高校3年生の熱い夏…
青春をやり切って、とびきり切ない夕暮れを迎えた経験がある人も少なくないはず!
第12話「前進」は、クールドジ高校生(17)が所属している送球部がインハイをかけた大会に挑みます。
高校生たちの“とびきりの青春の煌めき”にきゅんとする回!
そして、新しい5人目のクールドジ男子が初登場しちゃいます!
目次
アニメ『クールドジ男子』前回第11話のあらすじと振り返り
“自らの日常は語れるほどの日々ではない”と感じている一倉颯(CV.小林千晃)。
ドジな颯は、はたから見ると十分刺激的な日々を過ごしているけど本人の自覚なし。
そんな彼に、友達の黒崎(CV.八代拓)のおかげで合コン参戦チャンス到来!
女子と無縁な人生を送ってきた大学生の颯が、初めての合コンへ。
その中の1人・ミキ(CV.高野麻里佳)は、颯に対して積極的にアプローチしてきます。
連絡先を聞かれますが、颯のスマホ画面は真っ黒で応答せず!
「教えることができません…」
スマホが壊れていると思った颯が断り…ミキはフラれたと感じます。
(本当は充電切れだっただけ&フッたつもりもないのに…)
2人の勘違いが重なり、関係は進展することなく終わります。
陽キャ人たちとの交流にちょっと疲れて帰宅した颯。
そんな彼に“日常の煌めき”を与えてくれたのは、ドジ同志・二見瞬(CV.内山昴輝)からのハンドボール試合へのお誘いメッセージでした。
第12話では、高校生ドジさんの瞬が泣けるほどまっすぐに“青春”します!
【ネタバレあり】アニメ『クールドジ男子』第12話あらすじと感想
クールドジ送球部高校生の“負けられない戦い”がはじまる!
二見瞬(CV.内山昴輝)が所属するハンドボール部の大会当日。
イイ所を見せるため、今日の試合に大事な人たちを何人か誘っています。
なので、瞬は「もうダサいとこみせない!」と気合い入りまくり!
瞬に誘われた一倉颯(CV.小林千晃)&三間貴之(CV.梅原裕一郎)が、応援するために大会会場にやってきました。
「来てくれてあざーっす!」
2人に元気よく挨拶しながら、一礼する瞬。
もちろん蒼真も誘われて楽しみにしていました。
瞬のカッコイイ姿を撮ろうとカメラまで用意してきたのですが…
うっかり全然違う別の線の電車に乗ってしまい、大遅刻中です。
「インハイ出場がかかった大事な試合をちゃんと応援したかったのに…間に合うかな。」
乗り直した電車にて、蒼真は不安げな表情を浮かべながら、流れゆく車窓を眺めます。
クールドジ年長組は、年下組のことがなにかと心配。
「たぶん、蒼真は間に合わない!」と断言する瞬。
それを聞いた颯は残念そうにします。
そこへ、先輩が呼びに来て、瞬は颯爽と会場へ入ろうとします。
ところが入口を間違えて…
指摘された瞬は「アップです!」と強がります。
蒼真のドジを聞き、瞬のドジを目の当たりにした三間&颯の年長組…
「この子達大丈夫だろうか…」と年下コンビのことを心配します。
「先輩たちとできるだけ勝ちあがりたい…俺、今日の試合も大切に戦います!」
瞬は恥ずかしそうにしながらも正直な気持ちを先輩に向けて語ります。
でも、瞬の目の前にいたのはバリバリ同級生な赤井(CV.高梨謙吾)で…
赤井は思わずサムズアップw
ワシッと瞬の頭を掴んだ先輩が「サンキュ…俺たちもそう思ってる!」と声をかけてくれます。
緊張が空回りしたまま試合開始…ガッチガチで大丈夫!?
先輩との魂の交流が終わると、ますます“勝ちたい”が高ぶる瞬。
あまりにもたぎり過ぎた瞬は、手足が同時に動いてしまいます。
瞬の空回りっぷりに一抹の不安を覚えながらも、試合開始!
キュッキュッ…シューズが床に擦れる音が響きます。
開始間もなく、瞬は先輩のパスを取り損ないます…
そして、そのミスの直後、瞬はシュートチャンスにヒヨッてパスを選択!
「いまのは…いつもは打ってるトコ!」と、瞬へ先輩の檄が飛びます。
ベンチで応援していた黄田(CV.山下誠一郎)が、ポーカーフェイスな瞬の緊張に気づきます。
いいタイミングで、蒼真が会場入り!
「遅れてごめん…もう大丈夫!一度間違えたから、もう同じことはしない!」
蒼真らしくポジティブに合流します。
さっそく、蒼真はカメラをスタンバイ!
緊張で瞬の調子悪そうだと聞いた蒼真は「瞬、ガンバレ!写真もバッチリ撮るよ~!」と大胆にも、試合中の瞬に話しかけて激励します。
瞬は、蒼真がまたレンズキャップを取り忘れていることに気づきます!
「あいつまた…あのときとおなじことしてダサッ!」
せめて、笑い飛ばせるくらいの男になろう!
瞬のチームは、相手に先制点を許してしまいます。
「いま一番ダサいのは俺だ!」
蒼真のドジのおかげで、スイッチが入る瞬。
家庭教師をしてくれた颯先生の恩に報いたい!
公園で転ぶダサい所を見られてしまった三間さんにカッコイイ所を…!
そして、尊敬すべき…ドジを笑い飛ばせる蒼真に俺のイイ所を見てほしい!
いいテンションになった所で、先輩からアイコンタクトがきてボールが瞬の元へ!
「俺も前に進めるやつになりたい!」
そう思いながら瞬が放ったシュートは、ゴールに突き刺さりました!
ファインダーを覗くと…視界は真っ黒で時すでに遅し!
致命的なドジにツボり、「ちょっと視界が真っ黒にw」と震え笑いがとまらなくなります。
レンズキャップを取る蒼真とコートの中の瞬の目が合います。
瞬は、蒼真を見て決意しました。
「どう生きてたってダサくなるなら…せめて、笑い飛ばせるくらいの男になろう!」
1つの青春が終わった夕暮れ…
「負けたなー」呟きをハモリながら、夕日に向かって黄昏る先輩たち。
「うち、ベスト8以上行けたことないっすもんね!」
容赦ないセリフを吐く後輩・青山(CV.天﨑滉平)。
柚山高校送球部の歴史を塗り替えることはできませんでした。
「いや、俺らの代でインハイ行くし!」と、瞬が宣言。
すると、先輩は「しょっぱな調子悪かった奴が何を!」と瞬に喝を入れます。
最後に、先輩は瞬のことを褒めてくれました。
照れた瞬を見て「お前ってホント可愛いよな!」と先輩。
可愛いが気にくわない瞬は、生意気な態度を取ります。
この試合を最後に引退となる先輩たち。
彼らにはこれから大学受験が待っています。
「先輩、来年俺らと同級生になったりして!」と冗談を言う黄田。
すると、先輩は「二見瞬じゃあるまいし、さすがにない!」と瞬を犠牲にして反論します。
1つの青春が終わった夕暮れは…
送球部みんなでわいわいと騒ぎながら過ぎていくのでした。
5人目のクールドジ男子は音楽系!?
可愛がってくれていた先輩たちが部活を去りました。
「もっともっと、俺自身が強くならなきゃ!」
きょうも二見瞬は、いつもの公園で日課のランニングをしています。
心を一進して、前進あるのみ!
いつもよりも、スピードをあげてランします。
そして、ワイヤレスイヤフォンが運んでくる大好きなあの曲を全力で熱唱!
ご機嫌に歌いながら走る瞬は、1人の男性とすれ違います。
その男性・五十嵐元晴(CV.古川慎)は、瞬のハナウタに驚いた顔をして立ち止まります…
五十嵐が思わず立ち止まったのには理由が…!
「先生、待ち合わせ場所は南口ですよ!またドジを?」
待ち合わせていた白川(CV.川澄綾子)が電話をかけてきて、ため息をつきます。
「東口だとばかり…ごめん。ため息は幸せ逃げるよ?」
焦る様子もなく穏やかなトーンでツッコミを入れる五十嵐に、ピリつく白川。
「そんなことより、さっき僕が書いた歌を口ずさんでいる少年とすれ違ったよ。」
瞬とすれ違ったことを嬉しそうに話す五十嵐。
白川はそのトークを軽く流し、五十嵐に動かないように言って電話を切ってしまいます。
「今日も怒ってたな…」と五十嵐は呟きながら立ち止まり、白川を待つのでした。
アニメ『クールドジ男子』の次回に期待するもの
“青春の煌めき”、眩しかったです!
時を経てだいぶ記憶を美化してしまったあの頃を思い出しました。
音楽系のおもしろそうな人物が初登場…クールドジ男子が5人に増えました!
第13話は「再会」。
誰と誰が“再会で繋がる”のか楽しみです!