『本好きの下剋上 第二部』第24話あらすじ・ネタバレ感想!神殿での冬、騎士団からの要請!

『本好きの下剋上 第二部』第24話

出典:『本好きの下剋上 第二部』公式ページ

冬は神殿にこもることになったマインは、何とかして心配する家族を説得することになります。

これが私の仕事だからと強く意見を伝えるマインに、ギュンターもようやく納得し、マインは神殿での冬支度をはじめることになります。

しかしそんな中で、急ぎでやらなければならないのは儀式用の衣装の発注と、祝詞を覚えることでした。

冬の奉納式の前に、騎士団からの要請があるからです。

衣装ができた数日後、狙ったかのように騎士団からの要請を受け、神官長と騎士団に連れられてマインはトロンベが暴れる戦地へと赴くことになります。

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『本好きの下剋上 第二部』前回第23話のあらすじと振り返り

図書室を訪れたマインの目の前には、ひどく荒らされた本たちが飛び込んできました。

収穫祭へ旅立つ青色神官の仕業だと確信して怒りに震えるマイン。

鼻息荒く神官長にくってかかり先程の神官を追いかけると豪語するマインですが、神官長にはやめておきなさいと止められてしまいます。

マインは、この機会に自分のための図書室にしてしまえばいいのだと、日本の十進分類法を参考にして図書室を整理することにします。

神官長の目録にあった魔術の本を入れるための棚を作りましたが、片付けが終わってみても魔術の本は一冊も見当たらないことを報告すると、本の分類法などがない世界でそんな知識を持っているマインに神官長は疑惑を深めていきます。

貴族院は貴族の子弟のための学校で、魔力というのは強大な力なので、その力を正しく扱えるように学校で学ばなければならないということでした。

だからこそマインにも魔術の本を見せるつもりはないと断言され、懇願したものの受け入れてはもらえないのでした。

そして、冬の間は雪が降るので神殿には行かないつもりでしたが、神官長に冬には奉納式があるので神殿にこもるように言われてしまうのでした。

【ネタバレ】『本好きの下剋上 第二部』第24話あらすじ・感想

マインの仕事

冬の奉納式に向けて、神殿にこもるようにと神官長から言われてしまったマイン。

冬は体調を崩して熱を出しやすいので家族が心配すると言いますが、家族が見舞いに来ることは許可するので神殿にいるようにと言われてしまいます。

マインが青の衣を纏うことを許されているのは、こういう儀式の時に魔力を必要とされているからに他なりません。

結局、マインは冬の間神殿にこもることになります。

神殿の部屋の方が暖かいから風邪をひきにくいと思うのでそっちのほうがいいんじゃないのか、というルッツの後押しをもらい、何とかして家族を説得しようとします。

絶対にダメだと言い張るギュンターに、マインは神殿にこもる、と言い切ります。

それが自分の仕事だから、神官長は最大限譲歩してくれているから、自分の仕事はきちんとこなしたいのだと伝えます。

それに孤児院の院長でもあるので、あの子たちの面倒を見なくてはという言葉をきっかけにギュンターも折れ、マインは正式に冬の間は神殿にこもることになりました。

あか

自分の仕事だ、ときちんと説明して理解してもらえてよかったですね…!

冬支度

孤児院で冬支度のために豚肉加工も行い、豚の皮を入手したマインは膠を作ろうと動き出します。

いよいよ本格的に冬支度をはじめ、新しい絵本を作ろうと意気込んでいたところにフランから祝詞を覚えるように、と言われます。

毎年この時期に騎士団からの要請が入り、儀式を行うのですが、今年は政変の影響で青色神官がいないのです。

そこで、マインが青色巫女見習いとして騎士たちの前で儀式を行うことになります。

それの準備として、祝詞を覚えてもらわなければとにこやかに厳しく言われ、マインは渋々勉強に励むことになります。

青色神官は神官長もいるのにと言うマインに、フランは「神官長は時と場合により、神殿業務より貴族の業務を優先させなければならないのです」とのことでした。

その数日後、儀式用の衣装が届き、部屋の冬支度も完了しました。

あか

フランがどんどんマインに優しく厳しくなるのがいいですね…!優秀な側仕えらしいです!

騎士団の要請

神官長とマインのもとに突然不思議な鳥が舞い込みます。

窓ガラスすらすり抜けてやってきた鳥からは男性の声が響きます。

内容は騎士団からの要請でした。

言い終わった鳥は石に変わり、神官長が「オルドナンツ」と呟いて杖を振ると、また鳥になって飛び去っていったのです。

バタつく部屋の中、フランは慌てて儀式用の準備をします。

フランに連れられて貴族門へ集合したマイン。

そこにいた神官長は騎士団として参加するので、鎧姿で待ち構えていました。

マインの儀式用の衣装を見た神官長は、マインをくるりと回らせて衣装を確認し、見慣れぬ柄だが予想以上の出来だと褒めます。

そして一つの指輪を貸し与えてくるのです。

ファンタジックに開かれた貴族門の向こうには、綺麗な貴族の街並みが広がっていたのです。

さらにそこには騎士団がずらりと並んでおり、隊長であるカルステッドは神官長フェルディナンドに傅きます。

貴族らしく挨拶を受けたマイン。

そこからさらに魔石を変化させたフェルディナンドの騎獣に乗ってマインは出立します。

空を飛ぶ獣達は騎士たちを乗せて颯爽と空を駆けていきます。

やがて完全に見えてきたのはマインにとっても馴染みのあるトロンベです。

しかし、そのサイズは非常に大きく、危険なことがひと目で分かります。

マインの仕事は騎士団がトロンベを討伐したあと、魔力を奪われてしまった土地に魔力を注ぎ込み大地を癒すことです。

それまで待機を命じられ、マインは大人しく従います。

あか

トロンベってあのサイズになるんですね、映像で見ると迫力があります…!

騎士団の要請

マインの護衛に選ばれたのはダームエル、シキコーザという騎士です。

木々が倒れていき、魔力を奪われていく様を眼前にしたマインは、戦いに赴く騎士たちに加護の祈りを捧げます。

指輪から祝福が飛び出し、騎士たちの上から雪のように降り注ぎます。

頭の痛そうなフェルディナンドはくれぐれも大人しくと再度伝えて、トロンベの元へと向かいます。

見送るマインに「意味のない祝福だったな」と嫌味っぽく声をかけたのは、護衛であるはずのシキコーザでした。

あか

不穏な雰囲気…!どうなるんでしょうか!

『本好きの下剋上 第二部』第24話あらすじ・ネタバレ感想まとめ

不穏な空気ので終わった今回ですが、次回どのようになるのでしょうか…!

また、個人的にはフェルディナンド様に注目しておりますので、次回のお話でもめいっぱい活躍していただきたいですね!

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