親の陽子(安藤玉恵)の耳にも入り、純の身の回りのことをするため、病室にいました。

幸い、個室しか空いていなかったために、陽子は思いきって切り出しました。

純くん、本当は男の子が好きだったんだね。

純が一番恐れていた事態はここでやってきたと、息を呑みました。

陽子は、本当は憧れじゃないの?と、素直に受け入れてはくれません。

やっぱり、心の中では息子が同性愛者であることを否定したいように見えました。

しかし、それは純にとって自分を否定されたも同じです。

純は怒り、「なんで僕なんか生んだんだよ」と、返せない言葉をぶつけました。

何もすることができない陽子ですが、純のためならなんでもすると言ってくれました。

その結果、純は引っ越しを提案します。大阪に行けば親戚がいる。

そこへ行って、今の生活と切り離すのも悪くないのでしょう。

そうすれば、今一番話をしたくない佐々木誠(谷原章介)とのつながりも断ち切れるわけですから。

見舞いに来ることのできない誠。

退院したら会おうと言いますが、純は気持ち悪いと言われたせいか、それさえも否定したい想いでいっぱいでした。

生きていてくれて良かったと思う反面、生きながらえたせいで、純の心はボロボロになってしまったなと感じて仕方がないです。

紗枝(藤野涼子)は純(金子大地)と亮平(小越勇輝)の思い出を知る

純が飛び降りて以来、亮平(小越勇輝)は学校を休んでいました。

親友の告白と自殺はショックが大きかったと言えます。

紗枝(藤野涼子)や小野雄介(内藤秀一郎)は、純が飛び降りた場所に立ち、彼がどんな想いだったのか、答えなど出ることはないのに考え続けました。

明らかに元気のない紗枝。

すると、腐女子友達は、純と何かあったことをすぐに見抜きます。

さすがに自殺をしようとしたことまではわかりませんけど…。

しかし、その一端には、紗枝が純のことをよく知らないし、自分のこともまだ全部さらけ出していないのではないかと言われます。

数日が経ち、亮平が学校へ復帰すると、紗枝は亮平に時間を取ってもらい、純との思い出の場所へと連れて行ってもらいました。

その場所はなんてことはありません。

純と亮平が出会い、今でも2人で話したり、遊んだりする公園でした。

そこで亮平が純の話をすると、紗枝は純がここでゲイであることを隠し、悩んだりしていたんだろうなぁと考えます。

純が好きなQUEENを聞きながら、純がうつむきながら座ったであろうブランコの隣に座り、いない彼を知ろうとします。

その曲は「Somebody to Love」

この曲の出だしを和訳すると、

―誰か 僕に 愛する人を 見つけてくれないか?―

どうして生まれてきたのか、愛情を求めた純の想いも、この歌の中に込められていました。

ここまでこのドラマを見て、悩んだり嘆いたり葛藤する純を見ていたら当然生まれた想いであるとは分かりますが、それに気づける紗枝はすごいです。

BL(=ボーイズラブ)はSFだったとは驚きだ

紗枝は亮平を誘い、そのまま純のお見舞いへと行きました。

顔を合わせたら気まずいだろうなぁと思いもしましたが、亮平が勢いよく純に抱きつきに行ったことで、そんな空気は払拭されました。

亮平、骨折してる人間に全力で体当たりしていくとか…まるで主人が大好きな子犬です。

そこがまたかわいいんですけれど、純の中では亮平が自分のことを大事に思ってくれる気持ちは嘘ではなかったと安心したことでしょう。良い友達です。

そんな亮平が、気を使って純と紗枝を2人っきりに。

亮平、どこまで良いヤツなんですか。

すると紗枝は、差し入れと言って袋を差し出します。

中に入っていたものは…BL漫画でした。よく考えれば、ふたりの距離が縮んだきっかけはこれでしたね。

一緒に読もうという紗枝でしたが、純は一人で読むと言います。

そして、読み終わってLINEでこれを報告すると、「どうだった?」の即レスです。

「ゲイが多すぎる」

まぁ、BLってそんなもんです。

幾度となくBL本をお見舞いに持ってくる紗枝は、ある時こんなことを言い出しました。

どこかにBL星というのがあって、そこにいる男性たちは、同性を愛することに対して肯定的なの。

そうですか、BLとはファンタジーではなくSFだったんですね。

純と同じ感想でした。

ゲイであることが当たり前に肯定的。

「僕も行きたいなぁ、BL星」

純がこぼした言葉に、紗枝は真っ直ぐな目で言いました。

「私も一緒に行きたい」

純のことを絶対にあきらめないと宣言した紗枝ならば、どこまでもついて行くでしょう。

しかし紗枝、BL星に行ったら、純を巡って嫉妬が絶えなくなりそうですが大丈夫ですか?

なんて思いながらも、今までギクシャクし続けた二人の想いが、つながった瞬間でした。

ここにきて、「切ない」が消え、ホッとしました。

『腐女子、うっかりゲイに告る。』第6話まとめ

「好きになった人がゲイだった私はどうしたらいい?」

前回の第5話で、紗枝は純にカミングアウトされたとき、そう言いました。

でも、自分の中で答えは出たみたいです。

それでも純が好き。それでいいのです。

そして、絵のコンクールに入賞した紗枝は、終業式で表彰をされるらしいです。

その晴れ姿を純にも見てほしいという紗枝。

学校に行きたくないでしょうが、純はこれを受け入れるみたいです。

そして、次回予告にて、その舞台上で紗枝が衝撃の告白をします。

「私はBLが大好きでーす!」

紗枝!?何をしているの?このとき純はどうするの。

安心はしたものの、やっぱり目が離せません。

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